●Ξガンダム●
(くすぃー がんだむ)

 

 GUNDAM FIX FIGURATION(GFF)。バンダイ。プラモデル化される事はまずなかろう。・・・とこの時は思っていたのだが、昨今の商品化の流れを見ていると、プラモデルで発売されてもあまり不思議はなさそうに思えてきた。
 発売後だいぶたってから購入したのだが、GFFはパーツ取れ易いし可動範囲狭いし、関節の保持力もあんまり強くない。無理矢理動かしていたら肩のフレームが折れたので接着しといた。これはGFFの#0025って番号が付いてたんだが、その後購入した#0010のガンダム試作4号機の方が関節の可動範囲も保持力も上だ。ペーネロペーへの換装機能を優先した結果かな?
 まあ何にせよ、カッコいいんだが立ち姿以外で飾るのはちょいと難しい。スタンドも付属してるんだけど、なんか綺麗なポージングがしにくくて(関節の可動範囲がな・・・)、当初より使ってない。満足、ではないな。ちと微妙、てとこか。
 ちなみにペーネロペーに換装するつもりはなかったりする。  

 

 背中のウイングは、主翼とその上の小翼が一体になっていて、付根あたりから上下に可動する。元はスタンドが付属していたんで(このスタンド、何かに転用したような記憶があるのだが何だったかな?)、後方に翼を伸ばして肩装甲を前後に展開した飛行形態でディスプレイする事を想定したものだったんだろう。とはいえこのフィギュアは静かに佇む立ち姿が一番格好よく見えると思っているので、これで良し。

 

 立たせてみると、足首関節がちょっと弱そう。割と前後に傾きそうになる。立ち姿が補助できる程度のスタンドがあるといいかも。とはいえそこまで足首関節が緩いわけではなく、飾っていてふと見ると前のめりだったり後ろにのけぞり気味だったりするくらいだ。今の所、転倒する気配はないし。
 しかしもうちょっとポージングに幅があると良かったんだが。発売当時はなかなか良くできたフィギュアだったと思うんだけど、今の目で見るとちょっと全体に作りが甘いか。可動もそうなんだけど(まあ可動メインの商品ではないはずなので、これでいいのかも知れないけど)、細部の着色がちょくちょくはみ出してるのとか、エッジがちょっとボケ気味に感じる時があるのとかが惜しい気がする。

 

 頭部アンテナのシャープなのは大変良いのだが、例えばビームライフル尾部のブルーがはみ出して滲んでたりするのは個人的に結構なマイナス。あとスミ入れが安定してない。スミ入れはナシで、お好みでどうぞ、位で良かったんではないかな。
 とはいえ立ち姿は十分カッコいい。サイズも1/144サイズのプラモデル程度なんで、Ξガンダムの立体物としては割と手頃なんじゃないかと。しかし「閃光のハサウェイ」劇場公開が決まり、Ξガンダムもだいぶ印象の違うデザインで発表された今、こいつの立ち位置はどうなるんだろうな?
 
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