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びわ湖について

琵琶湖の名称について

  • 琵琶湖は400万年前以上に出来、バウカル湖、タンガニーカ湖に次いで世界で3番目に古い湖と言われています。
  • 「琵琶湖」の名前が定着したのは、約320年前の江戸時代で、それまでは近淡海、近江の海、鳩(にお)の海などと呼ばれていました。
  • 「琵琶の形に似たり」という表現が使われたのは、14世紀の初め頃で竹生島に祀られている弁才天が持っている琵琶の形に似ているとされた。
  • 固有名としての琵琶湖が始めて登場するのは16世紀の初頭で、広く使われ出したのは1689年の貝原益軒の日記意向です。 琵琶湖全体の地形をつづり「故に琵琶湖と言う」と書かれていて、これ以後、琵琶湖の名前は文学作品や絵画、地図などに使われるようになりました。
  • びわ湖についてのミニ知識
  • 上記のように、淡水湖として400万年以上の歴史のある湖で、世界的にも屈指の有名湖にも  拘わらずわずか30年余りの間に本来の琵琶湖の姿を激変させてしまいました。
  • 広さは670.25平方キロメートル(北湖:南湖=11:1)で滋賀県の1/6の面積
  • 周囲の長さは235.2キロメートル
  • 深さは平均41.2メートル
  • 最も深いところは103.58メートル
  • 最も浅いところは南湖4メートル、北湖43メートル
  • 貯水量は、275億立方メートルで日本一
  • 海抜は85.6メートル 大阪城の高さ並
  • 生息している動植物は約1,000種類で、魚類は50種類、
  • 琵琶湖にしかいない動植物は約50種
  • 透明度は南湖で平均2メートル、北湖で平均4〜6メートル
  • 魚類に限って問題点を整理してみると
  • 琵琶湖固有種のホンモロコの漁獲高が30年前の約360トンが約25トンに  減っています。
  • 琵琶湖固有種のニゴロブナの漁獲高が30年前の約760トンが約100トン  に減っています。
  • スジエビの漁獲高が30年前の約1,290トンが約167トンに減っています。
  • 1尾もいなかった外来魚のブラックバス(オオクチバス)が重量比で約34%に  まで増えています。
  • 1尾もいなかった外来魚のブルーギルが重量比で約17%にまで増えています。
  • その為に外来魚の捕獲量が年間380トンまで増えています。

  • 永い歴史の中で特有の生態系をはぐくんできた琵琶湖も、上記のように肉食性の 外来魚の影響でもともと居た琵琶湖固有の魚類が、稚魚の段階で食べられて しまって減り続け、中には全滅に瀕した魚類もいます。

    ☆特にヨシの効用が見直されています

    ヨシ群落は、フナやモロコの産卵場所で外的から身を隠す群落であり、又渡り鳥の ヨシキリの子育ての場所でもあります。
    そしてヨシの茎は、水中の汚れを沈殿させたり、家庭や工場や田畑から排出された水に含まれて いるリンやチッソを吸収して、それを栄養源にしているプランクトンや藻の大量発生によって 悪化させている水質の浄化に役立っています。

    また一方ヨシ原の景観は水郷地帯として観光にも大きな役割を担っています。
    その為に湖岸のヨシ群落の復元や外来魚の捕獲に多額のお金を使っているような状態です。

    人間の開発や不始末でこのような手間や負担がかかるようになってしまいました。
    自然は本来の自然のまま未来に残したいものですが、残念な状況になってしまいました。
    世界の水問題という視野から見れば、小さな問題かも知れませんが、我々地元の 琵琶湖・宇治川・淀川水系の水資源という観点からすれば、治水・利水を含めて 生活、健康問題として見逃す事の出来ない極めて大きな問題です。 こんなびわ湖になってしまったのは・・・・
    どうなんかなぁ・・・?



