●ホホジロザメ●
(ほほじろざめ)

 

 メガロドンの友達だ!・・・って事はないな。最近の研究では、メガロドンの子孫じゃなく近縁種らしい。これは鳥羽水族館で買った。1500円くらいだったかな?メーカー不詳。”ホオジロザメ”だと思ってたけど、”ホホジロザメ”なんだな。ちょっと腹側の造形が甘い気がせんでもないが、まあ良かろう。表面はザラザラしていて、いわゆる鮫肌を表現してるのかな。なかなか獰猛そうでいい感じ。
 メガロドン生存説の根拠には、「まだ化石化していない歯が発見されている」とか「巨大ザメの目撃談、ジンベイザメの誤認ではなく、体色は白っぽかった」なんてのがあるわけだが、まあメガロドンではなかろう。個人的には、「魚類は考えている以上に大型化する」か「未確認の種が存在する」なんじゃないかと思ってるわけだが。

 

 ちょっと腹部のパーティングラインが目立つ気がするが、飾り方から言うと裏面にあたるので、じっくりながめない限り特に気にならない。尾びれのちょっとギザギザになってるところとか、リアリティを感じさせていい感じ。体色の境界線がはっきりし過ぎているように思うが、この辺は好みの問題かな?体表のザラザラした感じなんかも、がんばって再現してもらっている。
 これはサメの企画展をやっている時に購入した物なんだが、以前USJに行った時に「メガロドン」なる商品名でこれより若干大きめのサメフィギュアが販売されててだな。でかいだけで全体に作りが雑で、買ってはみたもののあっさりなくしてしまった。今どこにあるんだろう・・・。

 

 こんな感じで、海面をモチーフにしたネームプレート付きベースに飾るようになっている。「こっちから見てね!」って事だな。
 英語名だと”Great White Shark”。日本語名もホホジロだし、実物は白さが印象に残る感じなんだろうか。上から見ると海中の暗さに紛れ、下から見ると海面の白さに溶け込むカラーリング。なんでそんな色になっているのかよく分からない生き物もいるけど、これは理由がよくわかるカラーリングだ。こういう、設計思想?が見えてくるのって割と好きかも。
 
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