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みえ森づくりサポートセンターは、「県民全体で森林を支える社会づくり」を実現するため、森林環境教育や木育、森づくり活動を県内全域で拡大することとしています。

TEL. 059-261-1223

〒515-2602 三重県津市白山町二本木3769−1

トピックス

令和元年9月21日(土) 森のせんせいスキルアップ講座(幼児を対象としたインタープリター編)を開催しました


 森のせんせいや森林環境教育に携わっている方を対象に、指導者としての役割を理解するとともに、インタープリテーションの能力を高める研修「インタープリター編」を開催しました。今回は幼児対象のインタープリテーションを大きな要素として取り入れ、幼児環境教育に対する理解と認識も深めました。
 この研修は三重県環境学習情報センターと共催で実施しました。

1.研修日時:令和元年9月21日(土)  9時30分から16時30分まで   受付時間 9時から9時30分
 ・受講者数 16

2.研修場所:津市白山町二本木3769-1    三重県林業研究所交流館および周辺の森林
        
3.内 容
 
(1)実習 幼児環境教育プログラム体験
 最初に講師・受講生ともに自己紹介から始め、実習にはいりました。
 実習では、幼児を対象とした環境教育で体験を通して持続可能なことは何が出来るか、ということを学びました。
 草で出来る事、森の運動会シリーズで4つのプログラムを体験しながら、自己肯定感についてや音楽のリードに
ついて、どんぐりの話から広がる世界、五感を養うこと、自然あそびの鉄則などさまざまなことを学びました。
 皆さん体験中は童心に帰ってとても楽しそうでした。

 インタープリテーションについて学ぶ                講師の増田直広氏


(2)実習 インタープリテーションの体験

 草笛を吹くと子どもたちから喜ばれ、アイスブレイクが進むことや、葉っぱや木の実を食材に見立ててて、色合いや風合いで料理を作ると、感性豊かな作品ができ、自然の物に関心が向く成果が出やすいことを学びました。
  
 草笛体験                              葉っぱのじゃんけん
  
 出来上がった料理作品集。班ごとに説明をしながら、全員で批評や意見交換を行いました。

(3)講義 インタープリテーションの実施
 午後から行う受講者による実践に必要な条件や課題の提供、実施方法について学びました。
 そして、各班別に講師から提供された課題を基に、プログラムシートを作成しました。
 
 各班ごとに別室で講師から説明を受けている様子。各班がそれぞれ指導者にも受講者にもなって実施します。

(4)実習 受講者による実践
 各班が順番に指導者となり、アクティビティを行いました。
 受講生の皆さんは、出題にそって一生懸命にリハーサルを積んで、本番に臨みました。
 終了後の質問や意見では、厳しい内容も多く出され、緊張感のある実践会となりました。
 
 1班。課題は匂いをもとにしたもの。               2班。課題はブラックボックス。
 
 3班。課題は植物命名ゲーム。                  4班。課題は森のあいうえお。
 終了後には各自でアクティビティに対してのコメントを書きました。様々な長所、短所を発見することができました。

(5)まとめ 相互評価、ふりかえりとまとめ
 自分たちが実践した内容を指導者と受講者の視点から、よかったところや反省点を班別に発表しました。
 講師からは、プログラム作成とリハーサルが重要であり、事例集も、いま・ここでしかできないものにアレンジしなければいけないとのまとめがありました。
 その後、実習時間の最後に書いたコメントを集め、各班別に話し合い、実践の感想を発表しました。
 受講生にとってとても充実した講座になったようで、時間があっという間に過ぎてしまった、楽しかった、次回の講座も受講したい、実際に実践に活かしていきたいなどの積極的な感想がたくさん述べられました。

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令和元年7月20日(土)〜7月21日(日) 森のせんせいスキルアップ講座(LEAFローカルインストラクター編)を開催しました

 森のせんせいや林業に携わっている方、森林環境教育を実践している方を対象に、指導者として実践で役立つ森林環境教育プログラムについて、その技術を学ぶ講座「LEAFローカルインストラクター編」を開催しました。

