パーフェクトガンダム
<ぱーふぇくとがんだむ>
SD



 ヒマヒマに作って2ヵ月半くらいかかってる。やっぱり、月70時間残業だと休みの日はゆっくりしたくなるので手が進まなかったり。
 まあそれはそれとして。
 パーフェクトガンダム、リファイン版、って言うのかな(このキットね)?のデザインの方が好きなんだけど、それでもそこまで好き、というわけでもない。こんな感じにした方が好きかなー、というのがあったので、「フルアーマーガンダム宇宙戦仕様」という事で製作スタート。この時点では、胸部装甲の形状変更と増加装甲は白、中のガンダム本体はG3ガンダム風のグレーで、位だったか。
 

 このキット、説明書にも「中のガンダムはつま先のパーツが脚部と独立して可動する!」って書いてあるんだけど、パーフェクトガンダムにする場合は脚部を付け根からごっそり無可動の物に換装するちょっと残念な仕様。脚部両サイドのスラスター部分だけ使う事にして、脚部アーマーはだいぶ前から手元に転がっていたMGガンダムMk.Uの足首アーマーを転用。ここにスラスター部と膝アーマーをくっつけてみた。ちなみにガンダム本体へは両面テープ固定。見えないし、強度的にも問題ないからこれでよし。
 本体部はG3ガンダムっぽい色で作ったところ、フルアーマー時にシールドのミディアムブルー部がちょっと浮いて見えるので全体として白く見えるようにパーツを増量。ただ、防御装甲のシールドの上から増加装甲ってのもバカみたいなんで、ここは近接防御用のミサイルランチャーに。シールド下部の大型ランチャーは、これまたMGガンダムMk.Uの足首後ろパーツ、シールド裏側の三連ミサイルは、MGフルバーニアンの腰サイドパーツをそのまま。なんとなくそれっぽい?と思うのだが。
 

 思いのほか手間がかかったのが、ビームライフル。銃身がごっそり肉抜きされてたんで当初パテ盛して成形する予定だったのだが、二本並んだ銃身はかなり削りにくそうだったんで断念。根元から切り飛ばして似たような太さの燃料タンクを加工して製作。出来上がってよく見たら元の銃身より一回り太いような・・・まあいいけど。
 で、バックパック。中央のプロペラントタンクは本来は青なんだけど、赤で。多分ここだけ青だと浮いて見えるはず。変じゃない、と思いたいんだけど、なんか消火器っぽいような?その下の三連ロケットノズルと脚部スラスターのノズルは何かのジャンクパーツを使用。脚部ノズルはもうちょっと小さくても良かったかも知れない。バックパック下部両サイドの増設スラスターは、これまたMGガンダムMk.Uの膝下パーツを流用。でもってこれまた両面テープ固定。・・・何も言うな。バックパック上面、このキットで一番広い平面が広がっていて寂しい感じだったので、四角い感じのパーツを並べて(多目的ランチャーとかそういう類のやつだ)バックパックを一回り大きくしてみた。
 色々盛ってみたけど、悪くない感じで当初の想定に近い完成形になった。フルアーマーってのはゴテゴテ感を楽しむ物だと思うので、これはこれでいいんじゃないだろうか。素組みはちょっと面白くないような気がするが。
 そうそう、実は腕を左右間違って組み付けてしまうというアクシデントがあってだな。肘に四角いブロック状のパーツを貼って誤魔化す羽目に。やっぱ組立説明書ってのはちゃんと読むべきだな。
 

 バックパックのセンサーの所も、ちょっとディティールアップしたんだよ!
 
●架空設定みたいな。
 FA−78[S] フルアーマーガンダム宇宙戦仕様
 フルアーマーガンダムの試作プランを元に、宇宙戦に特化する形で更なる重装化を推し進めた実験機。ベース機には、RX−78の3号機(通称G3ガンダム)が用いられている。これは、増加装甲による機動性の低下をベース機に施されたマグネットコーティングによりカバーする事を目的としている。
 増加装甲は状況に応じ任意にパージする事が可能であるが、基本的にこの形態で運用される為、形式番号「FA−78」が与えられている。
 全身に増加装甲を施され、右側に連装ビームライフルと大出力ビームキャノン、左側にシールドミサイルランチャーと背部に高精度センサーを装備した姿は、開発スタッフからは通称「パーフェクト・ガンダム」と呼ばれていたという。シールドを兵装プラットフォームとして利用する等、後に開発される機体に採用された技術も多い。
 一年戦争終結後に完成し、ジオン残党軍との戦闘に4度投入されたと記録されているが、戦果については明らかにされていない。
●塗装メモ
ガンダム本体
灰→明灰白色(三菱系)(ラッカー・35)
青→ミディアムブルー(ラッカー・72)
胸部→グレーFS36081(ラッカー・301)
関節→ダークシーグレーBS381C/638(ラッカー・331)
カメラ→下塗:シルバー(ラッカー・8)・上塗:クリヤーイエロー(エナメル・X−24)
増加装甲
白→グランプリホワイト(フラットベース混合)(ラッカー・69)
黄→ミドルストーン(ラッカー・21)
赤→モンザレッド(ラッカー・68)
ロケットノズル→焼鉄色(アクリル・H−76)
 
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