上ほど近い行事を載せています。
「谷川ことすが書道コンクール」展示会・表彰式中止のお知らせ
令和3年2月10日
平素より当会の活動に対しご理解とご支援を賜り哀心より御礼申し上げます。
「谷川ことすが書道コンクール」には、今年度も494名のご応募いただき、あ
りがとうございました。展示・表彰式に向けて準備を進めてまいりましたが、新
型コロナウイルスの感染状況の新たな局面を迎えて、2月5日には三重県内全域
において「緊急警戒宣言」が3月7日まで延長されました。
本会におきましても、展示会・表彰式開催の可否について検討した結果、残念
ながら、津市リージョンプラザで開催予定であった2月27日、28日の展示会
28日の表彰式を中止させていただくこととなりました。児童・生徒の皆さんの
中には、展示会を心待ちにしている人も多いと思うと、誠に残念でなりません。
応募者全員の作品は展示出来ませんが、津市新町会館ロビーで3月9日(火)から
3月31日(水)までの間、(谷川士清大賞、津市長賞、津市教育委員会教育長賞
)
の作品のパネル展示と入賞者全員のお名前をご披露させていただきますので、
)
お時間のある時にお立ちよりください。
津市新町会館は、会館を利用する団体がない日には、閉館されておりますので、
開館状況については、津市市民交流課(пA059-229-3252)へ尋ねていただくか、
津市のホームページ(津市公共施設予約システム)で空き状況をご確認ください。
入賞者一覧
小学校の部
(谷川士清大賞)今西結菜
(津市長賞)平手綾華
(津市教育委員会教育長賞)赤樫 和
(特撰)海野仁美 吉岡紗希 前川愛結 宇陀 和 倉田咲葵
(入選)安藤優沙 川島怜奈 櫻本真唯 濱口優芽 伊藤誠一郎
松田悠雅 丸山江子 中川芽以 東出大璃 藤本真那
松岡心海 大西可純 太田真央 出口ゆい 山ア蒼空
(学校賞)片田小学校
中学校の部
(谷川士清大賞)野里 歩未 (津市長賞)磯山桃花
(津市教育委員会教育長賞)平山美果
(特撰)松本朱理 宮崎花望 柑子木 花
(入選)市川結加 土谷未来 山中俊輝 渡邊万結 岩ア 優
小林遥琉 柴田晴希 冨久真菜 森あずさ 樋口さくら
(学校賞)セントヨゼフ女子学園中学校
本件についての問い合わせ先
谷川士清の会 代 表 池村幸久 090-8738-3818
事務局長 萩野三明 090-2266-5945
講演会、勉強会のすべてを載せました。順にご覧になってください
令和2年 谷川士清の会 講演会 @Aと順に載せます。
@日時 10月17日(土)10;〜11:30
場所 新町会館
演題 『日本書紀』研究の歴史と士清先生
」
講師 松本丘氏(皇学館大学教授、谷川士清の会会員)
内容 概略抜粋
まず、『日本書紀』研究を古代、中世、近世に分けられ,それ
、
ぞれの特徴を述べられました。次に士清の『日本書紀』研究へと
進められ、士清は「正確な日本書紀の理解をしないと裏に書かれ
ているものは理解できない」と述べていると、説明されました。
『日本書紀通證』の意義
・先行学説を継承しつつ、これを整理統合
・従前の垂加派註釈に比してさらに研究の範囲を広げる
・旧説の固守という消極的態度に陥ることなく、当時最新の成
果を消化し、自らの信ずる山崎闇斎以来の学問をさらに強固
ならしめんとした
・「倭語通音」に象徴される実証的姿勢は、国学者にも影響を
与えた
あとは『まなびの栞』」にまとめて掲載いたします。
参加者31名
A日時 10月24日(土)10:00〜11:30
場所 新町会館
演題 「神宮寺の三十六歌仙扁額について
」
講師 佐野萬里子氏(谷川士清の会会員)
内容 概略抜粋
改訂 谷川士清小伝より引用し、「津市納所の神宮寺御倉堂に
三十六歌仙扁額(津市指定文化財)がある。歌仙の絵と書は玉
置甚三郎が手がけ、書のみを色紙型に書き直した。さらに17
70年にに二日坊他10名が発起して谷川士清が書き直した」
と説明がありました。
三十六歌仙扁額は2009年の「士清生誕300年祭」で写
真パネルにし、資料展で展示したのを利用し、一人ずつ歌を解
説されました。 詳しくは『まなびの栞』に掲載いたします
参加者18名
令和2年 勉強会 @ABCDEと順に載せます。
@日時 6月6日(土)13:30〜15:00
場所 センターパレス地下1階研究室
演題 「士清先生より本居翁宛書簡
」
講師 松本丘氏(皇学館大学教授、谷川士清の会会員)
内容 概略抜粋
1.安永三年一月一八日 本居舜菴様 谷川淡斎
(古事記伝四巻 御終業候ハバ、拝借仕度候 栞、
彫刻にかかり候へ共、未版本一巻も見不申候・・・)
2.安永四年八月二七日 本居舜菴様 谷川淡斎
(日本書紀通証、倭訓栞等埋メ申候而、上に反古冢ト記シ、・・・
反古冢ニ辞世ノ心持二而、碑陰ニ
何ゆゑに砕きし身そと人とはば
それと答へん日本玉しひ ・・・)
A日時 7月18日(土)10:00〜11:30
場所 新町会館 学習室
演題 『倭訓栞』に引用されている万葉歌について
講師 片山武氏(元金城学院大学教授、谷川士清の会会員)
内容 概略抜粋
こる(木をこるハ萬葉集に伐ノ字をよめり、・・・)
ころび(萬葉集に自臥をころぶすとよめる意ぶす反び展臥の謂也・・)
ころも(衣をいふ服物の義なるへし萬葉集に服をよみ・・・)
