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●地元「日進小学校」の子ども達

 
日進小学校第2学年全児童3名の子ども達が、たかな漬けの体験学習をした新聞を作ってくださったことを知り、担任の辻先生にお願いをして見せていただきました。

 ローカいっぱいに貼られた「
たかな新聞」のすばらしさに、目を見張りました。最初お伺いした時には途中まででしたが、続きも作ってくださり、また驚きました。

 「たかなご飯」に「めはり」、そして「たかなチャーハン」を作って食べている
三人の笑顔を目にした瞬間、私の顔が思わずほころび、“嬉しいやら有り難いやら可愛いやら”で胸が一杯になって、眼鏡が曇ってしまいました。

 この
三人の子ども達が、教室に三つの机を並べ、肩を寄せ合って一生懸命書いてくれたのだと思うと、「これはもっと多くの人に見事な観察記録と笑顔を見ていただきたい」と、今回ホームページにアップさせていただきました。

 辻先生を始め2年生
三人の皆さん、素晴らしい宝物をいただき有り難うございました。桜の花が咲く頃には、3年生です。いつまでも三人仲良く、楽しく、この笑顔を忘れないで、勉強に運動にと頑張っていただきたいと思います。

 では、「
たかな新聞」と、生産者でもある加工部長兼副組合長のたかなのおばちゃん『坪井先生』のコメントで〜す。

 種が小さくて、その種をまく時は爪楊枝で一つずつ穴の中に入れたね。

 土の色と種の色が同じなのでとっても大変でしたが、皆さん上手に入れました。

 苗づくりのトレーから出すと、根がよく巻いてました。

 畑に植え替えて、大きくなるのを待ちました。
 
 外葉は色も形も味も良くないので、下から4〜5枚とって捨てましたね。

 青虫も出て、葉っぱを穴だらけにされてしまいました。

 一度も消毒しなかったよー。
 
 たかな漬けをしました。

 良質のみごとなたかなが出来て、漬け込みも、揉む作業も、仕上げも、皆さん上手に出来ました。

 さあー、めはり作り。

 エプロンに三角巾をかぶって、大ハリキリ。

 自分で作った漬物で、おいしい体験をしましたね。

 皆さん、本当によく頑張って言うことをよく聞き、感心しました。



                    <坪井>
辻先生に、たかな体験学習をした経緯について、お聞きしました。
 いつもお世話になり、ありがとうございます。
 2年生がたかな学習をした経緯についてお尋ねいただきましたので、ご報告申し上げます。

 3年生から本格的に社会科で地域学習が始まります。その布石として、2年生の生活科で以下のことを願って学習を進めて参りました。

  ・たかなが飛鳥の特産物であることを知り、郷土に愛着をもってほしい。
  ・気候の特徴を生かした、地域の方の知恵に気づいてほしい。
  ・地域の方とふれあいをもちたい。
  ・一から育て調理することで、食育にもつなげたい。

 この学習が、子どもたちにどう残ってゆくのかわかりませんが、坪井さんに教えて頂いている時の子どもたちの真剣な顔、そして収穫した時の喜びの表情をみると良かったのだと思います。

 みなさんに親切・丁寧にご指導頂き、深く感謝しております。
 今後とも小学校の教育にご支援頂けますようお願い申し上げます。
                                           <辻>


○2月1日(金)

 辻先生と
三人の子ども達が、野外授業の帰り道にわざわざ立ち寄ってくれました。
 可愛い顔をした
三人は、事務所に入ると一列に並び、「ありがとうございました」とお礼の言葉をくださいました。とっても嬉しかったですね〜。

 地域の
子ども達と素晴らしい“ふれあい”が出来ましたことを、心より感謝いたします。

 私たちの方こそ 「ありがとう」。