野や街
街や野で見かけた風景(5)
近江八幡市円山町にて
 水郷一帯を埋めつくすヨシ。ヨシ地は、カイツブリなどの水鳥でいっぱい。春夏秋冬いろんな景色を見せてくれる。
 冬は、ヨシ刈りの季節、ヨシ地に刈りヨシが立て掛けられる。
 湖国の春の訪れを告げる近江商人の町の奇祭。女装姿の若衆が「チョイヤレ」「マセマセ」と掛け声勇ましく、古き八幡の商家たたずむ町内を練り歩く。五穀豊穣を祈る祭として、山車は毎年干支に因み、食べ物で造作。2日目の勇壮なけんかシーンや炎とともに若衆が歓喜の声を響かせ踊り狂う奉火場面は、見応えあり。
NO,15 2004,3,15 左義長まつり
 14基の左義長が境内に集まり、あちこちで左義長どおしをぶつけ合う勇壮なケンカが繰り広げられた。
 山車コンクール優勝作は、為心町の「猿舞(風神雷神)」。春巻きの皮、あられ、昆布、するめ、麻、みじん粉などで作られた。
  (近江八幡日牟礼八幡宮にて)
NO,16 2004,4,3-10 水郷めぐり (菜の花)
 日本最大の「水郷」が今も残る近江八幡市。その景観は美しく、「春色・安土八幡の水郷」として、琵琶湖八景の1つとして数えられています。日本一遅い乗り物で春ゆったり楽しむ和船の旅。葭地地帯と川辺の桜や菜の花を縫うように次から次に手こぎ船が行き過ぎる。(2004,4,3-10  近江八幡北之庄町周辺にて)
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