さあを(萬葉集に見ゆ只青き也今もまさをといへり・・・)
さうもん(萬葉集に相聞の部を立たり・・・)
勉強会等で発表していただいた詳細は来年の春『まなびの栞』に掲載いたします。
B日時 9月5日(土)13:30〜15:00
場所 新町会館 学習室 参加者 14名
演題 「士清先生より本居翁宛書簡」
講師 松本丘氏(皇学館大学教授、谷川士清の会会員)
内容 6月6日の続きで二人の交流が窺えた。
士清からの書簡の一例として「めずらしい書物が手に入ったら、お互いに
貸し借りしましょう」とあった。今回は宣長からの書簡もあり、二人の
意見交換も見ることが出来た。
C日時 9月19日(土)10:00〜11:30
場所 新町会館 学習室 参加者 16名
演題 『勾玉考』の中「勾玉考序」
講師 馬場幸子(谷川士清の会 顧問)
内容 昨年までの3回で、勾玉考・石剣頭考・臼石考を終え、今回,幸田光隆に
よる「勾玉考序」を解説し、あわせて士清と光隆の関係も探る
D日時 11月21日(土)10:00〜11:30
場所 新町会館 学習室 参加者 15名
演題 『倭訓栞』の中の万葉歌について
講師 片山武氏(谷川士清の会会員、元金城学院大学教授)
内容 今回説明された言葉
「さうもん、さおりのおび、さかき、さかこと、さかしら、さかみづく
さかやまひ、さかゆ、さがる」
万葉集のどこに載っているか、又、関連する絵巻、地図も載せての
説明であった。
E日時 12月19日(土)10:00〜11;30
場所 新町会館 学習室 参加者 16名
演題 「和語通音」の読み方
講師 山本浩子氏(谷川士清の会会員)
内容 概略抜粋
谷川士清の『日本書紀通証』の首巻の付録にある「和語通音」の読み方に
ついて書くとはじまった。
「和語通音」が我が国の言語学史上最初の動詞の活用図表であるの表記
に疑問を持つ。山本真吾氏、竹田鉄仙氏の説を述べ、さらに北岡四郎氏は
「真淵と士清」で「士清の倭語通音の活用研究史上の位置はもっと評価さ
れてよいのではないか」といっている。と締めくくられた。
以上すべての詳しい内容は「まなびの栞 第10号」に掲載します。
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谷川ことすが書道コンクール
作品展示 令和2年2月28日、2月29日
表彰式 3月1日 中止(コロナウイルス感染予防)
場所 リージョンプラザ2階
応募者 小学生 36校 378人 中学生 18校 153人
入賞者 小学校の部
(谷川士清大賞)八十島史琉 (津市長賞)得平 達仁
(津市教育長賞)田中 健翔
(特撰)菊池ひなた 日名子陽愛 吉岡紗希 河口絢香 植田羚愛
(入選)村主佳穂 野島葉 橋尾快征 和田芽依菜 小野祐佳
鈴木莉乃 平手綾華 前川愛結 櫻井美月 遠山大智
松岡心海 大坂美結 土谷未来 別所朔夜 山本明佑美
(学校賞)安濃小学校
中学校の部
(谷川士清大賞)野里 歩未 (津市長賞)篠木 一希
(津市教育長賞)木内 梨乃
(特撰)倉島沙空 山本明日香 中川晴香
(入選)三井愛弓 宮崎花望 中川友梨 小野花華 早崎俊輔
藤井未来 土谷凛 杉森彩葉 篠木万奈 松永彩愛
(学校賞)セントヨゼフ女子学園
A 第4回 勉強会
日時 12月21日(土曜日)10時から11時30分
場所 津市図書館2階研究会議室
出席者 16名
演題 「谷川士清著『勾玉考』について」 第3回
講師 谷川士清の会 顧問 馬場幸子
内容 谷川士清の会顧問であった、故三ツ村健吉先生が平成14年講演さ
れたものを資料に書き下しと訳、昨年に引き続き行いました。今年も
意訳でなく、苦労して直訳にしました。会員の皆さんと一緒に書き下し
をなぞり確認していきました。また。パワーポイントを使い、頭槌の剣、
滑石、臼石や本草綱目の説明をし、今までの中で一番分かり易かったと
参加者の声。ぜひ、皆で滑石を使って勾玉を作ろうと話が発展しました。
士清が書かれた分は今回で終わりました。
令和元年 勉強会 @ABCと順に載せます。
@ 片山武氏の「『和訓栞』に引用されている万葉歌について」
昨年に引き続き、6月第3土曜日、8月第3土曜日、9月第3土曜日に
開かれました。
場所 津市図書館2階研究会議室
毎回 10名前後の会員がユーモアを交えながらのお話を熱心に聞いて
います。詳しくは『まなびの栞 第9号』に掲載いたします。
A 第4回 勉強会
日時 12月21日(土曜日)10時から11時30分
場所 津市図書館2階研究会議室
出席者 16名
演題 「谷川士清著『勾玉考』について」 第3回
講師 谷川士清の会 顧問 馬場幸子
内容 谷川士清の会顧問であった、故三ツ村健吉先生が平成14年講演さ
れたものを資料に書き下しと訳、昨年に引き続き行いました。今年も
意訳でなく、苦労して直訳にしました。会員の皆さんと一緒に書き下し
をなぞり確認していきました。また。パワーポイントを使い、頭槌の剣、
滑石、臼石や本草綱目の説明をし、今までの中で一番分かり易かったと
参加者の声。ぜひ、皆で滑石を使って勾玉を作ろうと話が発展しました。
士清が書かれた分は今回で終わりました。
B 第5回 勉強会
日時 令和2年2月15日(土曜日)10時から11時30分
場所 津市図書館2階研究会議室
出席者 25名
演題 『倭訓栞』の振仮名