    びわ湖の水質

    今から30年ほど前に赤潮が大量に発生しました。それがリンや窒素の入った家庭用 の合成洗剤が大きな原因であることが判り、それ以後無リン洗剤の奨励や粉石鹸使用 運動が引き金になって、田んぼやゴルフ場の農薬使用規制、下水道の整備、 森林の水源かん養(*1)などの対策が施されてきました。

    「琵琶湖総合開発」の法制化、昭和54年には「富栄養化防止条例」(*2)の制定、 平成12年の「マザーレイク21計画」(*3)を制定するなどの対策を進めています。
    その結果、赤潮の発生は少なくなってきましたが、COD値(*4)は相変わらず 改善されていません。

    「備考」

    (*1)水源かん養とは
    森林の土が雨水を貯えたり、浄化してしてくれること
    (*2)富栄養化防止条例とは
    リン入り合成洗剤の使用を禁止し、ヘドロ化や赤潮発生防止対策条例
    (*3)マザーレイク21計画とは
    水質保全、水源かん養、自然的環境・景観保全の3つのテーマに沿って、健全な琵琶湖を次世代に継いで行く為の計画
    (*4)COD値とは
    水中の汚濁物質を科学的に酸化し、安定させるのに必要な酵素の量を表す数値で、大きい数字ほどきたない水
        
    COD数値の推移
    南湖(琵琶湖大橋より南)北湖(琵琶湖大橋より北)
     昭和60年頃 : 2.8
    2.0
     平成10年頃 : 3.2
    2.6
     平成17年頃  : 3.2
    2.7

    このようになかなか水質は良くならず、外来魚対策、カワウ対策、水草異常発生など 気の遠くなる戦いが続いています。

    ◆◇◆緊急情報◆◇◆
    本日(7/7)の新聞に琵琶湖北湖の透明度が2006年度、過去最高の水準に達して いたことが6日、滋賀県などがまとめた水質調査結果で明らかになった。
    一年間の平均値は6.5メートルで前年度を0.6メートル上回り、同じ地点で観測を 始めた1979年度以降で最も高かった。
    南湖の年間平均値も二年ぶりの最高値となる2.5メートルだった。
                        (2007/7/7.京都新聞 掲載)

    「このように透明度は、長期的にはゆるやかな上昇傾向にある。」と 書いてありますが、果たして今後は・・・・ どうなんかなぁ・・・?



    びわ湖の水位

    びわ湖の水は、27,500,000,000,000 Kg
    「どう読むの・・・?」
    0を3つはずしてトンに換算すると、275億トンということになる。

    びわ湖の周囲は235Km、最も深い所で104m、水位1p分でも670万トンに相当するそうです。
    昨日(7/8)の水位がマイナス15pだから1億トン余り少なくなっていることになる。
    この数字は、滋賀県内の年間使用量の1億9800万トンの半年分も水位が下がっていることになる。
    水位最低の記録は、1995年のマイナス123pだから、まだそう深刻な状態ではなさそうです。

    びわ湖の水位は、平成4年以降は県下の5箇所(片山、彦根、大溝、堅田、三保ケ崎)の 水位観測所の平均で出しています。水位は大津市南郷の瀬田川洗堰(あらいぜき)で 調節されていて、
    冬期(10月16日〜翌年6月15日)は、夏の渇水や農業のかんがい期に 備えてプラス30pに、
    夏期の洪水期(6月16日〜10月15日)は、マイナス20〜30pに下げるように調節されている。

    もう少し厳密には6/16〜8/31は−20p、9/1〜10/15は−30pを制限水位としています。
     

    しかしこの水位には、びわ湖の下流に当たる宇治川、淀川水系の京都、大阪、神戸との利害が対立し、 大雨時にどんどん放流すれば、びわ湖の水位は下がり滋賀県の洪水の危険性は減るが、 下流地域には、その危険性が高まる。
    逆に渇水期には、水不足に悩む下流地域は放流を要求するという利害が対立して問題化している。

    このような治水や利水問題だけではなく、急激な水位変動は、湖岸の浜辺を削り取られたり、 夏の大渇水が起きると、シジミが干上がって死滅し、水位が戻っても貝は数年間回復しない。
    魚の産卵期の6月に水位を低く調節されると、産卵場所が制限され、稚魚が育たず生態系が 崩れる。

    水の浄化作用に大きな効果をもたらすヨシ地も、その水位によって新芽の成長や保全に 影響を及ぼす。
    びわ湖の水位は、本来自然のままに任せるものなのだろうが、15年程前に、 国がびわ湖の水位の規則を作り、瀬田川洗堰(あらいぜき)のゲートを操作する琵琶湖工事事務所 は、淀川水系全体を調節する淀川統合管理所(枚方市)の指揮下に置かれている。

