25期生が卒業しました。

 

 

学校長 槙 系 式辞より 抜粋 近江八幡市立看護専門学校を卒業される43名の皆さん、本日はおめでとうございます。縁あってあらためて皆さんの門出をお祝いすることになりました。これを世間では、そのようになる「巡りあわせ」「縁(えにし)」と言うのでしょう。今まで育った境遇や環境も違った皆さんが、同じ学校に集って卒業の日を迎えることができる、これも縁(えにし)です。 医療の世界は社会の縮図です。人生の大先輩が尊厳ある終末を迎える場であり、生きることの意味を知らないまま生命を与えられた新生児が、自己主張する場でもあります。お互いを理解し合えるということ、その事自体が理想です。 患者中心と言っても表面的な阿諛追従では、患者さんからの信頼は得られません。信頼は知識が豊富であるとか、技術がしっかりしているというだけでは得られません。尊敬に値しない人に、まず、信頼の気持ちを寄せてはもらえないでしょう。尊敬とはたゆまない自己研鑚を重ねる者に対して、他者から自然に向けられる眼差しなのだろうと思います。 皆さんは単に国家資格をもった看護師にとどまることなく、これからもひとりの人間として、その人間性に磨きをかけ続けていただきたいと思います。看護師という重い社会的要請に応えるためにも、どうか、その高い志をを持ち続けてください。そして、自分を見失わないでください。

2016年03月04日