先週、一人ツーリングで出会ったBMWのオフロードタイプ、F650GSに乗っていたおじさんに聞いていた
「RTに1200で新型が出た」との情報を検証するために、6月8日の東京出張の空き時間に浜松町のヤナセ
モトラッドに立ち寄って、その雄姿を撮影した。新型BMWR1200RTは、私の1100RT(1997年
発売・その後、マイナーチェンジの1150RTを経ている)に比べて、ごらんのとおりスタイルはかなり変わっている。排気量が100cc増えて、出力が
95馬力から110馬力に、ミッションが5速から6速にと進化している。価格はABS+CAT付で
2,226,000円、重量は281キログラムと大きく変わってはいない。
どちらがいいとかではなく、何でも進化は必要で、また進化の過程も貴重だということだ。つまり
温故知新。どっちも大切なことだ。あんまり書くと、うらやましがってるように取られてはいけないので
このへんでやめる。
ちなみに、わがRTは誰かに真似て、ヘッドランプの両サイドに精悍さを出すために、三角のメタル
風シールを貼ってある。
RTの魅力は静粛なエンジン音、吹かすとお尻がブルブルと震えるボクサーエンジン独特のフィーリング、
さらにはジェントリ−なスタイル(ハーレーはハーレーで、また良いのだが)特にまたがったときの
カウルの大きさには一目ぼれして、値段も聞かずに「これちょうだい」と言ってしまったものだ。
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おまけの最後の写真は「バイクがBMWなら車もBMWにしたいなあ」などと、とんでもないこと
を考えていると、なんと夢はむこうからやってきた。会議が終わった夕刻、友人と飲んで、その帰りに
拾った個人タクシーが、新型のBMW750Li。後部座席に座らせてもらって、革張りの手作り感と
快適な走行感を満喫。運転手は、車が好きで半分は趣味で買った、ということだったが、この車750
Liは1,180万円する。回収できるのかいな。千葉の自宅前で記念写真を撮ってもらった。