ガーデン探訪(松阪市 S氏 ガーデン)    

年月日
2021.5.14  松阪ベルファームS氏のバラガーデンにおじゃましてきました♪

 
松阪ベルファーム のガーデンボランティアでいつもお世話になっているS氏・・・仕事だけではなくご自宅でもかなりバラを栽培されているようなので、津市一志のガーデナーMさんと見に行きたいと話していたんですが、仕事でバラをやって、休暇の時は自宅でバラをやるはずですから、訪問して良いのやらどうか迷っていましが、少しお話ししたところOKとのこと。ただし、駐車場が2台くらいしか無いので話はあんまり広げないでとのこと。。津市一志のガーデナーMさんと1台の車に乗り合わせて、行ってきました。 当日は、一緒に話をしていたもうボランティアのもうお一人・・合計3名での訪問となりました。  天気良く、薔薇の最盛期、S氏の休暇が重なって、これ以上ないバツグンの条件です♪
 
  教えていただいた住所に到着したら・・・びっくり! 住宅の中に個人のバラガーデンの規模を遙かに超えなおかつ、垢抜けたガーデンが突然姿を現しました。。
 私「個人でこんなにすごいガーデンて見たことある?」 Mさん「ないない」
 個人のガーデンではありえない大きさの薔薇アーチが出迎えてくれます。 そして、そのずっと奥の奥までバラが植栽されて。。100坪くらいあるって聞いていましたが、それがほぼ全て良く管理されたバラなので、壮観です。

 S氏のご自宅に到着して玄関よこに柳の大木を背後に広がるガーデンが見えます。おしゃれな家、おしゃれなガーデン♪ おしゃれなS氏が出迎えてくれました。仕事場で拝見するのは違って、垢抜けてます。 顔出しOKとのことで、小さめですが少し顔出しを・・・ 手前にいるのは、一緒におじゃましたガーデナーのMさんです。 

 柳の木の下は人工芝ですが、猫のアイテムがお出迎えしてくれました♪かわいい♪

 同じく柳の木の下には噴水が涼しげな音を奏でていました♪

 
同じく柳の木の下の鉢植えは、デルフィニュームと白樺の幼木が配置されていました。

 
柳の木の横には、柑橘(ハッサク?)の木が植栽されていて、この花の香りがガーデン一帯に立ちこめて、とても良い香りに包まれています。演出が凝ってます。

 
その横には、2m四方くらいの巨大なパンパングラス・・これも個人のガーデンではありえない大きさです。

 
ご自宅の側からガーデンを眺めて、説明を受けているところです。。 ガーデンの向こう側がごご実家になっており、ご実家から自宅まで、ずっとバラが植栽されていました。
 
 
エントランスの薔薇アーチは「羽衣」「アンクルウォーター」。そして印象的なホワイトベンチがぐっとガーデンを引き締めていました。

 
アーチの横のベンチ背後にはユニオンジャックを配した青バラコーナーになっていました。「しのぶれど」「ラプソディーインブルー」など・・・

 
S氏の説明を聞くとMさん。。

 
青バラコーナーの背後がご実家になっていて、ここに沢山の鉢バラが配されていました。 まずは、実家からバラを植えて、徐々に現在のバラ園の方向に植栽していったとのことです。
 
 
ご実家のバラは鉢が中心です。とっても多くの品種。。。。。
 私「ガーデンでどれくらいの数の品種を栽培しています?」 S氏「多すぎてわかりません」 私「100株以上はありますよね?」 Mさん「200株以上あると思う」てな感じ。。

 
睡蓮を栽培されていました。。その他、いろんな植物があって、把握出来ません。

 
ご実家からご自宅に向かう場所にあるアーチは「フラウカードルシュキー」とのことで、初めて聞く品種です。気品あふれるホワイトが特徴の古い品種とのこと。 ロザリアンのこだわりが感じられました。 

アーチを抜けるとターキッシュブルー?のテーブルセットが配してあり、その背後には「バタースコッチ」が植栽されていて、この配色!素晴らしいです。

  バラガーデンの中心には日よけ付きテーブルセットが配してあり、お茶を飲んでくつろぐ場所と思われます。 ご自宅側からここに通じる道には「シャンテロゼミサト」を絡ませたアーチを抜けていきます。

 所々にアイテムがアクセントまたはフォーカルポイントのように配してありました
 
 ここに座ったら、もうダメだ。。お尻に根を生やしてお話タイム。ここで、あまりの高音のため私のアイホンがフリーズしてしまって、画像が撮影できません。残念!

 テーブルクロス、花瓶にはバラの花・・・S氏にスイーツとコーヒーをいただきながら、お話をじっくり伺いました。
 子どもの頃から花が好きで、中学の時は洋蘭にはまってましたとのこと。。 そして、就職してからバラを栽培しはじめ、最初は実家で栽培して、徐々に現在のバラガーデンの方向に植栽していって約20年バラ栽培を続けているとのこと。
 美術の材料としてバラを植えたのがバラ栽培をはじめたきっかけで、その後どの団体にも属さず、一人で栽培していき、最初は失敗していたけど自分で調べ、時には人に聞きに行ったりして現在に至るとのこと。
 仕事を続けながら、この大きなガーデンをほぼ一人で管理するとのことで、どうやったらできるのか信じられません。

 S氏のバラに対する知識・経験・感性の豊かさは素晴らしく、結果としてバラの状態は素晴らしく、高い質のバラガーデンとなっていました。
 私は、S氏に農薬のテクニックを教えていただいたので、今後自分のバラ栽培に生かして行こうと思います。テクニックはガーデナー個人個人の経験の積み重ねて得られた情報なので、これを聞くのはとっても勉強になるのです。

<備忘録:ダニの制御、今くらいからテデオンを薄い目の濃度で入れていき、出はじめたらてきたらコロマイトを散布し出す。 「桃香」に対するうどんこ病防除について、ダコニールなど予防剤2回散布して次はサルバトーレなど1回散布を入れる。>

 巣箱のアイテム・・・かわいい♪

 新しい苗だね・・・クランベリーソース。。

 アイホンが高温にならなきゃいっぱい撮影したのに・・
 
 「ベルばら」こんなに良い品種だったんだ。。

 「テラコッタ」大きくなってました。 姿も香りも素晴らしく・・
 
  香りのお勧めは「桃香」とのこと。。私の桃香はうどんこ病でなかなか大きくなりませんが、このガーデンの桃香は露地で大株になって香り一杯花一杯でした。農薬散布テクニックをお伺いしたので、私の予防剤一辺倒のローテーションを少し替えてみようと思います。

 
 
 S氏、奥様、休暇中に出迎えていただきありがとうございました♪ 予想を遙かに超えた大きさと、質の高いバラガーデンに感激しました♪
 
 お仕事関係の方でも今後ともヨロシクお願いします♪