30周年記念九州ツーリング(1)
   
さあ出発だ

行きは宮崎フェリーで

船上でくつろぐ?

夜明けだ

まずは宮崎県庁へ

玄関先で知事と記念撮影

桜島が近いぞ

展望所で噴煙をバックに

フェリーを降りたら鹿児島市内

映画に使われた隼の前で

海から引き上げた隼(館外から)

鹿児島市電

鹿児島の夜、ギターで軍歌ばかり歌ってた娘

 <初日> 年1回のBHBツーリングは今年30回を数え、記念として南九州をメインに船中2泊を含め4泊の 豪華旅行だ。9月17日(金)の夕刻16時30分にBHBを出発、大阪南港19時発の宮崎カーフ ェリーに15台が乗り込んだ。
 船名は「おおさかエキスプレス」、全長170m、全幅27mで最大690名の客を乗せる。 船内には浴場、レストランがあり、2等船室に荷物を下ろしてすぐに出かける。バイキング形式の 夕食でビールを頂き、部屋に帰って焼酎でナイトキャップをすれば、後は白河夜船、翌日の8時半に 宮崎港に着いた。

 <二日目>
 上陸後すぐに宮崎県庁に向かうと、玄関先に東国原知事の人形が「きっくいやんせ宮崎」と迎えて くれた。記念写真の後、足早に知事執務室などを見学して県庁を後にする。宮崎ICから宮崎自動車道 を南西に進み、都城ICで降り、国道を桜島方面に向かう。やがて錦江湾に浮かぶ桜島を右に見ながら 、溶岩道路を快走して赤水町から標高373mの湯之平展望所へ駆け上がる。道路の端っこには噴煙で飛 んできた黒い火山灰が見えるが、路面は常に清掃してくれているようでスリップする者もいなかった。 展望台からは西方正面に少しばかりの海面を隔てて鹿児島市街が一望できる。
 山を下って桜島港フェリーターミナルに着くと、フェリーが3隻停泊しており、次々と車が下船と 乗船を繰り返している。わずか15分ほどの海路だが、観光船ではなく薩摩半島と大隅半島を直結する 生活道路として機能しているのだ。すでに昼食の時刻は過ぎていたが、とにかく先に進むことを優先 して、鹿児島市に上陸後はひたすら南進し、指宿有料道路の鹿児島ICから入って南九州市の知覧IC で降りる。
 知覧は太平洋戦争末期に、片道の燃料に250キロ爆弾を積んで特攻隊として沖縄戦線に出撃した飛行場 のあったところだ。知覧特攻平和会館には南洋の空に散って行った1,036人の隊員の遺影や遺品が展示 されている。いずれも10代後半から20代にかけての少年の面影が色濃く残る若い兵士たちであった。
 館内はすべて撮影禁止で何も撮れない。せめて展示されている飛行機を撮りたかったが、仕方が ないので帰りに館外の窓にひっついて一枚撮らせてもらった。
 ここで、やっと食事と給油を済ませ、今夜の宿のかごしまプラザホテル天文館のある鹿児島市に向かう ため、今来た道を北上する。ところが途中で一人が行方不明になって、戻ってくるまでに30分ほどを 要したが、事故ではなくてよかったと笑って済ませておこう。
 ホテルへのチェックインを済ませ、夕食は全員で地元では有名な中華料理店「美華園」でコース料理 と飲み放題のセットを注文し、飲・食ともに十分堪能した。その後、ホテルに戻るまでの時間は、何が あったか今夜も白河夜船でよく覚えていない。(と、しらばっくれておこう)
2010.9.17-18

 


 
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