クレオパトラ with オベリスクタワー
<くれおぱとら うぃず おべりすくたわー>
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 「ROYAL INNER SELF」という作品の登場キャラクターなんだけど、詳細はよく知らない。
 デザインがちょっと良さげだったのと、スコープドッグ、なっちんに続き「チョイプラ」をもう少し作ってみよう、と思い購入。
 全高5cmくらいのキットでパーツ数も少ないので、お手頃と言えばお手頃な気がする。
 キットの成形色は黄色。
 塗装色指定は特になくて、封入されたイラストつきの組立説明書を見て塗装する事になる。
 オベリスクタワーにある大きめの肉抜きを埋めて設定通りに塗装する事として、製作開始。
 

 インスタグラムに投稿した後で、爪先のゴールド塗り分けを間違えている事に気付いてリペイント(当初は爪先を黒、台座の突起部をゴールドで塗装していた)。
 ほぼ設定通りの塗り分けになっているが、脚についた三枚のフィン(黒のようだった)はゴールドにした。悪くないんじゃないかな。
 可動部は、軸接続の肩と背負ったオベリスクタワーのみ。肘関節は自在に曲がる設定らしい。あと手には指があるようだが、キットでは再現されていない。サイズがかなり小さいので致し方ない所。
 オベリスクタワーは、小さく掲載された完成写真では垂直に取り付けられていたのだが、斜めにした。ここは好みの問題だろう。
 胴体は前後分割で継ぎ目消し、腕部には押しピン跡(だったと思う)のパテ埋めがあり、少し面倒だった。なにせ小さいんで。
 ほぼ固定ポーズのキットだけど、特に不満はナシ。腕に軽く曲げるような表情が付いていても良かったかも知れない。
 

 背面からのオベリスクタワー。
 円環部下の張り出し部中央は肉抜きになっていて、当初埋めようとしたのだがきれいに埋められなかった。
 そこでジャンクパーツをいくつか貼り付け、この形に至る。ちなみに張り出し部の両端には、表(裏?)と同じ赤い部分があったのだが、肉抜きを埋める為に削り落とした。なくても個人的許容範囲。
 素性のよくわからないキャラクターなので、これで良いのか悪いのか判断が付かない所が困った所。こういう所は自由にやるのが良いのかな。
 大腿部のデザインが左右非対称なのが、なんかオシャレな気がするぞ。
 

 脚のポジションに表情があるのがちょっといいな。
 今にして思えば、腕は少し角度のある物と二種類からの選択式にしておいても良かったのではないだろうか。もしくは、肘で斜め分割して角度を付けられるようにしておくとか。
 いやそういう改造をしろ、という事だったのかな?
 キットの成形色の黄色、継ぎ目消しの際にちゃんと処理できているかの確認がしづらい色だった。無塗装や部分塗装で飾る物ではないと思うので、グレーだとありがたかったかも。まあそれだと店頭で目立たなさ過ぎて売り上げに支障が出るのかも知れないが。
 総評。
 肉抜きがなければ良いキットだったと思う。全塗装必須な感じなのでお勧めはしにくいけど。
 
●架空設定みたいな。
 クレオパトラ with オベリスクタワー
 架空設定特になし。
●塗装メモ
 本体→ GXブルーゴールド(ラッカー・GX210)
 本体赤→ シャインレッド(ラッカー・79)
 本体緑→ エメラルドグリーン(ラッカー・ガイアカラー018)
 目のみ上塗:クリヤーグリーン(エナメル・X−25)
 本体黒→ セミグロスブラック(ラッカー・92)
 銀(フェイス)→ シルバー(銀)(ラッカー・8)
 銀(オベリスクタワー)→ クロームシルバー(エナメル・X−11)
 台座→ つや消しブラック(ラッカー・33)
 オベリスクタワー刻印部赤→ レッド(エナメル・X−7)
 下塗→ シルバー(銀)(ラッカー・8)
 
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