季節
春のガーデニング(4)
オープンガーデンを彩った花々
《メインガーデン》を彩った主な花々
【背後】◎むべ(白)、西洋シャクナゲ(桃)、アケビ、コニファー、ヒメリンゴ
【植栽】紫花菜(薄紫)、マツムシソウ(薄青紫)、マーガレット(濃桃、薄桃、白)、アンチューサ(青)、デルフィニウム(青)、イソトマ(薄青)
     ブルーデージ(青紫)、ロベリア(青、紫、薄青)、アレナリア・モンタナ(白)、エリゲロン(白)、トレニア(青紫)、
     ルピナス(薄青、薄桃)、バーベナ(薄紫、薄青、桃)、ミヤコワスレ(薄紫)、ローズゼラニウム、シロタエギク(リーフ)、
     ラミウム(リーフ)、ワイヤープランツ(リーフ)、カレックス(リーフ)、玉竜(リーフ)、芝(リーフ)
【容器】◎マツムシソウ(薄青紫)、◎ペチュニア(紫、薄青、白)、◎フランネルフラワー(白)、エレモフィラ・ニベア(薄紫)、タイム(桃)、
ラベンダー(青紫)、プロスタンセラ(薄紫)、マリーゴールド(薄黄)、ブルーデージ(青紫)、宿根レベリア(青)、アレナリア(白)、
エリゲロン(白)、アジュガ(紫)、バコパ(桃)、イソトマ(薄青)、メネシア(薄紫)、ブラキカム(薄紫)、ヘリオトローブ(紫)、
カエノリナム(青)、ラグラス(白穂)、カレックス(リーフ)、ヘデラ(リーフ)、シロタエギク(リーフ)、ラミウム(リーフ)、
サンリオナ(リーフ)、グレコマ(リーフ)、ハツユキカズラ(リーフ)、ラグラス(白穂)
フランネルソウ ムベの花 ブルーとホワイトの色の寄せ植え
《ブルーガーデン》を彩った主な花々
【背後】ハナミズキ(桃、白)、ノウゼンカズラ
【植栽】◎紫花菜(薄紫)、◎ルピナス(青紫)、シラー(青紫)、カシワバアジサイ、ロベリア(青、紫、薄青)、エリゲロン(白)、
レモンバーム(リーフ)、ミント(リーフ)、ワイヤープランツ(リーフ)
【容器】ブルーデージ(青紫)、ペチュニア(紫、薄青)、宿根ロベリア(青)、エリゲロン(白)、クローバー(リーフ)、ラムズイヤー(リーフ)
《ハーブガーデン》を彩った主な花々
【背後】コニファー、ブルーベリー
【植栽】ラベンダー数種(青紫)、ボリジ(青紫)、
ナスタチウム(朱赤、黄)、ラムズイヤー(リーフ)、
ローズマリー(薄青)、ミント数種
【容器】ラベンダー数種(青紫)、チョコレートゼラニウム、
ナスタチウム(朱赤、黄)、レモンバーム(リーフ)、
パセリ(リーフ)、バジル(リーフ)
《ハンギング、コンテナゾーン》を彩った主な花々
【背後】モッコウバラ(白)、日本シャクナゲ(薄桃)、ドウダンツツジ(白)、ひらどツツジ(桃)、霧島ツツジ(赤)、コニファー、紫花菜(薄紫)
【ハンギング】ロベリア(青、紫、薄青、白)、ベゴニア(赤、桃)、ランタナ(朱赤、黄)、ペチュニア(桃)、オステオ(紫、桃)、
チョコレートゼラニウム、マーガレット(桃、黄)、ナデシコ(桃、白)、ユーフォルビア(白)、カリブラコア(桃)、ブルーデージ(青紫、白)、
イベリス(白)、ユリオプスデージー(黄)、サクラソウ(薄黄)、ラミウム(リーフ)、ラムズイヤー(リーフ)、ヘリクリサム(リーフ)、
ヒューケラ(リーフ)、コプロスマ(リーフ)、
【コンテナ】ミニバラ(桃)、ミニトマト、イチゴ、野イチゴ(赤実)、バコパ(桃)、ローゼンセマム(薄桃)、ルピナス(薄紫、薄青、薄桃、白)、
マツムシソウ(薄青紫)、マーガレット(桃)、エリゲロン(白)、アリッサム(白、紫)、デージー(桃、白)、ユリオプスデージー(黄)、
メネシア(薄紫)、カランコエ(赤、桃)、ユーホルビア プルプレア、チョコレートゼラニウム、イポメア(リーフ)、アサギリソウ(リーフ)、
ヒューケラ(リーフ)、バジル(リーフ)
オープンガーデン2年目の工夫
 昨年に続き、2回目のオープンガーデンを開催しました。「今年は、どうしようかな」と思っていた矢先に、新聞社のオープンガーデン特集の取材を受け、引き下がるわけにはいきませんでした。
 我が家のガーデンは、田舎ではよくある庭でブロック塀やフェンスで囲んだ松やサツキの日本風の「前栽(せんざい)」。そして、3つのレンガを積んだ庭を配置しています。

 ディスプレーの1つ目の工夫は、この前栽のブロック塀やフェンスに白いペンキを塗ったトレリスを配置し、モッコウバラやヘデラなどを這わせてブロック塀などが目立たないようにしています。そして、トレリスには、色鮮やかなベゴニアなどのハンギングを数基、色調を合わせて配置しました。
 2つ目の工夫は、6〜7メートルにまで成長したコニファー(ゴールドクレスト)を3年前に思い切って剪定し、北山杉のように仕立てていますが、その枝にハンギングを飾りました。更なる課題としては、通路のハンギングをもっと少なくして、自然な感じに風景ととけ込むように飾れるかです。

 メインガーデンの工夫は、常緑樹の前に白いペンキを塗ったトレリス等を組んで装いを新たにし、ブルーガーデンと一体的に植え込みの色調を統一したこと。ゾーンのすべてを花で埋め尽さず、小石や芝を敷き、空間を持たせました。
 そのメインディスプレーには、チキンネットと芝で容器を作り、青色のマツムシソウなどを植え込んだものを配置。その前には、フランネルフラワーなどホワイト系の花のコンテナを配置し、ポイントを持ってきました。大小の白とピンクの花の植え込みと車輪。ブルーの花園。そして、桜の木を台にした鳥小屋のコンテナなど、全体を眺めても、部分的に見てもメリハリを持たせたゾーンです。

 ブルーガーデンの紫花菜とルピナスは、種から育てたものでこのゾーンには、お金が掛かっていません。背後(目線)の青系のペチュニアやロベリアのハンギングは、空間の彩りとして効果的。ただし、植え込みの紫花菜は、ピークを過ぎ、ルピナスは、紫花菜に成長を押さえられてしまいました。それぞれが十分成長できる植栽と大株のルピナスやデルフィニウムのようなものでポイントを作れば効果的でした。

 ハーブガーデンは、ブルーやパープル色の寄せ植えも配置し、朱や黄色のナスタチュームをブルーガーデンから目立たないよう背後に植え込みました。
 そして、生け垣やコンクリート構造物の随所に、ちょっとしたアクセサリーを添えました。

 以上、限られた時間で自分なりに工夫を凝らしてディスプレーしました。
 大勢の方々にお越しいただきまして、温かいお言葉などご支援に感謝しております。
 「来年も楽しみにしております。次は、何色系のガーデン? サプライズは?」と楽しみにしていただける方々のエールに応えられればと思っています。
オープンガーデン 3 オープンガーデン 4