ナナ6歳の誕生日に思う

   
おいしそうなケーキだよ
クジャクサボテンの妖しい花
養殖の山芋もALAですくすく

 今日はナナの誕生日。今年もデザートにケーキを用意しました。ペッパーチキン風味のポッキーを 6本刺したミニケーキを目の前に置いてやると、首をひねって横から本体をガブリといきました。 ポッキーがバラバラと庭に落ちて「食いにくいわい」と言ってるよう。
 食欲も旺盛で毛並みもつやつやのナナですが、去年の8月にネズミが媒介するレプトスピラ菌に 侵されて、一時肝臓も腎臓も不能となって生死の境を彷徨い、2週間の通院治療でようやく一命を 取り留めましたが、お父さんはひやひやものでした。
 今、宮崎県で口蹄疫がまん延して、たくさんの牛や豚が死んだり殺されたりしています。 動物の命をもらって生きている畜産農家は「肉にできなくてただ死なせるのがつらい」と 心をかきむしられるような心情を語っています。
 6月8日の朝日新聞には豚舎に死んだ子豚がコロコロところがっている写真とともに、殺処分される 日に、家族と従業員が畜舎の最後の掃除をしながら「守ってやれんかった、ごめんね」と涙がぼろぼろ とこぼれたという記事が掲載されていました。

<2010.6.7>



 
メニューに戻る