12月20日(日)、和歌山県民文化会館で第九の演奏会があり、会社のOB数名が
出演するというので妻と聴きに行きました。
午後二時半からの開演で、初めてナマの第九を聴き、すばらしいメロディと
力強い合唱に感動しました。日本語訳の「喜びの歌」は第4楽章で、それまで
コーラスは椅子に座ったまま、聴衆と一緒に京都市交響楽団のすばらしい演奏に
聞き入っていましたが、いざ歌う時になるとやおら立ち上がり、自慢ののどで
練習の成果を出し切っていました。
中央にプロのソリストが4名いて、その後ろに男性40名、女性80名程の
和歌山県第九合唱団が並んで、その中でOBのN村さんはテノール、I上さんがバスで
大きな口をあけて気持ちよさそうに歌っていました。
今回は第37回の演奏会で、ずいぶん長くやっており、最年長は80歳代だと
言っていましたが、「プロと一緒に歌える」というのがウリで、団員を募集している
とのこと。N村さんから「萬チャンもどうよ」とお誘いがありましたが、練習が
大変そうだし、これ以上活躍の場を増やすのも大変だし「まあ、そのうちに」と
一応お断りしておきました。でも、正直、OBになってプロの演奏家たちと一緒に
なって歌う姿はとてもカッコいいと思いました。
<2009.12.20>
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