トップページに戻る   メール  
お猫様のページ
お猫様たち 病気か? 09.12.18
 先日、チャーリーの左目から涙が溢れていました。目の周りがしっかりと濡れており、ただごとでない様子だったので、とりあえず猫用の目薬をさしたら翌日には回復傾向となり、その翌日、つまり一昨日はほぼ全快しました。しかし今度はグレーの鳴き声が変です。声が涸れているというか、かすれているのです。

 どうしたんだろうと思っていると、昨日はブラックも声がかすれています。おまけにグレーは右目からひどく涙を流しています。これはいかんと、妻が病院へ連れて行ったところ、よくあることです、とあっさり言われたそうです。念のため免疫力を高めるインターフェロンを注射しておきましょうと、11,300円もの治療費がかかってしまいました。

 病名を聞いて来ず、何でこうなったのかも聞かなかったというお粗末のために、みなさんに何も参考にならないのが残念です。こういう状況では予防方法も分からず、何をどう気を付けていいのやら。それとも、それほど大したことのない症状だったのでしょうか。それにしては11,300円は痛かったです。妻が持っていったお金は私の財布からだったのですから。
「みけこ」ちゃん登場 09.11.03
 10月29日、妻がとっても汚い仔猫を連れて帰ってきました。本当に汚い猫で、鼻の両脇・目の下の毛が抜け落ちて皮膚が露わになり、あちこちの毛が束になって固まっています。また幾つもかさぶたがあり、「骨皮筋右衛門」というぐらいに痩せていて、足取りもふらついてバランスが上手く取れていません。目やにだらけで満足に目を開けることもできません。

 聞いてみると、津駅のそばで2人の小学生がマクドナルドの袋をちぎってベッドを作ろうとしていて、西口の方で拾ったんだけれどももらって欲しいとのことで、あまりの汚さに小学生が水で洗ってしまい、ガタガタ震えている猫を連れて帰る羽目になったそうです。そして病院へ行き、薬をもらったのですが、猫白血病と猫風邪だそうです。

 先住の4匹に伝染するといけませんので通り庭に隔離してあります。体長から見て生後3ヶ月は経過していると思うのですが、餌を満足に確保できなかったのでしょう、1200グラムはないといけない体重が700グラムしかありません。身体に触るのが可哀想なくらい骨張っています。

 赤ちゃん猫用の餌をあげるとガツガツガツガツと食べました。いわゆるむさぼるというヤツです。よっぽどお腹がすいていたのでしょう。猫風邪用の抗生物質を針のない注射器で飲ませると、他の猫なら嫌がるのですが、餌と勘違いしているのでしょう、すいすい飲んでくれるところが哀れを誘います。

 1日にもウンコを持って診察してもらいました。案の定、回虫その他の虫だらけです。注射をしてもらい、別の薬ももらい、今は寄生虫退治と猫風邪の治療に専念しています。それが終わったら、猫白血病のきちんとした検査が待っています。猫風邪も猫白血病もウイルス性で、野良猫なら大概保菌しているそうで、そういえば先住の4匹も捨て猫でしたから、症状こそありませんが、キャリアであることは確実で、伝染を心配する意味はないと先生に言われました。

 今日で6日目、骨っぽい感じは残っていますが、体重は今や1000グラム超。足取りもしっかりしてきました。お風呂にも入れてあげたので、カピカピの毛も少しはきれいになりましたが、刺激を与えないようにシャンプーを使いませんでしたので、10日ばかりしたらもう一度洗ってあげる予定です。

 先住猫は4匹とも雄ですが、新米猫は雌の三毛猫です。名前は三毛子(みけこ)になりました。下の写真はこれでも随分きれいになった三毛子ちゃんです。元気になりなさいよ。
鼻の周辺は毛が抜け
あちこちかさぶた
本来はきれいな三毛です
口の下の黒いのは
下唇のかさぶたです
少しかさぶたが
取れました
隻眼の放浪者 たまちゃん 09.10.16
 わが家の周辺には何匹かの野良猫がいます。わが家のブラックと同じ白と黒のバイカラーであるため「ブラックタイプ」と呼んでいた凶相の猫、背中に茶色い筋の入った白猫の「しろちゃん」が2匹の子連れで、名前は付けませんでしたが「きじとら」の猫、加えてご近所の猫たちなどがうろついていました。「ブラックタイプ」と「しろちゃん」は夏前から見なくなり、一身田団地に移動したとの噂です。

 唯一、今でも姿を見かける野良が「隻眼の放浪者 たまちゃん」です。「たまちゃん」は右目しか見えません。左目は少し開いていますが、濁っています。生まれつきなのか、後天的なものかは分かりません。また、耳も余り聞こえないようです。

