湯浅町にペットと人間が一緒に楽しめるところがある、と聞いたので訪れてみた。湯浅町の東方の 山田というところの山頂近くに「パートナーズハウスゆあさ」があった。当日は一日中降ったりやん だりの天候だったので、客は一人もいなかった。ハウスキーパーのおばさんが二人ほど、部屋の掃除 をしていたので声をかけてみた。
　ここはどのようなシステムになっているんですか？すると「日帰りの場合はペット１頭が１０５０円で ここの遊具やプールなどが自由に使えます。人間は無料です」と答えが返ってきた。そうか、ここでは 犬のほうがえらいのか。わしも金とってくれえ、とも言えないので、とりあえずあるもの全部見せて もらって、最後にレストランのテラスでチャーハンを食べた。犬用のかわいいケーキもあったので 「今日だけ特別！」とナナに言い聞かせて、一口サイズのパンプキンパイを注文した。一口であった。
　今夜の予約が２組入っているというが、ペットと一緒にホテルに泊まって、山の上で遊ぶと言う 文化は、日本では、いや、和歌山の田舎ではしっくりこないなあ。 　

　（２００５年７月３日（日））