ばら日記2017

ばら栽培あれこれの日記(不定期)    

年月日
2017.12.8  12月の横浜イングリッシュガーデンへ

 12月初旬に横浜に行く機会があって、12月ではありますが休日をとってあこがれのYEG(横浜イングリッシュガーデン)に行ってきました。
 横浜で乗り換えて相鉄から一駅で下車、10分歩いて巨大な住宅展示場を歩き、その奥にYEGはありました。スマホのナビで到着です。
 


冬なので入場料は500円・・・その前にYEGのレストランでお昼タイムです。 頼んだパスタ美味し・・水菜と釜揚げシラスとアサリがトッピングされてまして・・・かなり酸味がきいてましてそれが美味しい。。。何だろうとと具を見るとキノコのピクルス(マッシュルーム・エリンギ・ヒラタケ)の酸味で初めて味わう味でした。
 

 中に入ると、12月だというのにバラの花がかなり咲いてまして、驚きました。。うちとエライ違いです。。 クリスマスの仕掛けが面白い・・ 有名な薔薇のトンネルはさすがに花は咲いておらずでした。
 

 トンネル抜けると中央に芝生があって、そのまわりがバラの回廊になってました。 道幅が80cmくらいで両脇にずっとバラが植わってまして、広さはそれほどでもないですが、バラの種類がめちゃ多いです。バラの他に低木と多年草・一年草が植栽してありました。 このバラノヴァーリスですが、うちのより花が大きくて香りが強い・・ナニが違うんだろう・・他の花も香りが強くて良い感じです。


 ジョルジュ・ダンジャン 綺麗・・・


 ガーデンパーティ・・こんなに綺麗なんだ・・


 キタインて書いてありました・・・


 フォーユー・・・めちゃ花が咲いてました・・・1番花並です。


 ラ・ローズ・ボルドー・・・きれい・・・花の色毎にセクションが区切られていました
 

 シェアリング・ア・ハピネス・・・花いっぱい・・良い名前・・河合さん作出


 レトランジェ・・河合さん作出・・・河合さんのガーデンなので河合さんの品種が沢山ありました


 横浜駅からみなとみらい線に乗り換えて元町下車・・・NHK趣味の園芸でおなじみの遊ガーデンを見に行きました。。 海野見える丘公園のフランス山にどーんとありまして、けっこう広いけど入り口に柵がしてあって、門の前から眺めるだけです。柴田の表札が・・ 

 
 海野見える丘公園には小さなバラ園があって、香りのお勉強ができます。。いいところだなあ・・
   
 
 
2017.10.29  自宅のバラ 夏〜秋

昨年、露地に植えたグランデアアモーレが、今年は巨大に剛直に真っ直ぐ3mくらいシュートが伸びて、今のフェンスには誘引しきれなくなったので、この冬はフェンスを上に増設して誘引しようと思います。土壌の良くない場所に植えたのにこんなに巨大になってくるなんて・・・コルデス恐るべし。。 花は全く香りがありませんが、切り花にすると恐ろしく長期間持ちまして・・・秋なら2週間くらい平気に満開してまして、うちの品種では圧倒的に花持ちが良いです。
 


ボレロは相変わらず香りが素晴らしく、花がいっぱい咲いて、玄関に引っ張りだこの良いヤツでした。手放せません・・
 

玄関と言えば。。ゼラニューム綺麗でした。ルリマツリとかも巨大になって。。コスパたかし・・
 

今年は夜香木の苗をネットで買って、これを寝室に入れて一晩中香りに包まれて眠る計画を立てまして、8月に実行しましたが・・これが香りが強すぎて一晩でかんべん。


今年もコスモスの根元にカミキリムシの糞が出てきて、
まず穴を探すために歯ブラシで良くこすって・・・
針金で穴の位置を確認して・・・
カミキリムシキンチョールでやっつけました。2回くらいかすブリ食いましたが、この方法が1番良いかな・・


昨年裸苗を植えたジュード様・・なかなかガツンと生育してくれず、ちょっとだけ大きくなりました。。もっと大きくなってほしいなあ・・ ジュード様の花びらに湯を注ぐと、香りが湯に移って長く香りが楽しめました。さすがジュード様。


今年のバラ会配布苗ナイトタイムですが・・強香のはずが・・今ひとつ香りが強くない、しかも結構病気に弱い、黒点とか・・。2鉢あるので一鉢ご近所さんに配ろうと思っていましたが、薬剤散布けっこう必要っぽいので、止めまして・・多分うちのなかでは1番病害に弱い気がします。