    確かに水問題は、治水、利水のみならず生態系、漁業、環境保全などにからまって 上下流地域との利害対立もあり、複雑な問題を抱えている。<br> 自然が自然のままではなく、人間が自然を管理している世の中になってしまっている。
    出来るだけ自然を自然のままに保全する知恵を出し合って、協力しようじゃありませんか。



    琵琶湖の竹生島と伊崎半島のカワウ

    琵琶湖の竹生島と伊崎半島のカワウ

    カワウについては後述するとして、このカワウが今びわ湖の自然環境保全の上で、 大きな問題を投げかけています。
    わが国のカワウは1960年代から70年代にかけて数が大幅に減少し、 一時は全国で3,000羽にまで減って絶滅が危惧されていました。

    しかし、当時と比較して水質や環境が改善されたことなど、いくつかの要因が重なり、 全国で7万羽以上にまで増え、琵琶湖だけでも約3万4000羽が生息するまで になりました。

    琵琶湖では、昨年(H18)主に竹生島(長浜市・琵琶湖の北西の島)が26,600羽、 伊崎半島(近江八幡市・琵琶湖の南東の小さい半島)で6,900羽生息して いましたが、懸命の駆除作戦の結果、今年(H19春)は、竹生島は3,600羽減って23,000羽に なりましたが、逆に伊崎半島は3,200羽増えて10,100羽になっていました。
    (H19秋=竹生島は+10,700の33,700、伊崎半島は−1,200の8,900、)→その後の調査
    (H20春=竹生島は−4,700の29,000、伊崎半島は−1,100の7,800、)→その後の調査

    カワウによる被害が深刻な問題となっているのは、カワウは高い木の上に 集団で営巣しますが、巣作りのために枝を折ったり、葉を落としたりして、 樹木を枯死させたり、さらに大量のフンによる肥料過多の状態をもたらし、 木々の発育や下草の光合成を妨げる結果となっています。


    また、カワウはブラックバスやブルーギルを捕食しますが、琵琶湖のアユなども 餌とするためアユ被害にも影響を及ぼしています。
    カワウの営巣面積は、竹生島では13,000u減ったが、伊崎半島では逆に4,000u広がってしまいました。

    滋賀県としては、2004年度から毎年10,000羽以上を銃器で駆除していますが、 生息数の減少にはつながっていないようです。
    また羽根に物が触れることを嫌うカワウの習性を利用して、斜面にロープを張って 営巣の防止を図ったり、平成15年からは、とうもろこしなどの植物資源を使用した 生分解性の高いロープを採用し、自然環境に配慮しながら、カワウとの共生の道を 探ったりもしています。

    カワウ:(ペリカン目・ウ科)
    カワウ(川鵜)は、北海道を除く日本全国の河川や湖で生息する大型の水鳥で、 首と体が長く、水かきのついた足と、舵の役目をする尾を上手く使い、 水中の魚をかぎ形のくちばしで獲る。
    くちばしは灰褐色で長く、根元は黄色で、この部分が三角にとがるウミウと 見分けることができる。 潜水を得意とするが、水に潜ると羽根が濡れるため、潜水のあとは羽根を 広げて乾かす。




    ふな寿司について

    ふな寿司

    ふな寿司について

    古くから琵琶湖の特産品として親しまれ、近年特に健康食品としても高く評価 されるようになってきた鮒寿司について勉強しましょう。

    フナの品種

    鮒はコイ科の淡水魚で日本の各地に生息して、鯉に似ているが、鯉より小形で ひげはない。大きいのは約30Cm位になる。体形、食物等の違いから、 次の3種類に大別されている。

    (1)キンブナ
    関東地方や山形県以北の沼や池の底に住み、小動物や植物の根等を 食べている。
    (2)ギンブナ
    日本中いたる所の池、沼、ゆるやかな流れの所に住み、雑食性でオス(雄)の 数が極めて少ない。
    (3)-@ゲンゴロウブナ
    別名ヘラブナとも言う。水面近くを泳ぎ、植物プランクトンを食べている。 各地に分布し、つり魚として親しまれている。
    (3)-Aニゴロブナ
    ゲンゴロウブナの一種で「煮頃鮒」と書き、”煮るにころ合い”の大きさの意味で、 びわ湖では扁平でない形のものを、ニゴロブナと呼ばれ別名マルブナとも言う。
    このニゴロブナのメス(雌)ブナのみが鮒寿司に最も適している と言われている。
    (ところが近年の水質汚染や外来種の影響でニゴロブナの稚魚が食べられたりして、 ニゴロブナの漁獲高が激減し、原料高も影響し、やむを得ず輸入原料に依存している 分もあります。)
    鮒寿司の歴史