1.研修日時:令和元年7月20日(土)  13時から18時30分まで   受付時間 12時30分から13時
         令和元年7月21日(日)   9時から16時30分まで (2日間)
 ・受講者数 11

2.研修場所:松阪市伊勢寺町1678   松阪市森林公園および周辺山林
        
3.内 容
【1日目】
 ・オリエンテーション

(1)座学 FEEとLEAFのプレゼンテーション
 FEEの組織や活動の紹介、LEAFの世界的な取り組みの紹介とビジョンやミッションの説明、LEAFの活動
 事例の紹介。

(2)講話 LEAFを林業界に広める意義について

 林業の現状として、立木価格の下落が林業の採算性の悪化を招き、森林の手入れ不足につながるという
悪循環を起こしていること、また、住宅用材がコンクリートや鉄、外材の拡大により国産材の需要が減少して
いるが、木材は環境負荷の小さい資源であり、持続可能な資源であるというお話がありました。
 そして、本来持続可能な森林資源を地産地消で有効に使う意義を知ってもらいたいこと、これまでの森林
環境教育は林業の視点が抜け落ちており、LEAFではその経済的視点も入れながら、文化的視点や生態学
的など多面的・複層的な視点を取り入れた森林環境教育であること、学校教育を対象としていることを学び、
子どもの頃から木や森にふれ、親しみ、木材の利用を通して森と人との関わりについて知るきっかけをつくる
ものであり、森林の多様な価値を伝え、SDGsの視点では、17の目標のうち森林は14の目標と関わりがある
ことのお話もあり、みんなで森林を支える社会を目指すものとして、その必要性を理解しました。

FEEとLEAFのプレゼンテーションの様子             LEAFを林業会に広める意義についての講話の様子

(3)実践 LEAFナショナルインストラクターによる実践
 2日目の受講者による実践に先立ち、インストラクターによる実践を受けました。対象者を幼児や小学校低〜
中学年、高学年、中学生の場合とさまざまなパターンで各インストラクターが示してくれました。アイスブレイキ
ングの手法や2種類の人工林の違いと間伐の重要性を認識し、森林の自然物を用いてのアクティビティではそ
の回答のおもしろさも楽しみました。

インストラクターによる実践の様子               
 
(4)焚火のアクティビティと意見交換会
  2班に分かれて、枝葉を使って火を起こし、食べ物を焼き、笹の葉のお茶を沸かしてしばし班ごとの団欒を楽しみながら、先ほどのアクティビティの残りの一つを実施しました。
 焚火を囲みながら、「なぜ燃えるのか」ということについて一人ずつ思うところを述べました。そして循環することの気づきを得、初日の講座のまとめに入りました。
 最後に受講生一人一人に本日の感想と明日への意気込みを発表してもらいました。

みんな上手に火起こししました。                本日の感想などを一人ずつ述べました。

【2日目】
(1)実践 受講者による実践
 受講者が対象年齢と該当教科、テーマを決めてアクティビティを実施しました。アクティビティ実施後は、他の
受講者からの意見を聞きました。
 講師からの講評では、「明確な指示」、「全体への目配り」、「話のつながり」などの点でそれぞれのアクティビ
ティに対しての指摘がなされました。そして、受講者達が最後に実施した感想を述べました。

 受講者による実践の様子

                                実践後は一人ずつインストラクターからの講評を受けました
 
(2)まとめ ふりかえりと今後の進め方
 受講者が講座全体をふりかえっての感想を発表しました。
 FEEからはレポート提出の依頼とローカルインストラクターとしての今後の進め方の説明がありました。
 受講者の方々はこれからの活動をしていく上での何かしらのヒントを得ることが出来たようで、今回もたいへん有意
義な講座になり、受講者同士のつながりも深まったようで、和気藹々とした雰囲気が最後まで続いていました。

ふりかえりとまとめの様子

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平成31年2月24日(日) 森のせんせいスキルアップ講座(野外活動安全管理編)を開催しました


 森のせんせいや森林環境教育に携わっている方を対象に、指導者として森林・林業の体験学習活動をより安全に行うために、リスクについて知り、その対処方法を学ぶ講座「野外活動安全管理編〜野外活動の技術・安全〜」を開催しました。

