26、  岡山韓国語愛好会の第4回目の韓国自由旅行記

 

 今年(2009年)も93日〜6日の34日で岡山韓国語愛好会は韓国に行きました。今回は、メンバー6名に長谷川氏(夫)が参加して7名の旅行でした。

行く事前に、職場で、つまらんトラブルがあり、憂鬱な気分でしたが、いまさらキャンセルもしてられないと強引に行くことにしました。どんな問題かと言うと、今年は議会が91日に始まって、3日の日に契約審査会があり農業委員会の合併に伴う農家台帳システムの統合を説明することで、私が(旅行で)いけないので事務局次長のOK氏に頼んだら、なんと、OKから「旅行を止め」と言われた。いきなりで腹が立ったが、怒鳴るのも大人気ないと、怒りを腹に押し込んで、「もう、こいつには頼まん」と思い、結局は審査会を来月に回してもらったのである。ところが、その後、嫌なことは2度あるの例えのとおり、市議会の質問締切り日が9月4日にあり、普段はないのだが、こういう日に限って質問があり、都市産業部OB部長に私に電話せよ、といわれた部下が、慶州(キョンジュン)にいる私に電話してきた。電話せよといったOY部長の常識を疑うとともに、それぐらいの対処は、私が居なくてもできるようにしてほしいものである。それが管理職の仕事・能力だとおもうのだが、なんとも情けない上司を持ったものである。(後日談だが、この二人とは感情のもつれから徹底的に対立したのであった。)

いやなことは、それぐらいにして、旅行記の話をしよう。今回の旅行では、長谷川氏の夫が参加してくれた。このため男性4名(馬場、冨田、西川、長谷川)、女性3名(篠原、庄田、長谷川)の7名である。とりあえず、プサンへ行くため、金海空港へ到着後、バスで、亀浦駅まで1000wonで行く。そこは金海国際空港の電車駅として通常韓国人や観光客に利用されているところである。亀浦駅から電車(地下鉄)に乗ってプサン市内の西面駅で降りる。途中の駅には「徳川」なんて駅もあったが、なぜ徳川なのか、今度調べてみよう。西面駅はプサン市内の繁華街である。またしてもモテルを探して街をうろつく。適当なモテルに荷物を降ろして、地下鉄で龍頭山公園(ヨンドサン)に移動。チャガルチ市場、国際市場を見学がてら土産物買いに走る。チャガルチの海鮮市場内でヒラメやえび、サザエを選んで、2階で遅い昼食兼夕食をとった。モテルは3人、4人のオンドル部屋であった。翌朝は、慶州へ行く予定で、地下鉄 釜田洞駅までいく予定であったが、馬場氏が歩いても同じことだと言ったので、宿泊所を後に、重い荷物を持って韓国鉄道(公社)の釜田駅まで歩いた。慶州行きの出発まで1時間余り時間的余裕があったので、駅近くの食堂で朝定食を食べた。荷物はコインロッカーに入れ(1200won)帰りに取り出すことにした。

慶州駅まで電車の小旅行、また慶州駅では観光タクシーのおっちゃんが、しつこいくらいの勧誘。しかし、私たちは断固として断って、バス1011番に乗って、一路「仏国寺」へと行く。慶州駅の観光案内で何番のバスに乗るか、ちゃっかり聞いておいたのである。「仏国寺」は私は2度目であるが、馬場氏が入り口の門でボランティア(通訳)ガイドの人(実際は韓国民芸社という近隣の土産物店の社長であった)とおしゃべりして親しくなり、案内を頼んだ格好になってしまった。やはり、仏国寺の観光のあとその民芸社(土産物店)にも寄る義理ができっちゃった。昼食も、その人の紹介の店(アジュマが1人で切り盛りしていた)で食べた。カボチャのチヂミがおいしかったので、今度(111日)の岡山文化祭のバザー用にと女性陣は作り方を聞いていた。3時ごろには慶州を出発し釜田駅まで帰ってきた。荷物を持って、釜山駅まで移動する。釜山駅から密陽駅まで急行に乗っていくことにした。30分ぐらいの旅程だが、密陽駅に着いたのは630分ぐらいだった。もう暗くなるので駅近くのモテルに泊まることにした。今回は女性の2人と長谷川夫婦が円形ベッドの部屋、男性3人がダブルベッドの部屋という、ことになった。モテルに荷物を置いてから、近くの食堂で夕食(昼に食べ過ぎて、お腹が減っていないということで軽食となった)をとった。