    「ふな寿司」とは「馴れ寿司」の一種で、主に淡水魚を塩とご飯で発酵させ程良い味に 馴れあわすことから馴れ寿司と呼ばれています。
    紀元前より穀物の発酵を利用した米作民族特有の保存食品で、魚肉を保存するため の知恵として生まれたと考えられていて、ベトナムやミャンマー、中国から日本に 渡ってきて、九州、中部、関東地区へと広がったと言われています。
    なれ寿司がわが国の文献に登場するのは、奈良朝初期の「養老令」を始め 平安中期の「延喜式」にも記されていて、当時から宮中に特産物として献上されて いた頃、滋賀、岐阜、熊本の3ケ所からは「なれ寿司」が貢納されていたことが 知られています。
    その後琵琶湖の鮒を原料として開発されてきたのが「鮒寿司」で、びわ湖の特産品 として滋賀県の名産品として名を残し重宝されてきました。

    鮒寿司の製法

  • (1)春に収穫した鮒のうろこをはがし、口蓋、エラ、三つ骨等を取り除き、口から内臓や浮き袋を丁寧にしかもすばやく抜き取ります。この時肝嚢(きもぶくろ=苦玉)をしっかり取り除かないと、桶全部をダメにしてしまう。 しかしメスフナの卵だけはつぶさないように残します。このつぼ抜き作業が最も難しく、最も大事な行程です。 (このつぼ抜き作業は、鮒の持ち方、まな箸の当てかた、方向、指の使い方、特に親指の使い方に「コツ」があり、その技術を会得するには何年もの練習と精進を必要とします) そして井戸水できれいに水洗いします。
  • (2)えらぶたのところから腹にギュッと押し込むようにして、塩を詰めます。一匹ずつ塩で包む様な感じですきまの無いように詰めていきます。桶の底に塩を敷き、鮒の頭と腹に塩を付け、一匹づつ敷きつめます。塩・鮒・塩の順番に、鮒の頭は左右交互に重ね合わせて漬け込みますが、桶の底から上へと塩加減をだんだん強くしていくのがコツだと言われ、塩を惜しみなく使うのがポイントです。
  • (3)塩漬けにした鮒を1ケ月以上桶に寝かします。 この塩漬けにした鮒を水洗いしますが、この水洗いも慎重な仕事が要求されます。手を抜くと臭い鮒ずしになり、味が台無しになります。ウロコ一枚残らない様に鮒の表面が白くなるまで洗い落としますので相当な力がいります。 これを塩出しといいます。そして陰干しにして水切りします。
  • (4)ここからが本漬けです。7月〜8月の真夏に良質に精米した近江米の炊き上がったご飯に塩を少し混ぜて、雑菌の多い空気にさらし冷やします。 鮒の口やエラからそのご飯をいっぱい詰め込みます。この時鮒の子が押し出されないように気を付けながら、腹の方にも詰め込みます。手水は日本酒ですが、焼酎を使うこともあります。
  • (5)樽の底にもご飯を敷き詰め、(2).の塩漬けの要領と同じようにご飯を詰め込まれた鮒を向きを交互に一段ずつ井桁に重ね敷き詰めます。高さが平均になるように、すき間にご飯を重ねて敷き詰めます。樽の一番上にご飯をぎっしり詰め、竹の皮などで覆いをして、三つ編みの縄をかけ、落し蓋をして重しをして約3ヶ月程樽に寝かし発酵させます。 この時発酵の具合を見極めながら。重石の重さを調節します。
  • (6)しかしこの行程も又大変な作業なのですが、折角発酵したご飯を取り除きます。 そして再び新しいご飯で同じ要領で、ご飯と鮒を敷き詰め又半年以上樽に寝かして発酵させます。これを二度漬けと言いますが、最近は手間と時間の関係などで省く手法も採られています。やがて酵母菌と乳酸菌だけになって「鮒寿司」の誕生と言うことになります。 以上のように、全て手作業で大変な手間と時間をかけて、丹念に造りあげられて製品化されておりますだけに、生産コストはかなり掛かる商品ということになります。
  • 鮒寿司の風味と効能