 それでも元気に今朝もお向かいの「くろちゃん」と喧嘩していました。「ブラックタイプ」にやられたと思っているのですが、右の首筋に大きなケガをして、それが長らく直りませんでした。幸い悪い黴菌には感染せずにすみ、今では完治しています。左耳は少し切れています。下の写真がたくましく生きている「隻眼の放浪者 たまちゃん」です。
2009 初夏(5月)のお猫様
暑い季節が近づいてきました

わが家のお猫様たちは

早くも

「だらだら」モード

人間は

抜け落ちる

たくさんの毛の

お掃除に大わらわ
2009 春(4月)のお猫様
2009 冬(1月)のお猫様
鈴木家のお猫様
 4匹の猫たちは普段は2階で寝て過ごしています。「寝る子」が猫の語源だとも言われていますが、そんな感じです。起きてくるのは夕方、猫の食事の支度を始める時です。猫の食器を洗ったり缶詰の中身をほぐす音などに反応しているのだと思いますが、一番遅れてやってくるブラックは待ちきれないのか、支度をしている流しに上がってニャオニャオ鳴いています。

 缶詰の蓋や本体まで舐めるのでよほどお腹がすいているのでしょうか。グレーはその後で流しに上がり、よいしょっと食器をまたいでブラックの反対側にちんまり座って待っています。チャーリーとブラウンは台所の床の上で、必ずと言っていいほどかわいらしい取っ組み合いを始めます。缶詰の後は、ブラウンの要求(鳴いたり、じっと見上げたり)で鰹節を上げますが、ブラックだけは鰹節に興味はありません。

 それぞれの行動を見ていると、4匹それぞれに個性があるのがよく分かります。猫を飼う前は、ひとくくりにして「猫」ととらえていましたが、一匹一匹が独立した人格のようなものを持っていることを思い知らされます。遊べ遊べとごろんと音を立てて横になるブラック、時にニャアニャアとうるさくまとわりつくけれど、基本的には物静かで考える猫のようなグレー、冬場、3匹は団子になって寝ていることが多いのに、独りで寝ていることの多いブラウン、いつまでも母猫のおっぱいが忘れられなくてパジャマの腕をチューチュー吸っているチャーリー。

 違いはいろんな所にあります。太ってたり、やせてたり、爪がたくましかったり、細く鋭かったり、他の猫の毛繕いをしてやったり、させたり、やたら障子を開けたり、その尻馬に乗ったり。かれこれ8〜9年のつきあいになりますから、鳴き声も聞き分けられますし、階段を上がる足音でも違いが分かります。

 猫は犬ほど頭が良くないように言われています。その通りだと思える時もあるし、それほど悪くはないと思える時もあります。たとえば、用があって(猫に用も変ですが、ブラッシングとか爪切りとか)2階に向かって、「ブラックー」と呼びかけると、そそくさとブラックが降りてきます。一応、自分の名前が分かっているような気がして、頭は悪くないなと思うのです。

 でも、ブラックと一緒にブラウンがついてくるのを見ると、やっぱりよく分かってないのかなとも思えるのです。これは「ブラブラ」コンビだからではなく、グレーを呼んだら、チャーリーがくっついてきたと言うこともあります。これは他の猫に共感して同じ行動を取りたがる本能のせいかもしれません。

 時々は迷惑なこともありますが、わが家ではお猫様を優先した生活が営まれています。
2008 夏のお猫様
ブラックです

 ブラックとグレーは保健所で殺処分を待っていた兄弟です。

 妻が古代ギリシャ風の名前を付けたのですが、勝手に毛色にブラック、グレーと呼んでいたところ、呼びやすい名前に落ち着きました。

 ブラックはガラス戸をあけられます。グレーはいつも考え込んでいて哲学しているみたいです。時々コンロに近づいて眉毛を焦がします。
グレーです

チャーリーです

 チャーリーとブラウンも兄弟です。メーデー会場で段ボールに入れられて鳴いていたので、引き取りました。

 ブラウンは茶色なのでブラウンですが、すでにブラックがいたので黒猫には、チャーリーブラウンから名前をもらいました。

 チャーリーは母猫のおっぱいが忘れられなくて、夜になるとパジャマに吸い付いてきます。ブラウンは鰹節や海苔が大好きで、ちょっと太っています。
 
ブラウンです

 寒い季節になると寄り沿って寝ています。なにしろ中には湯たんぽが入っていますから。時にブラウンも乗っかって「てんこ盛り」のこともあるのですが、ブラウンはおおむね1人で寝ています。真冬になると、ブラックは布団の上に寝て、グレーとチャーリーは布団の中で寝ます。おかげで寝返りもできず、朝起きると人間はすっかり疲れています。ブラウンは真冬でも自分の「ベッド」で1人で寝ています。
トップページに戻る
〒514−0114 津市一身田町2790 Tel.Fax 059−211−0126
メール hpvqg2qv@zc.ztv.ne.jp