講師 谷川士清の会 小野春菜(清泉女子大非常勤講師)
内容 はじめに
『倭訓栞』の語釈には、漢字列に対して小線がひかれている場合がある。
「けんめん」項を例に挙げて説明があった。小線が右に寄せて記述され
ている場合は音読みを、小線が左の場合は訓読みをする。・・・
振り仮名の役割
1、配置 2、種類 3、見出し項目と異なる振り仮名
振り仮名の表記
おわりに
本発表では、便宜的に翻刻本を使用したが、自筆本や清逸本の調査を
進め、『和訓栞』の編纂過程をあきらかにしていきたい。
詳しい内容は4月か5月に谷川士清の会が発行する『まなびの栞』第9号を
ご覧ください。
「谷川士清の会」発足20周年記念講演会
第1回
日時 10月5日(土曜日)
場所 センターパレス地下1階
講師 松本丘氏(皇学館大学教授)
演題 「谷川士清と日本書紀」
参加人数 49名
内容 (概要)
士清の奉じた垂加神道では『日本書紀』と『中臣祓』が基本経典である。
と始められ、新出の『神代巻玉橿磐』の説明をされた。これは『日本書紀
通証』とほぼ同じ体裁、士清の按語も重なる部分あり。士清は『日本書紀』
を「此の書は則ち万世の本史なり」といっている。そして、垂加神道に対
する確固たる信念を保持しつつ、旧説を固守することなく、当時最新の成
果を用いて『日本書紀』を研究し、自らの信ずる道を強固ならしめようと
したと締めくくられた。
第2回
日時 10月19日(土曜日)
場所 上に同じ
講師 山本晃氏(津観光ボランテイアガイドコーデネーター)
演題 「あなたもボランテイアガイドをしてみませんか」
内容 (概要)
ガイド団体が全国的に結成され始めたのが平成7年、士清の会が設立され
たのが平成11年、津市のガイド団体で1番古くから活動を始め、20年
を迎えました。津市民の士清に対する認識度は確実に上がっています。
小学校で出前授業をする等を行った結果です。今、三重県教育委員会でも
「心のノート」に谷川士清を取り上げ中学3年生に学習する機会を与えて
います。士清が執念を持って作り上げた和訓栞を紹介しています。
「広報つ」10月号に津市で活動する13の観光ボランテイアガイド団
体が紹介されました。津市内の宝であるそれぞれの地域のすばらしさを認
識していただくことができるようになりそうです。ガイドをするとステキ
な体験もできます。あなたもガイドをしませんか。
第3回
士清の会員によるガイド体験
日時 10月26日10時より
参加者 10名
内容
谷川士清旧宅に集合、士清についての説明、谷川神社、反古塚、士清墓、
福蔵寺の案内
久居、松阪から初めての方もありました。
講演会の詳しい内容は『まなびの栞』第9号に載せます。
令和元年「ガイドネット現地研修会」
(津市観光ボランテイアガイド・ネットワーク協議会)
日時 10月6日(日曜日)
担当 谷川士清の会
参加人数 11名 谷川士清の会のガイドも11名
集合 谷川士清旧宅 9時45分開始 12時終了
案内場所 @ 旧宅で士清の業績と資料の説明 A看板前で伊賀街道
B 谷川神社 C反古塚(谷川神社奉賛会の方が神社をあけて
くださった) D墓 E福蔵寺(ガラス越しに中を見るこ
とが出来た) F神宮寺(階段の上まで上がることが出来た)
)
G玉保院納所道場
以上の8か所で説明。
夏のように暑い日でしたが、参加者もガイドも元気で回ることが出来ました。
お疲れ様でした。
令和元年「ガイドネット研修旅行」
(津市観光ボランテイアガイド・ネットワーク協議会)
日時 9月5日(木曜日)
参加人数 79名 谷川士清の会は5名参加
津駅 7時10分発
目的地 愛知県新城市設楽原
○ 豪雨のため、四日市、桑名が通行止め、湾岸道路使えず一般道路
高速を使い、湖東三山を見ながら「いったい私たちはどこへ」と少
し不安なバスの長旅となった。2時間余分にかかり昼食予定の新城
観光ホテルに到着。むこうのガイドさんさんにもずいぶん待たせて
しまった
、
○ 設楽原ボランテイアガイドの方8名と昼食をとりながら交流、
「谷川士清の会」は士清の顕彰とガイドをしていることを紹介、
○ 午後は2キロメートルにわたる馬防柵と長篠城址史跡保存館を
丁寧なガイドさんの説明を聞きながら見学した。月に22日案内され
るという事だった。近くの「ナイアガラの滝?」にも大感激。
地元の人の自慢でもあるらしい、郷土愛を持つことはガイドには大切。
○ 帰りは湾岸道路を通り津駅に8時前に到着。
令和元年「親子洞津谷川塾」開催
7月20日(土)谷川士清旧宅・谷川神社。反古塚・福蔵寺・墓
参加者(親子で25名)
@開会行事 9:30から9:40
主催者あいさつ、予定説明
内容 津市教育委員会生涯学習課 米山課長のご挨拶
石淵さん 本日の予定説明
谷川士清の会代表 池村の挨拶
A紙芝居「谷川士清」 9:40から9:55
製作は顧問、馬場幸子。読み手は別所冨貴子と山越玲子
B谷川士清旧宅の見学 9:55から10:25
2班に分かれて旧宅の1階と土間、外の説明、池村、佐野
C史跡の見学と旧宅書斎でのお茶体験を2班に分かれて同時進行
史蹟は反古塚、谷川神社、福蔵寺を見学(萩野、尾市、山本、
佐野、池村、伊東、三芳))
お茶体験は士清とお茶の関係の説明をし、席入り、お菓子の
取り方、お茶の飲み方をその都度説明(馬場)盆点前(奥田)
