●タニコメ旅日記●
グランドキャニオンを目指して(11日日)

§10月22日(金)―― 無事帰国 ――

 ※ 早や季節は秋めいて
 行きで遅らせた時差の16時間を取り戻して、大阪は最早10月22日(金)だ。 日本時間15:30約一時間早まってUA-885便は無事関空に着陸した。 帰ってきた大阪はどんより曇って気温は22℃と報じられていた。  
 明子のスーツケースの把手が一寸破損しているのが見付かって暫く時間がかかったが17:30ごろ無事光風台の我が家に帰ってきた。 暫く振りに開け放った我が家の窓は、10月12日出かけた時の残暑の暑さは去り、空気は秋の気配を漂わせていた。
 我が家に普段の生活が戻ったのは、洋次郎、夕起宅に預かってもらっていた“こゆき”が帰ってきた10月24日の日曜日であった。

  §  この旅を振り返って  二人共身体の変調もなく楽しい旅を続けられたことが一番の嬉しい事であった。 特に私は右足に何時か痛みが出るのではないかと不安を抱えての出発であっただけに、帰りのサンフランシスコを発つまで全く異常を感じなかった事がこの旅を一層楽しくしてくれた事で嬉しさ一杯だ。 森井整形外科で打ってもらった10本の注射が抜群の効果を発揮したのだと思います。 森井先生有り難う。
 自分の思いとは何がしかの食い違いはあったものの、アメリカ西部の広さ、大きさを感じ、広漠たる原野と岩山以外何も見えない世界に何故か心地良さを感じた旅であった。 特に今回の旅は「街中をうろつく事も無く」「人ごみに紛れることもなく」、ひたすら山や砂漠という大自然の中に身を置く事が出来たことは私達夫婦にとって特に印象深いことであった。 やはり私の旅は「神がつくり賜うた大自然の中に入り込む」ことであり、こんな旅はいつも【夢の時間】を与えてくれる。
 年齢や体調を考えると何時まで出来るかは判らないが、これからも二人して身体も経済も引き締めた日常を過ごして、また何時の日にか神が【夢の時間】を与えてくれる空間を彷徨う旅に出よう。 有り難う!。

【西部アメリカ地図】

(了)

2010.11.28 谷 幸一

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