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すっぽんの卵
冬場の雌のスッポンは、お腹の左右に十数個程度づつ卵を持っています。来夏の産卵のための卵ですが、中には小粒で未発達のものもあります。調理の際に取り出した卵は、筋子のように袋に入っているため、丹念に割らないように取り出します。綺麗な黄色の卵は、様々な形でスッポンのコース料理に花を添えます。その中でも、味噌に1〜2日漬けてアメ色になった卵は格別の珍味といえます。 |
すっぽんの生き血 スッポンの生き血は、スッポン料理には欠かせないようなアイテムになっています。しかし、生体には多くの微生物が存在している可能性もあり、調理過程でも酸化が激しく変色しがちです。そのため、生き血は、抽出したら直ちにアルコールで割ることをおすすめします。お店によってはジュースで割られていることがありますが、その前にアルコール処理を行いましょう。特に、お酒
焼酎やホワイトリカーなどのアルコール度数の高いものを使用しましょう。アルコール度数が高いと変色防止にもなり、冷凍保管しますと長期保存も可能です。 |
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