1.研修日時:平成312月24日(日)  10時から16時まで   受付時間 9時30分から10時
 ・受講者数 8

2.研修場所:津市白山町二本木3769-1    三重県林業研究所交流館
        
3.内 容
 ・みえ森と緑の県民税及びみえ森づくりサポートセンターの紹介
 ・オリエンテーション

(1)講義 野外活動における保険・補償について
 各種保険の概要説明を聞き、その後、対象の範囲や特約内容など及び注意点についての解説
 を聞いて、野外活動を行う際にどの保険に加入するのが最適かを学びました。
 受講生からは具体的な質問が次から次へと出てきました。

保険・補償の講義の様子                     野外活動の安全対策についてのスケジュール説明

(2)座学 講師スタッフ紹介、受講者自己紹介
 受講者がこれまで経験したヒヤリハット事例を専用シートに記入し、午後に発表しました。

(3)実習 アクティビティの実施

 林業研究所屋外において、講師を指導者、受講者を参加者としてアクティビティを実施しました。
 ・「目隠しトレイル」では、リスクを演出したコース設定で目隠ししてコースを周回し、そのリスクを
  体験しました。
 ・「フリーズ」ではネイチャーゲームをしながらのリスクを体験し、生態系の勉強も伝えられることを
  学びました。
 ・「搬出法」では、ザック、ロープ、衣類と丸太を使った33種類の方法を学びました。ロープが一番
  搬出しやすいという感想が出ました。
  その他にもロープワークも学び、いろんな場面で活用できるインクノット、八の字結び、テープ結
  び、ガルダシュリンゲンなどを学び、活用方法も実践を交えて学びました。最後に木へロープを
  高く上げる方法も学びました。皆とても興味津々で練習し、身につけようとしていました。

目隠しトレイルにイモムシになって進む             フリーズの「コウモリとガ」のアクティビティの様子

ロープでの搬出法の様子                    ロープワークの学びと実践
 
(4)実習 発表
 体験したアクティビティにおいて、危険と感じたことを一人ずつ発表しました。
 コース内に小枝が落ちていた、走る前には準備運動が必要など他にも多くの気づきが発表され
 ました。
 講師からのアドバイスとしては、できるだけ多くの目で見て話し合うことでリスクが軽減できる事、
 改善点が見えてくる事、下見は入念に行う必要があることなどその他にもさまざまなアドバイス
 がありました。
 
(5)講義 野外活動の安全対策
 午前中のヒヤリハットについて各人が発表し、それに対して注意すべきことを講師の体験談を交
 えて解説を聞きました。
 また、『安全管理マニュアル・安全管理チェックシート』を用いて実際の活動前にチェックや配慮し
 ておくべきことについて学びました。

発表の様子                            安全対策についての講義の様子

(6)まとめ 感想
 今日一日の講座を受講してのふりかえりと受講生からの感想を聞き、終了しました。受講生からは楽しく
 たいへん勉強になった、活動する際には下見だけでなく安全管理マニュアルやチェックシートに沿った準
 備もしておきたい、保険の加入についてまでは勉強していなかったのでとても勉強になったなどの感想が
 ありました。

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平成31年1月19日(土) 木育インストラクター養成講座を開催しました


 森のせんせいや森林環境教育、木育に関心のある方などを対象に、木育の考え方や必要性、木製品を暮らしの中に取り入れる意義を学び、木育を推進するリーダーとなる「木育インストラクター」を養成する講座を開催しました。
 この研修は三重県環境学習情報センターと共催で実施しました。

1.研修日時:平成31 1月19日(土)  10時30分から16時30分まで   受付時間 10時から10時30分
 ・受講者数 12

2.研修場所:津市白山町二本木3769‐1三重県林業研究所交流館内    みえ森づくりサポートセンター 会議室
        
3.内 容
 ・みえ森と緑の県民税及びみえ森づくりサポートセンターの紹介
 ・講師紹介

(1)座学 木育概論
 木育とは何かについての概論や、木育を通した子育ての必要性についてのお話を聞きました。
 また、木材利用の知識とその意味を問うクイズを実施し、樹と木についての理解を深めました。