お菓子は大岡屋の士清饅頭(江戸時代のお菓子を復元、花菱
の模様がある)冷たい抹茶で涼をとっていただいた。(水屋
とお運びは金子、伊東、別所、山越)
11:00から11:30
令和元年「士清まつり」開催
5月10日(金)谷川士清旧宅・谷川神社。反古塚・福蔵寺・墓
@講演会 13:00から講演会
講師 南寿氏(津新町、南漢方薬局)
内容 身近にあるタンポポ、よもぎ、ドクダミなどの薬効や「谷川家
処方書」にもふれられ、スライドで詳しく説明。質問も多数あ
った。
Aお茶会 14:00から15:00
士清はお茶・お花。弓道にも精通されており、第7代津藩主「藤堂高朗 」
から贈られた茶室「狸庵」をしのんで毎年お茶会を催している。
伊賀街道に面しているため、花入れや茶碗に伊賀焼きが使われていた。
B史蹟巡り 15:00から15:30
特に今回は福蔵寺の住職より位牌の公開があった。
平成30年度「谷川ことすが書道コンクール」
恒例の書道コンクール、今回で第8回目になります。
応募者は小中学校あわせて534人、津リージョンプラザにて533名の作品展
が2月22日、23日、24日の三日間開かれました。優秀者の表彰式は24日午後
1時30分より行われました。
入賞者
小学生 谷川士清大賞 野里歩未 (大三小6)
津市長賞 吉岡紗希 (西が丘小3)
津市教育長賞 遠山大智 (南ヶ丘小4)
特撰 平手綾華 (立成小3)
倉田咲葵 (新町小4)
松本朱理 (櫛形小5)
小野花華 (片田小6)
宮崎花望 (立成小6)
中学生 谷川士清大賞 徳永百華 (三重大附中3)
津市長賞 丸山空良 (久居中3)
津市教育長賞 山本明日香(三重大附中2)
特撰 寺際莉子 (西橋内中1)
野島夕椰 (朝陽中2)
青木玲花 (橋南中2)
学校賞 片田小学校 セントヨゼフ女子学園中学校
入選 小学生15名 中学生9名 おめでとうございます。
賞状と副賞をいただかれました。参加賞は会員手作りの士清バッジです。
平成30年度、勉強会 @ABCと順に載せます。
@ 片山武氏の「『和訓栞』に引用されている万葉歌について」
昨年に引き続き、5月第3土曜日、6月第3土曜日、8月第3土曜日に
開かれました。
場所 津市図書館2階研究会議室
毎回 10名前後の会員がユーモアを交えながらのお話を熱心に聞いて
います。詳しくは『まなびの栞』に掲載いたします。
A 第4回 勉強会
日時 1 0月20日(土曜日)10時から11時30分
場所 津市図書館2階研究会議室
出席者 11名
演題 「谷川士清著『勾玉考』について」 第2回
講師 谷川士清の会 顧問 馬場幸子
内容 谷川士清の会顧問であった故三ツ村健吉先生が平成14年講演さ
れたものを資料に書き下しと訳、昨年に引き続き行いました。今年は意
訳でなく、直訳にしました。会員の皆さんと一緒に書き下しをなぞり訳
を確認していきました。身近な地名も多く、士清自身が出向いたと思わ
れます。勾玉は人々に夢を運んでくる不思議な石。木内石亭の『曲玉問
答』や松浦武四郎の大首飾りとも結びついていきました。
B 第5回 勉強会
日時 31年 1月19日(土曜日)10時〜12時
場所 津市図書館2階研究会議室 出席者 13名
演題 「『大言海』にみられる『倭訓栞』の記述」
講師 小野春菜氏 (清泉女子大学非常勤講師、谷川士清の会会員)
内容 『倭訓栞』と『言海』『大言海』『広辞苑』に載る「うみ」
の項を比較,まったく同じではないにしても、倭訓栞が影響を及ぼし
たことが 推測できる。『倭訓栞』は、あくまでも「近代的国語辞書」
として評価されているのであり、「近代国語辞書」として評価されて
いるわけではない。等、興味深い内容でした。
詳しくは31年4月以降に発刊する『まなびの栞』に掲載します。
C 第6回 勉強会
日時 30年 2月16日(土) 10時〜11時30分
場所 津市図書館 2階研究会議室
演題 『和訓栞』大綱「元住法師」小考
講師 山本浩子氏(谷川士清の会会員)
内容 総論にあたる大綱に、谷川士清は日本語に関する様々なことを
記している。まず、「いろは」に比較して「五十音」が優れてい
ることを具体的に書き、倭語は一語で多くの意味を示すとある。
大綱に出てくる「元住法師」であるが元住でなく「无住」でな
いかと疑問を持ち、三澤氏が出版された清逸本のコピーを入手調
べたら无住法師とあった。詳細は『まなびの栞』に記載します。
平成30年度「谷川士清の会」講演会
伊賀街道に集う
@11月7日(水)10時から12時
場所 津市図書館2階視聴覚室 参加者 44名
講師 山本命氏(松浦武四郎記念館、主任学芸員)
演題 武四郎の道は未来へと続く−1本は伊賀街道からー
内容の抜粋
明治維新により蝦夷地が北海道と名を改めたのは、明治2年8月。開拓
便判官となった松浦武四郎の献策によるものでした。海岸沿いに2年が
かりで蝦夷地を踏査した武四郎の「北の大地」への想いは熱く、アイヌ
の人々との出会いから多くのことを学び、畏敬の念につながります。
「北加伊道」などを提案、同時に国名(石狩、後志などの支庁名)、
86の郡名もアイヌ語にちなんで選定しました。
士清の『勾玉考』に影響され、多くの勾玉を集めた大首飾りをかけた
武四郎の肖像画は有名です。
A11月15日(木)10時から11時45分
場所 津市図書館2階視聴覚室
