お客さまからのよくあるお問い合せをまとめてみました。

 

質問1 浄化槽の維持管理は、なぜ必要なのでしょうか?

 

処理浄化槽の構造は、正しい使い方と適正な維持管理(逆洗の実施や汚泥返送、空気量の調整等)清掃(スカムや堆積汚泥の引き抜き等)を行うことで、本来の機能を十分に発揮することができます。

点検時の写真

   

しかし、使い方を誤ったり、維持管理を適切に行わないと、放流水の水質が悪化し、水質汚濁から悪臭が発生してしまうことにもつながり、逆に生活環境を悪くする原因となってしまいます。

悪化した写真

汚泥が流れる様子  驚きの顔等(絵)

「浄化槽法」は、昭和60年10月1日から全面施行されたため、この日を「浄化槽の日」と定め、毎年この日を中心に全国でさまざまな行事が催されています。
なお、平成13年4月1日より、浄化槽を設置する場合には、原則として合併処理浄化槽の設置が義務づけられ、また、平成18年2月1日より、法の目的として「公共用水域等の水質保全」が明示され、放流水の水質基準の創設や維持管理等に対する都道府県による監督の強化が図られています。

浄化槽管理者に関係する違反行為とその罰則は次のとおりです。

保守点検清掃が定められた基準に従っていないとして、都道府県知事に改善措置や使用停止を命ぜられたにもかかわらず、この命令に違反した場合→6ヵ月以下の懲役又は100万円以下の罰金