レックウザ
<れっくうざ>
ノンスケール
一回くらいはポケプラも作ってみようか、とは以前から思っていた。
レックウザとかプラモ出たら売れそうなのになー、とか家で話してたら、11月のバンダイの発売予定リストにこいつが。
奇しくも誕生日が店頭販売日であった為、これも何かの縁かと思い、買ってきた。ジョーシンで、誕生月の5%値引きハガキも使えたし。
まあそんなこんなで、サクッと完成させるつもりで製作開始。
一応全塗装・そこそこ継ぎ目消し仕上げなんだけど、これはパチ組み+シール仕上げが正解かも。目立つ継ぎ目はさほどなし、口腔内のピンクのシールは曲面なので塗装した方がいい気もするが、目はシールで十分な気が。加えて、成形色のグリーン、レッド共に鮮やかないい色で、そのままの方が派手できれいな感じ(じゃあなぜ塗った・・・)。
ちょっとジャンクパーツでツノでも足してやろうかと考えて、下顎にHGUCバウの襟元のパーツ、口の後ろの継ぎ目の上から細長い板状のパーツ(だいぶ前からうちにあるジャンクパーツだったんだけど、何のパーツだったんだろうな?)を追加。これで若干外観が変わった。三重県津市在住なので、『「アノツ地方」で目撃されたレックウザ亜種』という想定にしておこうと。
『亜種』にする事にしたんで、体色も暗めのグリーンに変えて塗装したんだよ!
そういえば腕も継ぎ目の目立つ部位だったかも。あと口の後ろね。それ以外だと、胴体の各パーツにちょっとずつ継ぎ目が出るんだけど、ほんとにちょっとだけなのであまり気にはならないかと。
体色を黄緑寄りから普通の緑に暗くしたので、当初塗装しない予定だった赤パーツも塗装する事に。成形色がピンク寄りのレッドだったので、そのままだと体色から浮いて見える感じになってしまったので。ここは明るめの赤で、シャインレッドで塗装。しっぽの先のレッド部分のパーツ、三角形のパーツを本体のグリーンのパーツで挟み込む構造だったため、二つに切り離してグリーンのパーツの継ぎ目消し後取り付けられるよう、ウヲとしては珍しく後ハメ加工。これはものすごく簡単だった。
本体の黄色い模様部は、以前ゲルググを製作した時にビームサーベル塗装に使ったホワイトパーツに蛍光イエローを混色した塗料が残っていたので、それを使用。しかしこれは塗装しない方が良かったかも。ちょっと光って見えるかと思っていたのだが、想定していた程ではなかったので、成形色の明るい黄色(元々がレモンイエローというか、蛍光イエロー寄りの成形色)のままで十分だったように思う。
口元は、周りをサザビーレッド、中をシャアピンクで塗装した。塗装した口パーツを見て、「シャアピンク」って食肉の色だったんだな・・・とか思った。下顎はHGUCバウのパーツを貼ったが為に、開口はこれが限界に。でも「開く」というギミックがあるだけで、見せる作りの口腔内ディティールでもないので、これでいいかも。
歯と爪のホワイト、胸部のブラックは成形色のまま。黒目はエナメルのブラックで塗装したんだが、この時初めてメインで使っている手持ちのラッカー系塗装に「ただのブラック」がない事に気付いた。ちょっと意外。
雲をイメージした台座も白い成形色のままなのだが、メラミンスポンジで擦って全体の艶を落とした後、凹部を100均パステルのグレーを綿棒に付けてなぞり、もう一度メラミンスポンジで擦って凹凸がはっきりするようにしてみた。
しかし本当にこれ、パチ組みで十分いい出来栄えだと思うよ?なかなかカッコいい。台座じゃない、市販のスタンド対応で浮かせて飾れる仕様だとなお良かったかと思う。
●架空設定みたいな。
レックウザ(アノツ地方)
アノツ地方で時折目撃されている個体。一般に知られているレックウザと比較して、体色が暗い事と、下顎部の形状が角張っている事、そして側頭部から後方に一対の板状突起がある事が特徴として挙げられる。
古くからその存在自体は知られているが、体色が暗く、また通常は高空を飛翔している為か、目撃情報は少なく、研究も進んでいない。
飛翔後に雷雲が発生する事があるとの証言があり、電気、もしくは風、水に関する強い力を有しているのではないかとも考えられている。
●塗装メモ
本体→ モウリーグリーン(ラッカー・GX6)
本体赤→ シャインレッド(ラッカー・79)
本体円環部→ ホワイトパール+蛍光イエロー(ラッカー・混色)
口外側→ MSサザビーレッド(ラッカー・UG12)
口内部→ MSシャアピンク(ラッカー・UG10)
目玉→ GXブルーゴールド(ラッカー・GX210)
黒目→ フラットブラック(エナメル・XF−1)
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