講師 三澤薫生氏(和洋女子大教授、谷川士清の会会員)
演題 『和訓栞』の表記を探る
−「枕辞・辞書」から「枕詞・詞書」へー
内容の抜粋
はじめにとして『倭訓栞』を読んでいると、今日とは異なる表記にであう
ことがあります。本日ここに取り上げる「枕詞」(まくらことば)と「詞
書」(ことばがき)もその一つでありまして、『倭訓栞』には、「枕詞」
を「頭詞」ないしは「枕辞」で示し、「詞書」を「辞書」と記す例が認め
られます。と述べられました。そのあと、色々な具体例を出されました。
詳しくは『まなびの栞』第8号に記載する予定です。
ボランテイアガイドの一例
都市環境ゼミナール 8月例会として、旧宅見学に来られました
日時 8月25日 13:30〜16:00
参加者 会長三重大学名誉教授伊藤達雄先生他22名
内容 @挨拶・DVD「谷川士清」・紙芝居
(池村、別所、山越)
A旧宅内部外部と資料説明(馬場、萩野)
B反古塚、谷川神社、福蔵寺の見学(別所、山越)
猛暑の時期のガイドはお客様もガイド側も大変です。
皆様、お元気で帰路につかれ、ほっと一安心
。
平成30年度「親子洞津谷川塾」
日時 平成30年 7月21日9時30分から11時30分
場所 谷川士清旧宅、反古塚、谷川神社、福蔵寺
参加者 応募者4組の親子
主催 津市教育委員会生涯学習課
共催 谷川士清の会
内容 @「谷川士清」の紙芝居
A旧宅の見学
B史跡の見学(反古塚、谷川神社、福蔵寺)
C茶道体験
なぎさまちフェスタ紙芝居
日時 平成30年 7月16日10時から16時
場所 1階交流スペース
参加団体 安濃津 安濃 芸濃 美里 一志 白山 久居 一身田
士清 榊原 のガイド会
一般のお客様は、午前中は多いようでしたが、午後は遅くなるにつれ少なく
なっていきました。各ガイド会の語り部は、なかなかの熱弁でお話しに引き込
まれてしまった。子供達にはもっともっと聞いてほしかった。
午前は、大人向けの「谷川士清」を2回、午後は子供向けの「谷川士清」の
紙芝居を2回しました。午後を担当したが、男の子が熱心に聞いていたのが印
象的。
士清まつり
日時 平成30年 5月10日
場所 谷川士清旧宅 反古塚 福蔵寺、谷川神社
参加者 士清の会会員を含めて38名でした
内容 @ 萩野三明氏(会員)の尺八演奏
鎮魂の曲「手向け」 安産祈願の曲「産安」
歌謡曲の「孫」、「男はつらいよ」、「浪花節だよ人生は」
次に催しのあるお茶会と関連して「茶の湯音頭」と士清さんを偲んでの
演奏で参加者は懐かしい気持ちになった
A 紙芝居「士清さん」
B お茶会
士清が7代津藩主藤堂高朗から賜った茶室を「狸庵」と名付けた経緯
を話し、会員の佐野萬里子氏所蔵の士清直筆の掛け軸をかけ、茶会がお
わってから詳しく本人より説明があった。
お茶券300円お支払いのお客様に記念品として「士清の会」名入りの
ボールペンを差し上げた。
C 史蹟巡り(士清旧宅、谷川神社、反古塚、福蔵寺)
谷川士清書道コンクール作品展と表彰式
津市内の小学3年から中学3年まで応募者は885名でした。
津リージョンプラザの会場に応募者全員の作品を学年別に平成30年
2月23,24,25日に展示しました。
小学校・中学校ともに士清大賞、津市長賞、津市教育長賞を1名ずつ
特撰、5名ずつ、入選15名ずつを選び、25日に特選までの16名を表彰
しました。
入賞者の副賞は図書カード、参加賞は昨年に引き続いて士清の絵入りカン
バッジにしました。参加賞は年によりボールペンとか栞だったりすること
もあります。年々皆さんの作品が上手になっているような気がします。
審査員の稲垣先生も選ぶのが大変だったと思います。
平成30年、最初の便り
@ 小学校出張講座
日時 1月16日(火)11時40分から12時25分
場所 片田小学校
講師 奥田榮子 馬場幸子
内容 この学校は設立当初から、時々依頼があります。担任は新任の先生、
まず、子供用の紙芝居で上演しながら、和語通音、倭訓栞などの説明も
いれて、士清の一生を話しました。子供たちの応答も活発。DVDを上映
し始めた途端よそ事をする子が多い。メデイア慣れしている証拠。講師の
「士清さんのした、とっても大事なことは何ですか」の問いに「日本書紀
通証」「和語通音」「和訓栞」と大きな声で答えてくれました。三つとも
黒板に貼った紙片の言葉ではあるが、頭に残ったようでした。
A 会員勉強会
日時 1月20日 (土)10時から11時30分
講師 馬場幸子
演題 谷川士清著『勾玉考』をめぐって(故三ツ村健吉氏の資料より)
内容 平成14年10月に顧問の三ツ村先生が2度津市中央公民館で
講演されました。その資料と後に先生よりいただいた『青木秀次
郎編意訳』を原本の写真と1ページずつ対比して丁寧に読み合わ
せてみました。士清の資料を会員の皆さんと紐解く良い機会が持
てました。『まなびの栞』への紙面上、6ページにしましたが、
次には全部解説するつもりです。(馬場)
平成29年、最後の便り
@ 小学校出張講座
日時 12月1日(金)1時45分から2時20分
場所 安東小学校
内容 少人数の学校ですがこれまでも時々依頼がありました。
今回、奥田、山越の二人が講師として出かけましたが、2時間続きの授業で
児童は熱心に聞き、質問も活発であったようです。
