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さて、これからは磨きに入る。まず、横縁と縦縁の処理から。ささくれが多いので
カンナ、グラインダを使ってトゲの部分や樹皮のむけた後の青っぽいところを研磨し
きれいな木の色を出す。さらに縦縁と横縁の角張った部分を丸く仕上げる。粗処理が
終わったら、サンダーで400番のサンドペーパーをかける。これで、素手でこすっても
つるつると安全になる。
天板の処理はまず、2枚の板の段差をなくすことから始まる。特に中央の接着部分は
ピッチング方向の反りがあったので、お互いの板があちこちで上がったり下がったりしている。
電気カンナで高い部分を往復して削り落としていく。高さを合わせるのに半日を要した。
次に天板表面の磨きに入る。まずサンダーで400番のサンドペーパーを粗がけする。
この作業は1日かかった。次に800番、1200番と仕上げていく。作業場となった
納屋は、軽トラックや農機具が置いてあるが、立ち上がる研磨粉でなにもかも真っ白の雪山状態。
もちろん、自分も全身ほこり高き男。鼻の穴、耳の穴まで粉が積もっていた。
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