JFL大塚製薬サッカ−部練習グランド
(徳島県徳島市)

(視察日:04.5.22)
 テイフトンベ−スに寒地型西洋芝のWOSをされているJFL大塚製薬サッカ−練習グランドに芝生を見に行ってきました。
 グランドからは何故か岡本太郎作の絵がど〜んと見えました。

 選手達の練習のじゃまにならないよう、ピッチの端っこから芝生の状態を観察しましたが、この寒地型西洋芝の濃い青みがかった鮮やかさは何でしょう?非常に美しかったです。
 
 管理はTグリ−ンとのこと・・

 でも、近くで見るとちょっとぼこぼこした感じです。播種密度はかなり低そうで、一株が大きい感じです。先週肥料散布して急に緑が濃くなってきたとのことでした。
 
 寒地型西洋芝を観察すると、キャタピラの通ったように芝が有る場所と無い場所が交互に有るような感じでした。聞いたところ、芝生を刈るとき、打ち込みと振動(バ−チカルカットか?、ひょっとして播種はバ−チカルシ−デイングか?)を行っているようだとのことでした。刈り高は10mmくらいのようだとのことでした。
 ピッチ外の端っこは、テイフトンがかなり見られましたが、ピッチの中はほとんどテイフトンが無くてまだ寒地型西洋芝がほとんどの感じです。例年梅雨明けくらいにテイフトンが覆ってくるそうです。ふむふむ・・

 ピッチの端っこの芝が無い部分を見ると土質は全くの砂、それも海岸にあるような真っ白な砂が何処までも深く入っているような感じでした。

 ピッチの外、木の下に飛び種から生えた寒地型西洋芝を見てみると、一株がこんなに大きい・・・それにしてもこの青味が強い芝生はいったい何という品種でしょうか??

 右がテイフトン、左が寒地型西洋芝。テイフトンが生えているところは本当に低くて密な感じです。

 ピッチの外にはテイフトンの養生ソッドらしき場所・・・