残念なことに今年の依頼校はこの1校です。子供たちが学ぶことが多くな
ったのは確かですが、郷土の偉人を知る機会をもっと多くと願います。
A 会員勉強会
日時 12月16日 (土)10時から11時30分
講師 山本浩子
演題 『和訓栞』「まがりのたま」小稿 『勾玉考』によせて
内容 『和訓栞』のまがりのたまや夫木集にある「やさかにの曲玉」
遠州の敷知郡にある飛神大明神の話、三輪山から出てきた曲がりの玉
等、色々な角度から調べ報告された。
「谷川士清の会」が津市教育功労者として表彰されました
日時 11月17日(金) 津市役所において
内容 平成15年に津市文化奨励賞を受賞しており2度目の喜びであった。
教育功労賞は他に「高茶屋日本語教室がんばる会」も受賞された。
私達の受賞の内容としては下記のように述べてあった
谷川士清の会 津市八町
多大な業績を残した江戸時代の国学者谷川士清について、顕彰活動を行うととも
に多くの人々が郷土の歴史・文化を理解するための積極的な活動を広げることを目
的として、平成11年に創設された。
毎年5月10日に紙芝居や講演会、お茶会などを通してその業績を紹介する「士清
まつり」をはじめ、教育委員会主催事業であり夏休み期間中に親子で学ぶ「親子洞
津谷川塾」での講師,毎年開催する「士清講演会」、市内小学校への出張講座、毎年
2月の士清の生誕日にちなんで市内小中学生から募集する「谷川士清書道コンクー
ル」の開催などを行っている。また年間を通して、士清旧宅やゆかりの史跡等を案
内するボランテイアガイドの活動や、道の駅かわげでのチラシ配布等、積極的なPR
活動と情報発信を行っている。
谷川士清についての顕彰活動を長年継続し、市民参加事業や学校との連携を図った
事業を実施するなど、その活動功績は顕著である。
29年度 第4回勉強会
日時 11月18日(土) 10時から11時30分
講師 小野 春菜(谷川士清の会会員 清泉女子大学院生)
演題 「近代における『和訓栞』の使われ方」
○前回までの流れ
前回(28年11月19日)の発表では、『和訓栞』の活字本の出版当時に『読売
新聞』紙上に掲載された書評「翻刻和訓栞」(岡田正美執筆)を取り上げた。
○今回は、活字本のうち、増補版(『増補語林和訓栞』)の下巻を使用する。
、
そして当該記事において指摘された点が修正されたかどうかを確認する。
と前置きされ、いろいろな例を出され、岡田正美は、「結語」として、増補版につい
て、次のように述べる。として、下記の文を紹介された。
「近藤版和訓栞は、如何に改定を加ふとも和訓栞としては到底完全なる和訓栞とは
なり能はず。されども、普通の国語辞書としては、現在に於いても既に原書和訓栞に
優れるところもなきにあらざるが如し、若し更に発行者の揚言するが如くに、原書後
編なるをば悉皆網羅し、且つ倍々上欄の語林を増補することあらば、完全なる和訓栞
に優りたる好辞書とならんこと炳焉として明なり。
小野氏のご意見も多く述べられたが、詳しくは谷川士清の会が発行している『まな
びの栞、第7号』に掲載します。30年4月に発行予定、1冊500円、
次回会員勉強会 12月16日 (土)10時から 津市図書館2階研究会議室
講師 山本浩子(会員)
演題 「勾玉考」に関して
第6回会員勉強会 30年1月20日(土)10時から 場所 上と同じ
講師 馬場幸子(会員、顧問)
演題 「勾玉考」(三ツ村先生 講演資料より、原書を読み解く)
谷川士清講演会(会員募集とガイド講習会)
第1回 日時 10月28日(土) 13時30分から15時
『和訓栞』の成立過程を考えるー整版本第1回刊行「あ」行〜「さ」行に見る増補
語義の扱いについてー
講師 和洋女子大学教授 三澤薫生氏
参加者 33名
第2回 日時 11月4日(土)
@「医家士清と宣長の交流」 10時から11時10分
講師 伊勢赤十字病院 井上正和氏
A「ガイドの方法」
11時10分から11時20分
士清の会副代表 奥田榮子氏
参加者 26名
第3回 日時 11月11日(土)10時から
旧宅周辺のガイド
第1回、第2回とも参加してくださった方が旧宅にきてくださり
旧宅の見学、反古塚、谷川神社、士清の墓等の説明を熱心に聞いてくださった。
三日にかけて行った「士清講演会」も盛況に終わりました。ご参加くださった
方が会員になり、私達と一緒に活動できることを願います。
士清まつり
日時 5月10日 10時から12時
場所 谷川士清旧宅
第1部 紙芝居と会の活動についての質疑応答
第2部 お茶会
あいにくの雨にもかかわらず会員を含め約30名の方が旧宅
に集まってくださいました。前半の紙芝居は美術の専門家が
描いた士清の一生を会員の別所さんが1枚ずつ文を丁寧に読
みました。ガイドネットの活動の一環として河芸の道の駅で
他の団体と交代で披露しています。質疑応答には代表池村と
副代表奥田が対応しました。質問があった士清の歌集「恵露
草」は佐々木信綱が他の書物の中に埋もれていたものを発見
して世の中に出た物。士清のほとんどの著書と同様で石水博
物館に所蔵されています。いつでも見せてもらうことが出来
ません。資料の沢山ある記念館で活動されている団体がうら
やましい限りです。
後半は雨のため史跡めぐりは中止になりお茶会のみ。顧問
馬場社中の点前で会員の大岡屋さんのかきつばたのお饅頭を