展示した木のおもちゃや参考書籍。               木育概論の様子。

(2)実習@ 「水のつみき」制作・体験の実施

 講師は指導者、受講者は参加者として、木育プログラム「水のつみき」の制作および体験をしました。
 講師からサンドペーパーの磨き方などの話を聞いて積み木づくりをし、各テーブルでのチームになって水上で積み木を積み上げて高さを競いながら、木の特質についても体験的に理解を深めることが出来ました。

 サンドペーパーの掛け方について学びました。         各チームで積み木を高く積み上げました。
 
(3)実習A プログラム作り・発表
 各チームで木育プログラムを作成し、最後に各チームの代表が発表しました。
 各チームの発表内容について、講師から良い点や準備すべき点のコメントやアドバイスがありました。
 グループワークの発表

(4)まとめ 質疑応答
 今日一日の講座を受講してのふりかえりとまとめとして、プログラムを実施したらその場で終了後に反省
 会をすること、その際には先ず自分の悪かったところを入れ、他人の反省会にしないこと、そうすることで
 次につながるといったコメントを講師からいただきました。
 サポートセンターからは、今年度に「三重の木育ネットワーク」が設立されたことや三重の木育のめざすと
 ころについて説明をしました。
 受講生には木育というものがとても深い意義のあるもの、人とのつながりのあるものとして実感できたよ
 うで、今後の自らの活動に活かしていきたいといった感想が多く聞けました。

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平成30年8月2日(木)森林環境教育指導者養成講座[見学編]を開催しました


 県内各地域において森林環境教育を促進するため、活動の中心となっていただく指導者を養成するための講座として、森林や自然に興味のある方、森林環境教育に関心のある方や森林の魅力を伝えたい方を対象に、特に今回は森林・林業、木材産業の知識を習得するための森林環境教育指導者養成講座[見学編]を開催しました。

1.日時:平成308月2日(木)10:00〜1630 
 ・受講者数 16

2.場所:松阪市木の郷町 ウッドピア松阪 木材流通加工施設
      松阪市柚原町 間伐実施森林と木材搬出作業道
      松阪市伊勢寺町 治山施設、林道施設
     

3.内 容
 ・ウッドピア松阪の紹介
 ・各現地見学


(1)施設紹介 ウッドピア松阪について
   ウッドピア松阪事務局の工藤氏から木材産業の現状や施設の成り立ちについての説明を聞いた後、稼働して
 いる木材市場、製品市場、製材工場、内装工場、プレカット工場を見学しました。 


 施設紹介の様子            木材市場見学               製品市場見学

   受講生達は昨日あった市で買い手の決まった材やボイラー施設、製品市場のさまざまな木材、内装材の加工過
 程などについて質問をしていました。また、ウッドピア松阪の施設の一連の仕組みについて驚き、このような施設が
 あることをもっと知ってもらうべきだという意見も多く聞くことができました。

(2)土場、伐採搬出場所、作業道の見学
  松阪市柚原町で松阪飯南森林組合が、提案型施業で間伐を実施した団地を見学しました。
  伐採搬出作業は既に終了していましたが、作業道や間伐前後の森林の様子、集約化の進め方などについて
 森林組合職員から説明を受けました。
  受講生達からは、伐採計画の方法や時期、市場に出回る材のニーズなどについて、ここでもさまざまな質問が
 出ました。

森林組合の職員からこの団地の特徴などの話を聞く    作業道を歩く様子

(3)林道、保安林改良の現地見学
  次に、松阪市伊勢寺町で創造の森事業の林道と本数調整伐が実施された保安林改良区を見学しました。
  林道は解説から20年近くを経ていましたが、素掘り側溝や横断開渠などの施設の痛みは少なく、のり面緑化も進
 んでいる状況を見ることができました。適材適所でさまざまな工種、工法ががあること、その設計をするためには幅
 広い見識や経験が必要であることなども学び取ることができました。
  保安林改良区では、伐採木は等高線状に並べられていて、先に見学した搬出間伐作業地との違いを見ることが
 でき、目的に応じた施業ということをよく理解することができました。

