H&K ソーコム Mk23 /東京マルイ


◎固定スライドって、少ないよね◎

 
 実銃は、アメリカ特殊部隊統合軍向けに開発された、ヘッケラー&コック製の大型ハンドガン。アメリカで人気の45口径だ。”Special Operation Command”の頭文字で、”SOCOM(ソーコム)”。軍のトライアルに提出され、様々な条件をクリアしてこの銃が制式採用されたとか何とか読んだが・・・あんまり色んな条件出すから、こんなサイズになるんだよ、きっと。
 これは、そのプロトタイプのスライド形状を再現したものだそうな。
 
  全長   :245mm(427mm)
  重量   :394g(1200g)
  装弾数 :28発
  価格   :16590円
  可変ホップ
  ( )内はフル装備時
 

 セイフティはアンビで、レッド・ホワイトのドットが入っている。ハンマーコック時のみ操作可。グリップ上部の凸文字は「Tokyo Marui」と書かれている。
 この銃、ハンマーを指で起こす以外に3cmほどスライドを引いてハンマーを起こしてコッキングする事も可能なのだが、後者の場合イジェクションポートに擦過痕が付いてくる。ここには丸い小さなヒケが薄く浮き出ている。擦過痕が派手になってきたら目立たなくなるんだろうか?
 

 フル装備でのM1911A1との比較。サイレンサーとLAMをつけるとかなり大きい。この状態でもアイアンサイトは使用可。ちなみにサイトにホワイトドットは入っていない。グリップパネル上方のデコッキングレバーはただのモールドで動かないのが残念。機能しなくても別パーツ化されていれば良かったのに。トリガー上のスライドストップは上に押し上げる事でセイフティとして機能するようになっている。トリガーが引けなくなるぜ。
 LAMは実物はレーザーとライトが一体化したモジュールだったと思うんだが、この銃のは外付け懐中電灯になっている。単4乾電池3本の照度。大した事ない。サイレンサーは「焼けた鉄」のイメージでテカテカなんだが、つや消しで良かったんじゃないか?みんなはこれ素手で掴んで付けたり外したりするんだろうし。白文字で色々プリントしてあるけど、やはりここにも「TOKYO MARUI」と入っている。取付けはM14正ネジ。
 

 一応、サイレンサーだけ装備状態。サイレンサーの全長は銃本体のグリップ辺りまである。
 今思ったんだけど、前後サイトにドットのホワイトを流し込める凹みとかあったら良かったのになあ。
 余談だが、近所のリサイクル店ではたまにサイレンサーやLAMが欠損した状態のを普通の価格で売っていたりする。知らずに買う奴とか、いるんじゃないかな。

 
 見ての通りグリップは太いが、握りにくくはない。チェッカリングがちょっと痛い。しっかりしたグリッピングに一役買っているはずだが、ガスブロじゃないからあんまり意味はない。
 集弾性は上々。さすがマルイ製品。シングル/ダブルアクションどちらでも撃てるが、ダブルアクションではトリガーが結構重い。命中率より何より、サイレンサーの効果が一番印象に残るような気がせんでもないな。
 
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