ガンダム試作4号機
<がんだむしさくよんごうき>
SD



 さて、いつの作品なんだろう?作ってからだいぶ長い事、「やっぱスタンドでも作ってやった方がいいのかなー?宇宙戦用機だし」とか思っていた。見ての通り、結局作ってないんだけど。逆さにして見た所、スタンドの軸を挿す穴も開けにくそうだったので、やらなくて正解なのかも。
 ともかく、キットとしては小さいながらなかなかきれいにまとまった形をしていると思う。割とカッコいいと思うんだが。
 

 どうも肩のロケットノズル辺りは何やら市販パーツを貼り付けたような雰囲気。特に肩の内側がスカスカで気になったのか、大きめのノズルをそのまま押し込んである模様。今考えても、プラ板で蓋をするか、こうやって何か押し込むかしか思い付かないので、これはこれでアリなんだろう。
 ウェザリングにも挑戦してみたらしい。全体を黒かジャーマングレー辺りで薄く塗り、いらない分を拭き取っていく形だったようだが・・・何か途中で拭き取りが面倒になったのか、全体的に煤けたままにしておこうと思ったのか、いまいち不明だ。明らかに拭き取り忘れと思われる個所があるから、面倒になったんじゃないかな。
 でもその後でエッジを強調するためのドライブラシを青や赤の部分に施した形跡があったりするので、つまりはそういう技術レベルの時期に製作されたものなんだろう。
 

 確かこの本体色、「白」がなかなかうまく乗らないのでその代替色として「白っぽいグレー」を探してきた結果だったんじゃないかと。これなら十分「白」と言える、と自分では納得していた。またいずれ使いそうな色だ。この頃は白の代わりにこの色を多用していた記憶がある。
 額と後頭部のセンサーも、下塗りシルバーの上からクリヤーグリーンの構成になっているので、だいぶ今につながる塗り方の方向性が定まってきた頃なんじゃないだろうか。
 

 やはりもう少し拭き取ってきれいに仕上げた方が良かったような。
 
●架空設定みたいな。
 RX−78GP04G ガンダム試作4号機
 架空設定特になし。
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