得意の鼻ドリブル
足だって使えるぜ
疲れた。休憩
まだまだ
交代です
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川や海で遊んでいるとげんこつ大の丸い石を見つけて鼻でサッカーを始めます。鼻の先が
土まみれになっていますが、声を出しながら楽しそうに遊びます。本物のサッカーボールでも
同様に遊びますが、すぐに歯を立てて咥えてしまうので、ヘショッっとなってしまいます。
これなら大丈夫だろうともっと大きな6号のバスケットボールを買ってきて、見せてやると
「早く早くがっこへ行こう」と玄関へまっしぐらです。校庭に放してやると大喜びでサーカーを
始めました。鼻と前足を使って上手にドリブルします。「よしよし大丈夫だな」と思ったのは
5分間、もう砂場へ持っていって座りこんでいて、なにやらボールに張りがありません。あちゃー、
やっぱりだめだったか。「噛むんじゃなーい!」と頭を殴ってやりましたが、ついつい口をいっぱいに
開いてサイドから歯を立てようとします。次は、漁師が使っている海に浮かべる丸くて黒い浮き球を
拾ってこよう。しかしボールを追っかけるスピードは全日本代表でもかなわない猛スピードです。
学校の軒下にツバメが営巣しています。夫婦が交代でえさ取りと抱卵を繰り返している光景は
ほほえましく季節感にあふれています。
(2006年5月27日)
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