2月19日は久しぶりの快晴。春の気配がしのびよる紀南に出かけた。南高梅（なんこううめ）で名高い南部は 山一面の白梅で、車での梅見ドライブコースが造られている。とは言ってもそのために新たに作られたのではなく 既存の農道を「→くるまこっちよ看板」で誘導して、渋滞や混雑がないようにしているもの。とはいえ、山の頂上には梅干しや はちみつなどの直売所があってしばし渋滞した。
　一目うん万本の絶景であったが、収穫するのは大変だろうな、とみかん農家（えらそうに）の僕としては同業相哀れむの 心境であった。ドライブの途中で梅の苗木を植えている老夫婦がいたが、梅農家もやはり高齢化で将来が懸念されている。

　2006年2月19日（日）