いただきながら、士清が第7代津藩主高朗から賜ったお茶室
に狸庵の名をつけた由来等を馬場が解説しました。お茶会を
1回するのには前日の準備、当日、次の日の後かたずけと3日
必要で、手伝いをしてくれる役員に感謝。
ご参加してくださった市民の皆様ありがとうございました。
役員の皆様お疲れ様でした。
『まなびの栞 第6号』 発行
目次
士清まつり 講演会 5月10日
「漢方に魅せられて」
金子幸夫(金子医院院長)
士清勉強会
第1回 6月18日
第2回 7月16日
第3回 9月17日
「『和訓栞』」に引用されている万葉歌について」
片山武(谷川士清の会会員、元金城学院大学講師)
第4回 11月19日
「『和訓栞』の活字本2種について」
岡田正美『翻刻和訓栞』を資料として
小野春菜(谷川士清の会会員、清泉女子大学院生)(
第5回 平成29年1月21日
「『和訓栞』の中の外来語」
山本浩子(谷川士清の会会員)
士清講演会(会員募集とガイド養成講座)
第1回 10月8日
「銅鐸のなぞ 津出土の銅鐸が語るもの」
浅生悦生(三重県郷土会常任理事、県文化財指導委員
公民館郷土史講座講師等多数)
第2回 10月15日
「ヤマトタケル伝説と三重」
川西健士郎(産経新聞津支局記者)
随想倶楽部(三重ふるさと新聞)
平成28年9月15日掲載
「伊勢志摩と士清さん」
馬場幸子(谷川士清の会 顧問)
(今年も三重県内の図書館、高等学校等に寄贈いたしました。
購入希望の方は代表池村、編集者馬場まで連絡ください)
平成29年度総会
日時 4月15日(土)10時より11時30分
会場 津市図書館2階 研究会議室
来賓 ガイドネット 山本晃氏 谷川士清の会 顧問 谷岡経津子氏
出席者 22名 委任状41名 一般・特別全会員78名で 議会成立
議長 片岡祐一氏
28年度行事報告 佐野萬里子 会計報告 山越玲子
29年度行事計画 佐野萬里子 予算 山越玲子
「谷川士清の会」会則の一部改訂案が出され会員の資格がはっきりと
明記された。運営費の特別会員については説明が必要と意見があり検討
されることとなった。
新役員に石川正子さんがなられました。八町在住で心強い。
閉会の後、池村代表より5月10日の士清まつりについての説明があった。
10時より紙芝居等
10時30分から12時 お茶会と史跡巡り(2班に分かれる)
呈茶券300円 会員は無料
平成28年度谷川士清書道コンクール表彰式
谷川士清の会では,子どもたちに地元の偉人について知ってもらおうと津市教育
委員会の共催で作品を募り、士清の生誕日2月26日に津リージョンプラザにおい
て優秀作品の表彰式を行った。作品展は設立当初よりおこなっているが、単独で書
道コンクールを行い始めて8回目である。
課題は小学校3年生「ことすが」4年生「たまむし」5年生「反古塚」6年生
「和訓栞」中学生「谷川士清」である。津市内の小中学生の応募数は589人。
入賞者は谷川士清大賞、津市長賞、津市教育長賞、小中1名ずつ特撰小中5名ず
つ入選は小20名、中10名であった。、
来賓は前葉泰幸津市長様、倉田幸則津市教育次長様、残念ながら審査員長の
稲垣無得先生は欠席で講評は直にお聞きできなかった。
入賞者
小学校の部 谷川士清大賞 山本明日香(南立誠小6年)
津市長賞 宮埼花望 (立成小4年)
津市教育長賞 西川諄 (豊ヶ丘小5年)
特 撰 シンプルキャンプあんな(立成小3)中川友梨(豊津小4)
兼雪乃(西が丘小5)谷あかり(豊ヶ丘小6)
北西琉輝(立成小6)
中学校の部 谷川士清大賞 石丸真衣(一身田中2)
津市長賞 徳永百華(三重大付属中1年)
津市教育長賞 主井渓 (豊里中3年)
特 撰 西川文翔(豊里中1)服部絵夢(白山中2)
平手愛理(久居東中2)平殿実優(セントヨゼフ中3)
山守昌昭(高田中3)
谷川士清勉強会の報告
谷川士清の会では,会員が士清に関して研究したり調査した事柄を発表する場とし
て勉強会と称して,10年以上続けてきました。
毎月第3土曜日10時から11時30分、津市図書館2階研究会議室において開
催しています。発表者は会員であればどなたでも、参加は会員以外でも構いません。
発表者には会の研究誌『まなびの栞』に載せる原稿を後日、係りより依頼いたし
ます。以下は今年度の勉強会の内容です。『まなびの栞』第7号は4月総会前後に
発行予定です。会員には無料配布、また、必要な方には販売もしますので役員に申
し出てください。
28年 6月、7月、9月 『和訓栞』の中の万葉歌 片山武氏
11月 『和訓栞』と活字本2種について 小野春菜氏
29年 1月 『和訓栞』の外来語について 山本浩子氏
平成28年度小学校出張講座
11月8日 片田小学校(1クラス) 講師(別所冨貴子、山越玲子)
11月22日 新町小学校(2クラス連続)講師(池村幸久、佐野萬里子)
12月5日 北立誠小学校(2クラス合同)講師(奥田榮子、馬場幸子)
それぞれの学校へ、2009年谷川士清生誕300年記念事業で、津市文化課
と谷川士清の会が共同出版した子供向けテキスト『谷川士清』を持参、配布し
紙芝居やdvdを使って、谷川士清の業績を紹介した。今の50音図表に結びつく
『日本書紀通称』第1巻付録の『和語通音』、日本で初めて50音順に並んだ本格
的な国語辞典の元『和訓栞』の編纂、そして和訓栞出版に100年以上費やした子