翌朝には、孫先生のいる孤児院(愛育園)を訪ねることにしました。宿泊所から歩いていける距離に愛育園があるということで、またしても歩いていくことになりました。

以下の経過は、「おかやま公民館だより」に掲載された記事を転載します。

{ 岡山韓国語愛好会が韓国・密陽市の愛育園(孤児院)に寄付を持っていく!}

 

 95日(土)に岡山韓国語愛好会(代表、馬場平三郎)のメンバー7名が、近江八幡市と姉妹提携している韓国・密陽市にある愛育園(孤児院)に行き、昨年の岡山文化祭の時にバザーを行った売上金(200,000won)を愛育園の運営の一助に役立ててくださいと孫園長に直接手渡ししました。この行為は昨年から行っていますが、昨年は韓国旅行のついでに馬場氏が代表で持って行ってもらったかっこうになっていました。今回は、愛好会のメンバーとしてみんなで密陽市に行き、愛育園の現場も見せてもらいました。愛好会と愛育園のつながりは、愛好会のメンバーに、孫永珍園長を知っている人(西川さん)がいて(孫先生は蜜陽市中学生交流に通訳として何回か近江八幡市に来られています)3年前に密陽市のアリラン祭を見に行った時に、孫先生の経営する愛育園を見せてもらったのが御縁です。愛育園を訪問した時は丁度、小学生が登校するところでした。(韓国は第24土曜が休日です)。皆で記念写真を撮った後、孫先生に施設内を案内していただきました。現在、この施設には上は高校生から、下は幼稚園児、未就学児までが生活しているそうです。

 また孫先生には、当初、路線バスで行こうと予定していた嶺南楼(韓国三大楼閣の一つ)にも連れていただきました。嶺南楼では地元のご婦人達が秋のお祭りに備えて韓国の伝統舞踊を練習されているところを見学することができました。

 なお、今回の旅行はブサン1泊、密陽(ミリャン)1泊、ソウル1泊の旅で、メンバー(冨田さん)希望のKTXにも乗りました。ソウルでの地下鉄の切符の買い方も昨年とは変わっていまして、勉強にもなりました。

密陽駅からは1時過ぎの高速電車(KTX)でソウル駅まで、グリーン車に乗って行きました。とても快適な電車旅でした。3時間ほどかかりました。韓国は面積的に狭いので北(ソウル)から南(ブサン)まで電車でなら半日で移動できます。 ソウル駅から、また荷物を持って、「大元(テウォン)旅館の本館」まで歩きました。「大元旅館本館」は李舜臣(イスンシン)像から近い場所にありました。やはり、共同便所。共同シャワーの旅館です。私たちは汗を流したいと旅館のアジュマに近くのチムチルバン(サウナ風呂)を案内してもらい、そこで汗を流しました。夕食はプルコギ・焼肉にしました。長谷川()のメッチュ・ハンビョン・チュセヨは通じました。夜の予定がないので、明洞(ミョンドン)まで、ぶらり散歩をしました。次の日は、買い物をしたいというので、東大門市場、平和市場、広装市場を回りました。2時には買い物を切り上げ、3時には「大元旅館」に戻ってきて、みんなそろって旅館近くの空港バス乗り場からバス(9000won)に乗り仁川空港へ向かいました。 仁川空港ではいつもの地下の食堂で食事(今回はじめてビビンバを食べる)をしました。そして一路、日本の関西空港へと戻っていきました。

今回の韓国自由旅行では、新鮮なものはなかったのですが、密陽市の旅行記事のことを岡山公民館だよりに載せてもらうことができました。このことで、岡山学区の住民の方が、韓国語愛好会を知っていただくことができたと思います。また、111日には岡山学区の文化祭があります。また韓国服を着てバザーの宣伝をしようと思います。