バレバレやんかー

   
ぜーんぶ見られてる
集団で御用状態
明るく見やすいLED型
県内にはまだ半分以上
ハイランドパーク粉河の紅葉
お行儀のいいチームなのです

 11月の月例ツーリングは和歌山県警交通管制センターの見学から始まった。9時40分頃に 市内の岡崎にある県警本部岡崎庁舎に到着、パトカーが何台も整列して駐車している構内に 17台のバイクが次々に駐車して行く。集団でスピード違反して拉致されたに似た状態。
 チームのボスの知人である県警の偉い人がお出迎えしてくれて、まもなくセンター内に案内してくれた。
 2階分吹き抜けのメインパネルには、和歌山市から海南市にかけての信号機の作動状況が 表示されていて、両市内の車両感知器によって集められたデータを元に、スムーズな運行のために5分毎のリアルタイムで 信号機の「青」の時間を変えていると言う画期的なシステムだ。
 また県内の主要な交差点の画像が40カ所近くもモニターされてあって、これでは、ここに来るのに 随分飛ばしてきた映像が見られていて、スピード違反バレバレではないかと思ったが、誰かが いみじくも質問したら「顔も分からないし、スピードも分からないから平気」の答えが返って 来たのでひとまず安心。ちなみに画像の記録はされていないとのことであった。
 2階にはテレビやラジオへの交通情報発信のためのスタジオが3部屋と見学室があった。一般の 見学者はここから見学するとのこと。我々は特別だったのだ。
 この部屋には、信号機の現物が新旧2基置いてあり、新型が今はやりのLEDだが旧型は赤、青、黄のレンズ 中に電球が灯るタイプの信号で、電球は家庭で使っている100ワットの白熱電球とほぼ同じもので あった。時々、球が切れるようで、1年に一回は総替えするとのことであった。LEDは電球タイプの 5倍ほど高価だが、ほぼ10年は持つとのことで、県下に1600ほどある信号機の、ほぼ4割がこれに 替わっているとのこと。通常は高さ5メートルに設置されている信号機であるが、直径30センチもある 現物をみるとけっこうでかいものだ。ちなみに私の30キロの通勤路には48箇所の信号機があるがLEDはその内 3基だけである。和歌山市内が優先のようだ。

 一時間ほどでここをおいとまして、和歌山県と大阪府の県境近くにある打田町の神通温泉に向う。 到着寸前に、空が怪しくなって雨粒が落ちて来た。温泉について部屋に入った直後、ものすごい 雷鳴と時雨が来た。でも、食事と入浴の間に天候が回復して陽が差して来た。一度はあきらめかけた 葛城山の攻略にチャレンジし、858メートルの頂上近くの駐車場から、泉南、大阪方面の俯瞰を 満喫した。

 2005年11月27日(日)  


 
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