ヤマト
<やまと>
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 これはコスモリバースVer。デカールが付いてたんで買ってみた。一度は部分塗装で作ってるから、全く同一のキットを再購入するのも面白くなさそうだったんで。
 ここに至るまでの流れだが、部分塗装でヤマト完成→N−ノーチラスを全塗装で完成→やっぱりヤマトも全塗装すりゃよかったと思い始める・・・という感じだ。
 で、製作をスタート。デカールは大体説明書にあった通りに貼っている。
 今回は塗装予定だったのだが、特に設定と色を変えるつもりもなかったんで似たような色を探しに家電量販店(いや、近所の家電量販店が一番この手の商品が充実してるんで。ポイントも付くし)へ。でも意外とないのな。ヤマトの「青っぽいグレー」って。まあこの色も割と好きな色なんで特に問題はないんだけど。
 問題だったのは艦底部のレッド。当初、「ちょっと違った感じになるかな?」とRLM23レッドを選択、何か予想以上に朱色寄りになり、艦の重さをまるで感じない配色になってしまったので上からフラットレッドを塗装。でもやっぱり明るすぎてかなり変だったので、さらに上からあずき色を塗装。これでようやく落ち着いた。実物は写真よりもう少し暗めの塗装なんで、悪くない感じ。ほんとはこれの前に作ったN−ノーチラスも艦底部はあずき色だったんで、違う色にしたいなー、とか思ってたんだけどこれが一番しっくりくる色だった。
 

 主砲甲板の白線デカール。これは貼りにくかった。きれいに曲線を描くように、破線なんで、甲板のモールドと破線部がちょうど一致するように位置を調整したり。今にして思えば、黄色ラインだけにして白線はなかった事にするという選択肢もあったのかも。この時は、前に素組み版を作ったので今回はなるべくそれとは違った仕上がりになるようにしよう、と思っていたのできちんと貼る事しか考えていなかったな。ちなみに主砲甲板のグレーはN−ノーチラスと同じ色。何かいい感じの色だったんで。
 ほとんど写真じゃ見えてないけど、艦橋頂上の艦長室の窓枠。似たような感じの色だけど、ここだけはガンダムマーカーのグレーで塗装。ペン先がラインマーカーのような平芯になっているんで、筆よりはるかに楽だった。まあ色合いが似てなきゃ使えないんだけどさ。
 

 いつもは適当に汚しをかけて終わらせるんだけど、今回はデザインナイフやらヤスリやらで傷を付けてから汚し塗装。劇中のヤマトがあまりにもボロボロになるんで、見てるうちに汚すだけじゃダメな気がしてきて・・・。でも傷を付けるの面白かった。ただ、センスいるな、こういうのは。あんまり考えずにやると、かっこ悪い傷しかつかないし。これは今後の課題という事で。
 「可能な限り手を抜いて作る」事を毎回目標にしてるんだが、今回はサーフェイサーを吹かずに塗装する事を学習した。ずっとサーフェイサーは必要な物だと思っていたんだが、やってみればどうという事もない。なくても変わらん。エアブラシだとどうなるのかいまいち分からないが、筆塗りだとパーツのエッジが丸くならずに済む。インターネット上でも色んな意見があるようだが、いらんな、これは。多分「サーフェイサー必要派」の人でも、完成品を見て塗装下地にサーフェイサーを吹いたかどうかなんか、分からないんじゃないかな。完成品を見ても分からん作業なんぞ、無駄以外の何物でもないよな?塗膜強度に明確な差がある訳でもないし。何か話が逸れちまった。
 そりゃそうと、こいつはデカール貼るの疲れたわ。左舷・右舷でほぼ同位置に貼るのとか・・・ウヲにはハードル高かったぜよ。
 

 写真一番左の対空砲の砲身折っちゃったんだ・・・。手、プルプルさせながら付け直したんだ・・・。ズレてるけど案外目立たないんだぜ?
 
●架空設定みたいな。
 超弩級宇宙戦艦 BBY−01 ヤマト
 架空設定特になし。
●塗装メモ
艦橋窓→ クリヤーグリーン(エナメル・X−25)
台座→ つや消しブラック(ラッカー・33)
艦体上部→ 軍艦色(2)(ラッカー・32)
主砲甲板→ RLM66ブラックグレー(ラッカー・116)
艦体下部→ あずき色(ラッカー・81)
メインノズル内→ ジャーマングレー(ラッカー・40)
メインノズルコーン→ 焼鉄色(アクリル・H−76)
舷側窓・艦橋後方窓・本体〜メインノズル間スリット→ジャーマングレイ(エナメル・XF−63)
サブノズル奥→ メタリックグレイ(エナメル・XF−56)
探照灯→ フラットアルミ(エナメル・XF−16)
救命装置格納庫→ ニュートラルグレー(ラッカー・13)
 
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