    塩味と乳酸菌の酸味が、独特の匂いをかもしだし、鮒の肉のしまった舌触りは びわ湖の湖魚料理の最高級品として絶賛されています。
    各種ビタミン(特にB1)ミネラル(特にカルシュウム)も多く含まれ、動物性蛋白質も 豊富で、乳酸菌と酵母菌の発酵によって、腸内の悪玉菌の生育を抑え、 整腸作用もあり薬膳、胃腸整理の効能もある。無添加自然食品、健康食品として高い 評価を受け、近年健康ブームに乗って、とみに見直されています。


    鮒寿司の食べ方

  • ◆そのまま2〜3o位に薄く切り、お酒・ビールのおつまみに良く合います。
    (ヒント:薄く上手に切れ ない場合は、一旦冷凍にして硬くすればうまく切れます)
  • ◆ご飯の上に乗せ、熱いお茶をかけてお茶漬けにします。
  • ◆頭や尾ひれにお湯をかけ、お吸い物にも適しています。
  • ◆一味とうがらし又は七味とうがらしで辛みをきかせてもおいしいです。
  • ◆わさび醤油やしょうが醤油でいただいても、結構おいしいです。
  • ◆勿論 そのままご飯のお惣菜として、召し上がれます。
  • 鮒寿司の保存の仕方
  • ◆最も長期で安全なのは、真空パックのまま冷凍保存すると、8〜10ヶ月 は大丈夫です。
  • ◆真空パックを開封しても、冷凍保存なら5〜6ヶ月は大丈夫です。
  • ◆真空パックのまま冷蔵庫保存なら、冬期で5ヶ月、夏期で4ヶ月位は大丈夫です。
  • ◆真空パックを開封すると、冷蔵庫保存で1ヶ月位ですが、冷蔵庫のドアーの開閉の頻度や設定温度 によって賞味期間は変わってきます。早く召し上がるに越したことはありません。
  • これだけ話題の特産品だから、一度試してみては・・・



    江州水郷について

    近江八幡市近郊の水郷地帯が、「江州水郷」として近江八幡市の水郷の登録商標として 認定されています。
    その江州水郷地帯が、平成18年に文化庁指定の「重要文化的景観保存地区」公認第一号に選ばれています。
    びわ湖も広いですが、その一地区の近江八幡市の近郊をご紹介しましょう。

    近江八幡市の町並みは、平成3年には
    「伝統的建造物群保存地区」
    として豊臣秀次公の城址の「八幡堀」や近江商人の商人屋敷の町並み保全地区などが、国の重要伝統的建造物群指定されています。

    また、平成20年3月に、文化庁は
    「文化芸術創造都市部門」
    として、近江八幡市のほか、横浜市、金沢市、沖縄市の4市を長官表彰しました。
    「文化芸術創造都市部門」は、文化や芸術を生かして、行政と住民の協働や、官民学の取り組みといった市民参加での地域の活性化に 取り組み、成果をあげ、他の自治体の参考になる実績をあげている自治体が対象となり、選定員会が選考して表彰される事になっています。





    この赤く舗装されている道は、「よし笛ロード」と言う歩行、自転車専用道路として、散歩、散策に利用され、
    市民のみならず、観光客の皆さんにも大変ご好評をいただいております。




    ごく一部ですが、このようなのどかな田園、水辺、山並みの景観と、 琵琶湖のほとりの水郷地帯の美しい景観を
    そのまま保存しようと取り組んでいます。
    景観だけに留まらず、琵琶湖の汚染をどうしたら抑制できるのか、
    あの手この手の規制と保安に努力している様子を評価してください。









    琵琶湖を汚さないようにする為に取り組んできた永年の努力の成果が、徐々に美しい 水郷地帯の保全につながり、
    ゆとりあるスローライフを楽しむために、近江八幡の「水郷めぐり」に昨年300万人の観光客が
    お見えになりました。
    私たちは暖かくお迎えしたいと思っております。どうぞ一度近江八幡市においでになって、
    この自然の美しさをご満喫ください。
    (私は観光協会員でも観光業者でもありません。一市民です。念のために・・笑!)