孫の努力等、講師は子供たちに伝えた。津市に産まれ、一生を津市で過ごした士清
を広く日本中に広める熱い気持ちで。
片田小と新町小より児童から講師へお礼の文が届きました。講師にとってとても
励みになります。その中から一人の児童の文を学校、本人の了解を得て原文のまま載せます。
谷川士清の会
池村さん、佐野さんへ
この前は、谷川士清について、いろいろ教えていただいて、ありがとう
ございました。
士清が、国語辞典を作ったと聞いて初めて知ったしびっくりしました。
200年以上たっても、家が残っているなんてすごいと思いました。
自分が住んでいる地いきに士清さんがいることを、ほこりに思いました。
日本のためにしてみたいことは、士清さんみたいに、みんなが笑顔に
なれるようなことをしたいです。
士清さんのことについて、いろいろ聞けたし、分かったので、楽しかっ
たです。
ありがとうございました。
新町小学校4年生
松浦武四郎記念館友の会との交流会
第1回
9月24日に友の会から12名、記念館の中の館長様が来津され、旧宅や反古塚、
福蔵寺、士清の墓を見学していただき、昼食をとりながら歓談。
第2回目
11月6日に谷川士清の会から8名が武四郎記念館を訪れました。施設、資料の
多さ、講演会の内容、会員の皆様の親切な対応に感激した充実の1日でした。
@ 講演会「なんじゃこりゃ?すごいぞ、蝦夷屏風」
講師 北海道博物館 学芸主査 三浦泰之氏
内容 武四郎は実家へ北海道より手紙、領収書等を送り、屏風の表裏に貼付を依
頼、右隻に159件、左隻に158件の文書を貼り、裏には領収証類を貼った世
にも珍しい屏風で、大久保利通の手紙や、友人田崎早雲への手紙も含まれている。
A 昼食をとりながら、両方の会の交流をした。記念館の資料は1500点ほどで、
2か月毎に入れ替えをしている。資料が非常に少ない士清の会はうらやましい限り。
B 12本植えてある蝦夷桜の場所を見学、記念館敷地の武四郎の歌碑の説明を
受けてその前で記念写真をパチリ。
平成28年度「谷川士清の会」士清講演会(兼会員募集)
A:講演会
1.10月8日(土)10時 浅生悦生氏(三重県郷土会常任理事、他公職多数)
「銅鐸の謎」
参加者 24名
内容
○津の銅鐸(野田銅鐸、神戸銅鐸、高茶屋銅鐸、風呂谷銅鐸)
○聞く銅鐸から見る銅鐸に変わっていったこと
○何の為に作られたか(さまざまな祭に使う、古代中国の陰陽思想も)
○2世紀から3世紀初に突然姿を消すがその謎は
上のような事柄を写真を見せながら詳しく説明された。
2.10月15日(土)10時 川西健士郎氏(産経新聞記者)
「ヤマトタケル伝説と三重」
参加者 22名
内容
○ヤマトタケルは第12代景行天皇の御子であるが天皇には80人もの
王子がいた。最初は倭おぐなのみこといい建く荒い気性の持ち主。
○天皇はみこに熊曾建を打てと命じ、みこは成し遂げる。熊曾建がヤマ
トタケルと名乗るように言う。
○倭建命(やまとたけるのみこと)はまた尾張や信濃を征した。
○現在の四日市や鈴鹿市で詠んだ歌など以上の事柄を古事記から引用。
1と2の詳しい記述は4月に会が発行する「まなびの栞」第6号に掲載
します。会員は無料で配布、一般の方は500円で販売します。
ふるさと検定現地研修会「谷川士清の会」
日時 9月10日(土)9時 津新町駅集合 12時津新町駅解散
参加者 16名 会員10名
コース
津新町駅・・・伊賀街道・・・六阿弥陀堂・・・旧宅・・・土手の地蔵・・・
神宮寺・・・谷川神社・反古塚・福蔵寺・・・津新町駅
六阿弥陀堂、神宮寺、谷川神社は地域の自治会長様、住職様、奉賛会の方が
中が見られるようあけてくださった。
下の写真は旧宅の説明と土手の地蔵の説明をしているところです。
なぎさ町フェスタ
津市ガイドネット 紙芝居
日時 8月31日(日)
市内の14団体が参加、1団体が1話から4話披露
谷川士清の会は2話上演(?)しました。
一組は佐野・山本組、もう一組は奥田・別所組
面白い催しになりました。
>
親子洞津谷川塾
津市教育委員会主催、谷川士清の会共催
日時 7月23日(土)9時30分から11時30分
市内の親子22名が参加、米山課長あいさつの後
@紙芝居
絵と文、馬場幸子 語り部、別所冨貴子
始める前に馬場から紙芝居を作ったときの工夫の説明がありお話に入った。
別所さんは声色を入れおもしろみを加えた。
A史跡巡りとお茶会
谷川士清旧宅の見学を全体でして、2班にわかれ、お茶会と谷川士清の墓、
反古塚の見学を同時進行した。
お菓子は今回は干菓子で、きなこ餅と甘酒飴、暑い盛りなので冷茶にした。
お点前とお運びは馬場顧問の社中、水屋はベテランの会員
馬場より士清さんとお茶の関係、お茶の飲み方の説明の後、参加者は作法
どおりにお菓子とお茶を味わっておられた。
史跡巡りは今回は定点での説明も加わった。子どもたちは熱心にメモをとっ
ていた。
東京三重テラス
5月13日(金曜日)昨年に引き続き谷川士清を宣伝しました。
市役所より松尾氏、会から池村代表、佐野萬里子さん、別所冨貴子さん
が丁寧な説明、紙芝居をして谷川士清の業績を披露しました。
お客様はじっくり時間をかけて耳を傾けてくださる方が多いでした。
毎年、東京で発信できる機会がもてれば士清研究者の発掘にもつながる
と期待できます。