比叡山で花の一生
   
昼食をとったレストラン

春霞の琵琶湖

比叡山の山頂で

あきらかに”雲古”

京都市街

 4月23日、月例ツーリングの行く先は比叡山。8時にBHBを出発の予定があいにくの霧雨模様。 1時間延ばして9時出発となった。雨で中止は再三あったが、出発を延ばしたのは26年間で 初めてだという。
 途中合流を含めて13台が、近畿自動車道を北上し、吹田JCTから名神高速を西進、京都東ICで 下りてR161を琵琶湖を右に見ながら北上する。やがて比叡山スカイラインに向かうべく左折して 登り始める。スカイラインは入口から頂上までは8キロほどだが、往復で1,120円もかかる。 「天台宗総本山比叡山延暦寺と言えども取り過ぎではないか、もう一度焼き討ちにしてくれようぞ」と ほざいてもせんないので、しずしずと進む。入口から2キロのところにあるレストランで昼食。 11時30分なので湯浅から2時間半で着いている。2回の休憩がなければ2時間で着くのか。 このあたりはまだ標高400メートルくらいで、桜が満開であった。展望台から琵琶湖を見ると いつか「鳥人間コンテスト」で飛びすぎて行き着いた瀬田大橋が霞んで見えた。その右岸には 29年前に「常陸宮賜杯全日本準硬式野球大会」で日本一に輝いた皇子山公園野球場も見えた。 あれからもう30年近くにもなるのかと感慨深かった。
 昼食を終えて比叡山頂を目指す。ここから6キロばかりだ。13台がバイクを右に左に倒しながら 山道を登る。進むに連れて桜の花が徐々に少なくなってくる。やがて頂上近くになると完全に蕾で あった。頂上から再び琵琶湖を眺める。その反対側は京都大原郷だ。三千院のあるところ。京都市街 からは離れた静かな盆地である。
 帰りは桜の花の蕾が、徐々に咲き始め、満開になるまでの桜の”花の一生”を楽しみながら 山を下る。スカイライン入口を出ると、今度は右折し北白川を経由して京都の市街に入った。 ”なんで白川なんだろ”と思いながら、谷川の底を見ると砂が白い。知名とはたいていこうして つけられることが多いと改めて納得した。
 京都では時間がなかったので、どこへ行くということもせず市内を通って京都南ICに辿り着く ばかりであったが、途中、東寺の五重の塔の壮大さに感動した。

 <走行距離350キロ>   


 
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