林道の見学                             保安改良区の見学

(4)治山ダムの見学
   最後に、松阪市森林公園隣接地に設置された木製治山ダムを見学しました。景観に配慮しての木製治山ダムで
 あることや、砂防ダムとの機能の違いをよく理解することができました。
  受講生からは、このダムが耐久30〜50年であることを聞いた後に、50年後には作り変えるのかどうかなどの質問
 が出ました。県の松阪農林事務所職員や実際に工事に携わった業者の方が解説をしてくださいましたが、50年の間
 には詰石がしっかりかみ合って自然の地形のようになることを想定しているとのことでした。

木製治山ダムの見学

(5)ふりかえり
  とても内容の濃い一日で、真夏の暑い日でしたが、森林内に入ると快適な気温が保たれていて、そこでも森林の
 はたらきの重要さを感じ取ることができました。
  受講生達からもとてもよく理解できた、林業の実際の一端を実感できたなどの感想を聞くことができました。
 

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平成30年6月2日(土)森林環境教育指導者養成講座[知識編]を開催しました


 県内各地域において森林環境教育を促進するため、活動の中心となっていただく指導者を養成するための講座として、森林や自然に興味のある方、森林環境教育に関心のある方や森林の魅力を伝えたい方を対象に、森林環境教育指導者養成講座[知識編]を開催しました。

1.日時:平成306月2日(土)10:00〜1530 
 ・受講者数 10

2.場所:津市美杉町川上2735 三重大学平倉演習林 宿舎講義室


3.内 容
 ・みえ森と緑の県民税及びみえ森づくりサポートセンターの紹介
 ・オリエンテーション


(1)講話 森林の持つ多面的機能について
  先ず、人が森林に期待する役割について、近年の大水害で治山が注目されてきたこと、治山初め、森林に関する
 ことを考える際には、土壌や地形を見ることがたいせつであること、三重県の地質についてなどの話を聞きました。
  そして、三重大学平倉演習林の歴史やその特徴について学びました。演習林が紀伊半島北部の代表的な植生
 である太平洋型のブナ林とモミ・ツガの天然生林で貴重であることや地方の大学で源流から一つの山を演習林とし
 ているのも珍しいこと、最近の森林調査の技術例なども知りました。
  最後に本題の森林の多面的機能と森林環境評価について、森林にはどのような機能があり、人はこれまで森林
 をどのように評価してきたか、また、どんな森林が良いのかということを中心にして学びました。 

  
 講義の様子

  また、昼食時に受講者全員の自己紹介の時間を取り、皆さんがどういう思いで講座を受講されたのかを伺うこと
 が出来ました。それに合わせて、午後から現地での講話とディスカッションが実施されました。

(2)実地学習
  午後からは、演習林内の天然生林と人工林の二つの森を沢沿い歩きしました。木や森の姿、林内の植生の様子、
 土壌の様子、岩から読み取れることなど自然の姿を観察し、学習をしました。オオルリがさえずり、アサギマダラが
 飛び、シイタケの自生が見られたりと自然の美しさや豊かさも満喫しながら、土石流跡地や大岩が動いた形跡から
 は自然のダイナミズムと風化や適応力・相互作用によるいのちの姿を感じ取ることが出来ました。
  人工林の森ではシカ柵ネットや土壌の流亡調査など様々な調査もされており、その効果が如実に表れているのを
 確認することも出来ました。
  
 林内とその植生を観察。モミとツガやスギとヒノキも観察。 沢沿いを歩く様子

(3)ふりかえり・まとめ
  講義室に戻り、質疑応答の時間を中心としたまとめの時間では、治山ダムと砂防ダムがどう違うのかという質問
 や、「緑のダム」について、その議論の結果がどうなったのかといった質問が出たため、その答えを聞きながらまと
 めの時間としました。
  現場での学びは、午前中の講義も活かされ、さらに貴重な森林を観察でき、受講生は有意義な時間を過ごせて、
 これからの森林環境教育の指導にも活かせることが多くあり、皆満足そうでした。

 

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平成30年5月19日(土)、5月27日(日) 森林環境教育指導者養成講座[技術編]を開催しました

