ファームだより

2011.1.11

 新年明けましておめでとうございます。
旧年中は多くの方にお世話をいただき厚くお礼申し上げます。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。

 昨年を振り返ってみますと自然環境の悪化を体感した一年であったと思います。
冬は暖冬、春は寒く夏は猛暑、秋・初冬は暑く、年末は大雪・極寒と異常が次々とおこりま
した。この環境の中での農作物の栽培は常識では考えられないことが多くありました。
 稲作においてはコブノメイガの大発生、高温による収量、品質低下にみまわれました。大
豆作においては、ヨトウ虫が大発生し、48haの大豆圃場の防除に追われました。野菜作では
虫の発生が多く、特に白菜においては暖冬の影響で越冬カメムシ大発生の対応に追われました。このように昨年も天候に大きく左右された一年でありました。
 一方、農政も米戸別所得モデル対策がスタートし、大きな転換期をむかえました。TPP問題の行方もどうなるか分かりません。

 土夢の経営規模は当初目標の50haを大きく上回り借地70haを越えるところまで拡大し、メンバーも13人になりました。
 平成23年度も天候をよみ、時代をよみ、メンバー一丸となって心新たに元気な一志の農業
を目指して頑張りますのでよろしくお願いいたします。


                      
   


(有)土夢パワーファーム
取締役社長 中谷 秀央

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