伊予路はるかに(1)
   
萬ヶ谷高見山から尾道を見下ろす

走りながらの撮影は危険ですからやめましょう(しまなみ街道)

 連休もさなかの5月5日は快晴の子供の日。1泊2日で四国一周という野望を抱いて家を出たのは 7時50分。8時40分に大阪の岸和田SAから松山市のコンちゃんに電話し、電話に出た奥さんに 予定通り出発したことと、5時までには着くよと報告。予定ルートは阪和自動車道→近畿自動車道→ 中国自動車道(一部)→山陽自動車道→瀬戸内しまなみ街道→国道R196→松山市だ。

 山陽道はいい道で、走りやすいが景色があまり変わらないのでちょっともの足りない。11時50分 岡山県の吉備SAで昼食。ふっくらかき揚げうどん540円がうまかった。

尾道からしまなみ街道に 入ってすぐに、向島ICで降り島を一周しながら高見山をめざす。なぜ高見山なのかは解説がいる。 インターネットのYahoo!JAPANの検索窓に「萬ヶ谷」と書いて検索すると26件ヒットする。 その中に“萬ヶ谷高見山・・瀬戸のうたみち”と言うのがあるのだ。高見山は標高283メートルの 小山だが、その昔、村上水軍の見張り台があって瀬戸内海を通る船をここから見張っていたというのだ。 「なに、すると何か、萬ヶ谷というのはひょっとしてルーツが村上水軍に行き着くのか?」という 仮説を検証すべく、登ってみたのだ。頂上までバイクで登るとちょっとした公園風になっていて、数組の 家族が弁当を広げたり、瀬戸内の眺望を楽しんでいた。しかし“萬ヶ谷”はどうした。なにも手がかりは ないではないか。この谷かあの谷か、結局何も分からずにさみしく山を降りた。  


 
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