ティーの香り安定して、生育良く、病害に強く、花つき良く、花持ちもまずまず、うちの中では超優良品種のゴールドバニー・・ちょっと勢いに陰りが見えてきたかな。。と根元を見ると立派な癌腫があるではありませんが。。癌腫は100%種苗会社からやってくると思ってましたが、これは自家挿し木なのでちょっとショックです。処分しようと思いましたが、嫁からストップかかりまして、どうしようか・・土ごと捨てたいんですが。。


2年前の配布苗ニケですが、当初廃棄しようかと思ってましたが、これがなかなか味があるイエローでして愛着湧いてきたので育てることにしました。
 

香りに魅せられて、今年買った新苗ヒーリング・・香りなかなかよろしい、姿もふわふわひらひら開いてなかなかよろしい、生育がもう少し勢いほしいです。


今年大苗を露地に植えたシエラザード。。少しずつ花数が増えてきまして、写真通りの形の花とまずまずの香りしますが、思いの外花持ちが悪かったです。 思いの外ショボイ・・


大鉢のイヴピアジェ・・・鉢の下が地面とくっついて、にわかに巨大化してきまして、秋には10以上の花が咲きまして、徐々に本来の香りがf出てきました。

 
ブルーパフュームだったかシャルルドゴールだったか、姿と香りがそっくりなので札がないと区別がつきません。ブルーの香り用に必要です。
   
 
サラスヴァティ・・うどんこ病にめちゃ弱いので、廃棄一番候補でしたが、今年は花を次々咲かせて、切り花に重宝しました。花の姿も香りもまずまずなので、リストラせずに働いてもらいます。
 
 
と言うことで、今年のリストラ候補がないぞ・・新しい品種が来るのに、、、同じような赤がグランデアモーレ、パパメイアン、ナイトタイムとあるので、ナイトタイムかなあ・・
2017.5.20-21  松阪ベルファームにて香りの勉強

松阪ベルファームイングリッシュガーデンのバラがERに植え替えられて、いよいよ株が大きくなってきました。 香がすごいという噂なので、行ってみるとホントガーデンがバラの香りに包まれてうっとりです。
 


 バラの香りは文章を読むよりも自分で嗅いでみなくちゃわかりませんが、当方、比較できるほど品種を栽培してませんので、香りを比較して嗅げる絶好の機会です。 デビッドオースチンのカタログに香も文章表現してあるので、自分で嗅ぎ比べてナニかと謎の多い香を少しでも勉強しようと意気込んで行きました。 土曜日、2時間香りを嗅ぎ続けましたが記憶には限界があり覚えきれません。日曜日には野帳とデビッドオースチンのカタログを持って行って、まずは自分の感覚で採点し、カタログを読見ながらもう一度嗅ぎ比べしながら香りを覚えていきました。  今日の収穫はミルラの香りとダマスクの香りが分かったことと、カタログと自分の感覚があってるところもあれば違うところもあり、このあたりはバラが香る条件や自分の感覚のずれやありますので当然かと思います。

 今日メモした野帳を下の表に独断と偏見でまとめてみました。 人それぞれ臭いの感覚は違いますので、これは人それぞれ違うという認識で読んでください。間違ってもこれを見てバラを買っても苦情はうけつけません。。買わないでしょうが・・・
 ↓
総合は姿では無なく香り全体を見て感じた総合評価で、それはこの日感じた香りの強さと自分の香りの指向性を考慮して評点してあります。


 

 レディエマハミルトン・・・持っていますが、露地でなかなか大きくなりませんので今は鉢にありまして、また機会を見て露地に植え直して大きくしたいなあ。。今回の嗅ぎ比べて、エマさんの香りを再認識しました、やっぱ、すごい品種ですなー。

 

ボスコベルもっておりません。ネットでは香りが素晴らしいと時々ヒットします。この香りを嗅いでみて、ミルラの香りの素晴らしさを今日勉強しました。 ほしい品種になりました。
 

ムンステッドウッドも持っていませんが、嗅ぐ機会が多いので知っていましたが、これは濃厚ですねー。再認識です。


  ウインダミア。 今回じっくり嗅いでみて、評価がどーーんと上がった品種です。 鮮烈な柑橘系の香りで、なかなか良い品種ですねー、茎がかなり立っちゃってましたから、植えるのはアレですが・・・

 
   
 
 香りが強いといえば、ヤングリシダスもかなり強香でしたが、独特の木の香りで私の嗜好性には合いませんでした。。 香りは複雑だなー
 
 

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