マゼラアタック
<まぜらあたっく>
SD



 最近たまに思うんだが、マゼラアタックって、「戦車」なのか?
 連邦軍の61式戦車よりデカいけど、強くもない。後から生産されてる割に、どうも変な感じだ。
 こいつ、元々は下半分だけの兵員輸送車だったんじゃないか?で、そこに有視界戦闘で長距離砲撃能力を持たせるため、高位置に砲塔を取り付けたと。ザクとの連携が必須であって単独運用はあまり考慮されておらず、砲撃はザク、制圧はマゼラアタックの歩兵部隊という運用を想定していると考える方が自然だろうと思う。
 

 砲塔部分は後から追加された装備なので、そもそも61式と正面からやり合うようにはできていないわけで。むしろ勝てないから高位置に砲塔を取り付けて61式の射程外から砲撃を加えつつ後退、ザクと合流してから反撃に移るのが基本戦術なんじゃないかな。あくまで本分は兵員輸送で。
 砲塔だけじゃなくて、面制圧用のMLRS型なんてのもあったりするのかも知れない。
 

 まあどれだけ考えた所で、「なんで上半分が飛行機なのか」という疑問には答えようがないわけなのだが。
 案外、飛行機としての能力は副次的なもので、後部ノズルは走行射撃時や連続射撃時(ザクの120mmマシンガンが連射できるのだから、こいつもそれなりに連射できると考える方が自然だと思う)の反動制御用の装置だと考えるべきなのかも。
 ・・・なかなかにそれっぽい考察だと思うんだが。
 

 案外、「翼」じゃなくて「張り出した装甲板」かも知れないぜ?
 ちなみにうちでは、緑色の方を「よもぎ号」、黄色の方を「きなこ号」という。
 
●架空設定みたいな。
 HT−01B マゼラアタック
 架空設定特になし。
●塗装メモ
 本体→ ダークイエロー(ラッカー・39)
 履帯→ ジャーマングレー(ラッカー・40)
 ロケットノズル、機関砲→ 焼鉄色(アクリル・H−76)
 翼下スリット、排気管→ 軍艦色(2)(ラッカー・32)
 キャノピー→ セミグロスブラック(ラッカー・92)
 履帯奥→ ジャーマングレイ(エナメル・XF−63)
 ヘッドライト→ フラットアルミ(エナメル・XF−16)
 
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