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平成19年度の当財団の重点政策の一つに「地球温暖化・環境問題」を掲げており、 今回はその一環としてラムサール・センター等と共に主催しました。
なお、来年は 「ラムサール条約世界大会」が韓国で開催されます。今回はそのプレイベントとして の子供大会です。
KODOMOラムサール〈琵琶湖〉湿地交流会  開催されました
開催日時:  平成19年9月8日〜9月9日

開催場所:  近江八幡市琵琶湖畔の休暇村、近江八幡市内、沖島小学校

主   催:  ハートランド推進財団・東近江水環境自治協議会・ラムサールセンター
 

平成十九年九月八日、九日の二日間にわたって、KODOMOラムサール〈琵琶湖〉湿地交 流会が近江八幡市琵琶湖畔の休暇村、近江八幡市内、沖島小学校で開催された。
第一 日目は午前中、開会式が休暇村西館ホールで、ラムサール・センター会長の安藤元一氏、近江八幡市長 冨士谷英正氏の開会宣言並びに歓迎の辞によって開始された。

最初の全体会議でグループ活動の説明が行われ、昼食後、三班に分かれて各市内の目的地先にフィールド・ワークに出かけた。
A班 安土町老蘇小学校 ビオ・トープ園で昆虫採集、水棲植物の採集観察
B班 北里学区野村町の日野川周辺の小川での魚とり、水質の検査
C班 八幡堀散策をし、その歴史と機能の解説、びわ湖揚水施設の機能、奥津島神社の景観、歴史、西の湖(内湖の機能)
各班、地元の人達の解説を聞き、学習した。

午後四時半、小田ヶ浜湖畔から乗船、夕波を蹴立てて沖島へ渡った。 参加者全員が楽しみにしていた夕食は、沖島の湖東富貴婦人会の心づくしの沖島料理であった。夕食後、グループごとのワークショップ、「日頃の活動内容の交流・一日目のふりかえり」「各グループのメッセージづくり」をテーマとして更に学習を重ねた。就寝までは、他の地方からの子ども達と交流の一刻を楽しんだ。
一方、大人達の間でも、ラムサール・センター事務局長の希望により、地元の人達の懇親交流会がもたれた。六〜七十名の人達が公民館の一間で、和気あいあいの雰囲気の中で交流がなされ、夕刻の七時半から十時まで続いた。川居初朗夢プラン会長もたいへん喜んでおられた。

翌日(九日)、地元の代表の奥村氏より「沖島の暮らしについて」の話がなされた。次いで体験活動「沖島のことを知る時間」がグループに分かれ、歴史ある神社、寺院、 ケンケン山散策、弁天浜訪問等、沖島資料館の見学が行われた。西福寺では、この湿地交流会のために、滋賀県知事 嘉田由紀子さんが来島、子ども達のために分かりやすくお話をしていただいた。
昼食後、総括のための全体会議が行なわれ「二日間のふりかえりとメッセージつくり」 が子ども達によって真剣に討議された。その結果が頭書に掲げたメッセージの内容である。今日九月九日、KODOMOラムサール〈琵琶湖〉湿地交流会の参加子ども一同の全 世界への切々たるアピールのメッセージとなった。

閉会式の後、子ども達一同の写真撮影を行ない、このメッセージの紙に参加者全員が署名をし、来年の世界大会への大切な発信資料が完成した。そして子ども達及び関係者達は、別れを惜しみながら手を振って船に乗りそれぞれの故郷に向かった。

私は沖島21世紀夢プランの構築作成の基本に川喜田二郎先生(元東京工大教授)のKJ法の理念が大いに与って力があったことを改めて感じ、次の上京の際に先生に報告するつもりである。

ハートランド推進財団
理事長 前田 典夫 報告

嘉田滋賀県知事のお話を聴く
KODOMOラムサール

参加した子供たち 
KODOMOラムサール
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TEL 0748-33-5510  FAX 0748-33-5697
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