●タニコメ旅日記●
グランドキャニオンを目指して(10日日)

§10月21日(木)―― 帰国へ ――

    ※※  ラスベガスからサンフランシスコへの国内線
 5:50ラスベガス空港にてジョシュとは此処で「サヨナラ」。 楽しいガイドをアリガトウ。 お互いに「グッドラック!」。
 今朝は4時起きで不愉快。 19Fの部屋の窓から眺めたラスベガスの明かりは昨夜と何も変わっていない。 山下氏は結局寝ずにギャンブルやっていたそうだ、多少のプラスだったみたい。

※ 荷物預けでひと騒ぎ
 6:30AM 荷物預け。 私のスーツケースが57ポンドで、7ポンドのオーバー。 山下氏に教えられて2個に分割。 小さいナップザックに登山靴2足を入れ替えて二個に分けてOKに。
 トータル重量は変らないけれど、一個当たり50ポンドオーバーはダメちゅうのも何か変な感じ、人が運ぶ訳でもなにのに・・・。 明子のスーツケースは軽いから夫婦二人分合算でと言ってもダメ、以前はOKやったのに・・・。 朝一から一汗かいた一幕であったが、これでギョッとするのはまだ早かった。

※ 靴脱げ!ベルト外せ! おまけに明子サンのリュックが・・・
 チェックインが又厳しい。 上着脱げ、靴脱げ、帽子とれ、ベルト外せ、こういう経験は初めてだ。 此処でも又引っ掛かった。
 流れていたコンベヤが止まった、我が明子サンのリュックが出てこない。 X線検査のオバちゃんが首を傾げてジット見ている。 見付かったのは、スケッチ用の鉛筆を削る小さなカッターナイフであった。 うっかり一緒に入れていたからだ、【没収】。
 引っ掛かり引っ掛かりで一汗も二汗もかいたチェックインであった。 6:55ようやく一息。 フライトはUA−567便 7:50発。 D-54待合所で待機。
 ようやく朝日も出て来たLAS VEGASはうす雲はあるが先ず先ずの天気。 朝は眠くて気分悪い上に、ゴチャゴチャあって疲れた、モノ言うのも面倒くさい。

※※  11:32発 ユナイテッドエアー UA−885便 で関空へ
 9:20 予定どうりサンフランシスコに着陸。 やや冷んやり、と言うより寒い。
「夢の時間」も終って・・。 今から帰りまーす。 サンフランシスコ国際空港にて。 2010.10.21.

  皆さんはGHIRARDELLIの店でチョコレートなどの買い物。 空港から見るサンフランシスコは山の街みたい、そうだ、写真なんかではアップダウンを電車が走っているのを見た記憶がある。 片側にはげ山があると思ったら反対側に見える山は緑多い山、かなり上の方まで建物が見える。
 今9:40だから日本は10/22(金)の夜中1:40か。 “こゆき”は寝てるかな、もうすぐ帰るよ!!。

※ 機内では一回もビールを飲まなかった
 サンフランシスコを離陸したUA-885便は一時多少揺れたが間もなく安定した。 17:50 ほぼ順調なフライトが続いている。 画面には飛行距離3646km、高度10972m、追い風1mと出ている。 ベーリング海を突き抜けているようだ、ようやく半分近く来たらしい。  
 只今20:00(日本時間10/22昼の12:00)樺太の南あたりを飛んでいる、今しばらくの辛抱だ。 この飛行機には積載しているビールの数量が少ないのか前の方の客に行ってしまうのか知らないが、行きも帰りも全くビールが飲めなかった。 何時も売り切ればかり。 代わりにワインを戴いたのだから文句を言う筋合いではないのかもしれないが、国際線では初めての経験であった。
   別段眠気も起こってこないし時間はたっぷりある、書き物をしたり4000km足らずを車で走ったルートを振り返って地図を眺めたりしてすごしたが、エコノミークラスの窮屈さというのは何度乗っても苦痛そのものだ。

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