琵琶湖一周ツーリング
   
琵琶湖大橋を渡る

敦賀の朝

気比の松原

水晶浜と美浜原発

有料の河野海岸道路

美しい東岸は行楽客で一杯

本場の長浜ラーメンとんこつ全部入り

 ゴールデン週間の初日の28日から1泊2日で宏君と琵琶湖一周ツーリング。琵琶湖東岸の長浜で合流し、下回りで琵琶湖大橋を渡って 西岸を北上して目的の4分の3を果たして敦賀へ上がる。
 敦賀の夜は、期待に反して飲み家が少ない。ビジネスホテルのご主人が教えてくれた焼き鳥屋で夕食を済ますと あとはローソンで焼酎とお茶を買って部屋でおっさん二人の寂しい二次会。早々に引き上げて明日への英気を養う。
 翌日は絶好の走り日和。すぐ近くの気比の松原を見る。穏やかな北陸の海だ。次に敦賀半島西端の「若狭で最も美しい」と ガイドマップに書かれた水晶浜に向う。浜の砂を手ですくってみるとなるほどほとんどの小石が透明な石英だ。北に美浜原発が見えた。ここから再び敦賀市内に戻って、今度はR8を福井に向けて北上する。
 敦賀街道を河野村まで走る。他のバイクもたくさん来ているが、若者集団の100台ほどのけたたましい軽量バイクはいただけない。そこからしおかぜラインとも呼ばれる河野海岸有料道路を南に下る。短い距離だが有料のため車は ほとんど走っていない。やれやれだ。再びR8に戻って、ひたすら南下し琵琶湖の北端にたどり着き琵琶湖一周の残りにとりかかる。東岸はきれいに整備され、行楽客が いっぱいで、バーベキューやフィッシング、サイクリングなどに打ち興じていた。その昔野球の試合で来た石山辺りで見た琵琶湖は とても汚くて、大阪の人はこの水を飲んでいるのかと気の毒に思ったことがあったが、今はずいぶんときれいになっている。長浜まで下って、本場の長浜ラーメンで昼食をとり 1時に宏君とお別れする。私は再び東岸道路を瀬田方面に下る。宏君は伊吹山の裾野を走ると言う。
 瀬田の信号脇に停まって地図を見ていると「こんちわ」と後ろから声がかかる。見ると少し前の型だが同じRTだ。「昨日東京を出て 来たんだ」と言うおっさんは相当の年齢だが颯爽としている。石山寺に行くと言う。お別れをして、初めて走る京滋バイパス石山から高速に上がると大山崎JCTで 名神に合流する。大阪の町を見ながらひたすら南下し、岸和田SAで給油し帰路につく。2日間の走行距離は789キロ。  

 <2007年4月28、29日>  


 
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