テーブルとベンチの製作(8)

   




いよいよ脚の取り付け。一番重要なところなので慎重に取り組む。まず脚となる材は、亡くなった親父が どっかの廃材を取っておいたものを使う。一辺が10センチほどの角材で、木の種類が不明だが 5メートルほどの長さがあり、所々に前に使っていた目的のホゾ穴があいていたが、その部分を除いて 4本の脚がとれた。

ここで決めなければいけないのがテーブルの高さだ。ある家具屋のHPによるとダイニングでは 680ミリ、リビングで650、ワーク系で700、作業台としては800などとある。他のHPなども 参考にしたが、家にあった2つのテーブルがいずれも700ミリであったので700に統一する。
 よっしゃ700と早合点して700の足を4本切り出してはいけないよ。あくまでも、地面から テーブル上面までの高さが700だから、まず700から天板の厚さ(平均して50としよう)50を 引いて、天板にあけるホゾ(30としよう)に入れる部分30を足して、脚の長さ680を出すのだ。 ホゾは脚の太さいっぱいに掘るのではなく、図の茶色い部分を深さ30ミリ掘って、脚には30ミリだけ 2方を落として、長さ650のところに首を作って受け止める細工をする。

 直角を出すために、ホゾ穴は慎重に掘る。4穴ともに確実に30ミリの深さになったことを確認して 足を差し込んでいく。直角を出すために、脚の付け根と同じ距離で脚の先を薄い板で4脚とも仮止めして 固定用の幕板と金具をネジで止めていく。裏には反り止めの板を2枚取り付けた。  


 
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