 県内各地域において森林環境教育を促進するため、活動の中心となっていただく指導者を養成するための講座として、森林や自然に興味のある方、森林環境教育に関心のある方や森林の魅力を伝えたい方を対象に、森林環境教育指導者養成講座[技術編]を開催しました。
 この講座は三重県環境学習情報センターと共催で実施しました。

1.日時:平成305月19日(土)13:00〜16:00
      平成30年5月27日(日)10:00〜1600
 
 ・受講者数 9

2.場所:伊賀市下友生松ヶ谷1 三重県上野森林公園 ビジターコテージ内研修室および園内
        

3.内 容
1日目:5月19日(土)

 ・みえ森と緑の県民税及びみえ森づくりサポートセンターの紹介
 ・オリエンテーション

 ・あいさつ、自己紹介

(1)講話 インタープリテーションについて
   インタープリテーションとは何か、ということを先ず座学で学びました。それは、単に参加者に知識や情報を伝
  達することではなく、興味を刺激し、啓発することであり、技能であること。そのために人に教えることが出来、
  子どもに対しては、大人とは異なったアプローチをすべきであることも学びました。
   その後に、自己紹介などをしながらアイスブレイキングで参加者同士が打ち解け、場の雰囲気は和んだところ
  で野外観察に出掛けました。

 
座学の様子                         アイスブレイキングの様子

(2)自然観察と安全管理について
   配布された資料を基に公園内を歩き、コナラの樹液に集まる虫やモチツツジ、ハルリンドウなど植物の説明を
  聞き、質疑応答などを行いました。
   そして、2日目の実習課題になっているマツ、タカノツメ、コナラも観察しました。
   観察しながら、危険な動植物について、その対処方法や安全管理について学びました。
 
自然観察の様子・・・コナラの観察               アカマツなどの観察

(3)ふりかえり
   2日目の準備についての説明を聞、課題をこなすための準備も各自でしてくることになりました。

2日目:5月27日(日)
(1)講話 危険予知について
   今回は観察会を実施している際に起こり得そうな危険についてどんなものがあるかを受講生に先ず列挙しても
  らい、その後に講師より、落ち葉が滑りやすいことや参加者との対応で感情的なもつれから発生するトラブルにも
  注意するなどの補足説明を聞きました。
   2班で屋外に出て、エリアを決めた場所で各班で危険と思われるものを見つけて話し合い、発表し合いました。
  木の階段や放置している丸太、生垣、木造ベンチなどいろんなところに危険は潜むかもしれないということを認識
  しました。
   講師からは、私たちは無意識のうちに環境に負荷をかけているので、常日頃からその負荷を減らすように心が
  けることが大事であるということや事前下見をする時の諸注意も聞き、危険回避のための対策を立てておくなど
  危険予知の重要性について学びました。
  
 危険予知について班ごとに発表               講師から危険予知についての講話を聞く

(2)実習
   お昼休憩前に約1時間掛けて実習場所の下見をし、発表の順番を決めました。一人の持ち時間は10分。8人
  の受講生が実習しました。起承転結をうまく組み立てたり、地域の里山の伝統文化をうまく取り入れたり、自身
  の自然保全活動とうまく結びつけてお話したり、事前に何度も試作して出来た作品例を持参されたり、ご自宅の
  植物の一部を持ち込んで説明したりと皆さんとても熱心に発表され、それぞれの良さが見て取れました。
   それぞれの発表後に良かった点について、感想も参加者から話してもらいました。
  
 実習の時間

(3)ふりかえり・まとめ
   研修室に戻り、発表した感想を受講生に聞くと、「他の人たちの発表から学ぶことも出来、楽しかった」「このつ
  ながりも大事にしていきたい」「こういった仲間を増やして活動していきたい」などの感想が出ました。
   講師からは、良かった点以外に発表を見て注意すべき点についてもいくつか挙げられ、今後の活動時に気を付
  ける事として話がありました。そして、失敗したことを気にするのではなく、自分の良いところをどんどん伸ばしてい
  くことが大事であることとし、まとめとしました。
 

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バナースペース

みえ森づくりサポートセンター

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FAX 059-261-4153