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お魚屋さんが敦賀で買ってきてくださる天然魚は、
まだ活かっています。硬直前の魚の身には、体が
喜ぶ味、つまり自然界のパワ−が溢れています。
浅井町の中心部から草野川沿いに上り、
さらにその支流である西俣川をさかのぼると、標高約400メ−トルの山合いの谷間に、草野兵太夫さんの小さな栽培場があります。
イワナやヤマメが生息するほどの清らかな水、豊かな水量、そして水温は、年間を通じて8〜18度。
近江高山の山奥で草野さんが育てる水わさび
「水と相談しながらわさびを育てる」
−いいわさびは水に育ててもらう−
草野さんが、ここで栽培を始めたのが10年前。「全くの素人で、わさびのことはさっぱりわからんかった」とおっしゃる草野さんのわさび栽培は、最初の年から失敗で、何回かやめようとも思われたそうですが、「もう一回、もう一回」と、成功を信じて頑張ってこられました。
この国の「お刺身」に魅了され続けています。