2007年の日誌


 
2007
04/19 『ひとり増えました』
 
 ここ10日ばかり、バタバタと過ごしておりました。うにょにょんが産婦人科で何か産んでいたからです。
 4/8昼頃から不規則な陣痛、4/9午前3時半に病院へ。
 陣痛間隔が短くなってくるも、この日は産まれず。
 翌4/10、陣痛促進剤の効果がイマイチで、あまりの痛みに鎮痛剤をもらったところ陣痛間隔が長くなってしまい、この日もひたすら痛いだけで産まれず。
 4/11、再び陣痛促進剤を投与。今度は順調に陣痛間隔も短くなり、午後、やっとの事で分娩室へ。
 やっと産まれてくる〜!かと思いきや、通常後頭部から出てくるはずの新生児が何故か額から出てこようとしてがんばっている事が判明。もしかして、バカ?
 先生が一言「じゃ、帝王切開にしましょう」
 えーーーーーー?!今まで3日間にも及ぶうにょにょんのがんばりは一体!?
 手術の同意書にサイン、ササッ、とオペ。
 ついに誕生!・・・が、さすがに3日も額から突撃してもがいていたため、疲れてあんまり泣かない。
 4/11(水)14:32、身長50cm、体重3164gにてうちの子供はこの世に出撃してきました。男の子です。
 
 ・・・産まれて2、3日は呼吸が落ち着かず、保育器に隔離されて引き続きみんなを心配させた話は、またの機会に・・・。
 うにょにょん、お疲れさま。大変だったね。
 そしてもう一言。
 やせろ。

05/22 『レタスを天ぷらに』
 
 先日、天ぷらを作ってみました。とりあえず衣を付けて油で揚げると、案外簡単にそれらしくなりました。
 が、しかし。一部、使用食材を誤りました。
 レタスに包んだチーズ。
 いくつか揚げ終わったところに、これを投入しました。その瞬間。

 ずぼごぼぉ、ばぢばぢばぢ!!!
 
 四方八方に飛び散る油!手が、顔が、熱い熱い熱い!
 必死の思いで鍋にフタをかぶせました。しばらくしたら、
 
 ぼっこん!
 
 浮き上がるフタ!ここに至って、ウヲは火を消す事を思いつきました。さすが大卒!
 ちなみに、レタスを取り出す際に中のチーズは溶解し流出した為、食べられたのは妙に油っぽい雑巾の切れ端のごとき残骸レタスだけでした。
 ・・・次を見てろ!

05/29 『市役所にて』
 
 生まれた子供の保険証が発行されたので、さっそく児童医療費の申請に市役所へ。
 手続きが終わってトイレに行ったら、入った先にはなぜか個室ばっかり。見慣れたアゴの短いペリカンのような小便器がない。これは不思議。
 さらに奥に進んで、ためしに個室を開けてのぞき込んだところで思いつきました。
「あー。元々は女子トイレだった所を男子用に改装したんだー」
 納得したら何となくスッキリしたので、そのままトイレから出てきました。
 出てから一応振り向いてみたら、あれ?赤い女子トイレマークが?
 うにょにょんにメールで「間違えちゃった」って言ったら返信が来て、
「言い逃れできる人相じゃないんだから、気をつけよ」
 ・・・・・・およ?どういう意味だ??
 
 そんなうにょにょんも、今はムカデにやられてダウン中。
 神罰だな、きっと。

06/24 『・・・こちんくん?』
 
 ウヲです。うにょにょんには「ぼちんくん」と呼ばれます。
 結婚する前、最初の頃は名前で呼ばれておりました。
「○ぼくん」と。
 これが第一段階。
 
 で、慣れてくるとちょっとくだけてきます。
「○ぼちん」と。
 第二段階です。
 
 結婚しました。「結婚したのに、名前で『○ぼちん』て言うのは変だー」といううにょにょんの考えから、
「ぼちんくん」。
 第三段階。名前の残骸より敬称(?)の方が長い、ってのはどうよ?
 
 そして最近は、
「ぼちん」。
 ・・・敬称が減りました。
 最終形態かな?
 
 まあともかく、「ぼちんくん」の子供だから「こちんくん」となりました。自然な流れです。
 ちなみにうにょにょんは、何と呼んでも大概返事をしてくれます。
 例えば、「もけもけ」とか「めきょめきょ」とか。

09/08 『最近の仕事』

 多忙につき、更新が滞っています。
 現在、仕事が4勤2休のサイクルです。勤務時間は12時間。4勤の間は、あんまり時間がないので帰宅したらご飯を食べてお風呂に入って、少しこちんくんと遊んだらすぐ寝る日々です。
 製品検査の仕事をしていますが、その仕事中に。
 出ました。クリーンルーム内に。
 ・・・ゲジゲジが。
 そう、あの虫です。発毛剤が炸裂したかっぱえびせんのような奴です。
 いるはずのない場所にいたので、見つけた時は「最近のゴミくずは自力で動くんだなー」とか思って見とれてしまいました。次の瞬間、反射的に踏んでましたけど。
 「ゲジゲジ踏んどきました〜」とか報告したら「ご苦労。では持ってきてくれたまえ」
 内心、踏まずに見逃すんだった、などと思いつつ、半壊したセピア色のジューシー発毛かっぱえびせんをティッシュに包み、じんわりと体液の滲んできたそれを責任者に渡してそそくさと退散。
 
 その後何の話もない事から察するに、どうやらこの件は揉み消されたようです。
 そりゃまあ、アレがいたら非常にマズい部署だからなあ・・・。
 何作ってる会社かは、間違っても言えないし・・・。

11/30 『呼び方イロイロ』
 
 産まれてかれこれ8ヶ月、いろんな人からいろんな風に呼ばれているこちんくんです。名前が「た」から始まるので・・・
 「たくちん」
 「たっくん」
 「たっくんちゃん」(← お義父さーん!)
 
 もちろんウヲもうにょにょんも、様々に呼び名を変えてきました。
 
 最初は、口からデロデロとよだれやらあぶくやらを噴出する不思議な生き物でした。
 そこで、「よだれ王子」「あぶく王子」などと。
 
 その後しばらくすると、全体にふっくらとしてきました。
 この状態を「ぷにほっぺ」。
 
 気付けば転がっている間はいつも小さな足をバタバタ。風呂では浮かんでいる黄色いアヒルをかかと落としで撃沈。寝ているウヲを顔蹴り連打で叩き起こす。
 苦笑い半分で「まめキック」。
 
 そして近頃のこちんくん。パンダの絵柄のよだれかけを付けて、かわいく笑いながら。
 顔を引っかく髪をむしる鼻を引っ張る新聞はズタボロみそ汁をひっくり返すスリッパにむしゃぶりつく電卓を食べる。
 ・・・「デビルパンダ」と命名。
 もうやめてくれ〜、みたいな?


 
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