雑感
116.謹賀新年 − 2014元旦 −
◆本年も皆さまのご健康とご多幸をお祈りいたします。そして、新しい年が明るい年でありますように。

◆新春、先ずは、「日牟禮八幡宮(近江八幡)」に大型の花飾り
(ハンギングバスケット8器)を奉納しました。
 縁起が良いとされる縁起木、松竹梅、一両、十両、百両、千両、万両、そしてハボタンなどを2メートルの額縁に納めました。それぞれの使用花材には、花言葉を添えています。

◆今年のガーデニングは、この奉納がスタートです。
 今年も「GWのオープンガーデン」、「コンテスト」、「講習」などで、「花の魅力」を最大限に引き出し、自分にできる「花のまちづくり」をしていく予定です。
 よろしれば、今年も「ホームページ」や「オープンガーデン」にお越しいただければ幸いです。(2014,1,1)
◎使用花材(縁起木)

 【 松 】不老長寿、向上心
 【 竹 】節度、節操がある
 【 梅 】気品、高潔、不屈の精神
 【万両】(藪橘)慶祝 固い誓い 
 【千両】(草珊瑚)恵まれた才能、可憐、富貴
 【百両】(唐橘)富、財産
 【十両】(藪柑子)明日の幸福
 【一両】(姫柑子、チェッカーベリー)開運
      「蟻通し」も一両と呼ばれる
 【南天】難を転じて福となす、良き家庭
 【ハボタン】利益、祝福
 【マラコイデス】気どらない愛、勝者の寛容
 【ジュリアン】幼い恋、可憐、美の秘密
 【エリカ】(魚柳梅)心地よい言葉、謙遜
 【ユリオプスデージー】円満な関係、明るい愛
 【ビオラ】誠実な愛、信頼
 【シロタエギク】あなたを支える
 【アリッサム】優美、飛躍
 【イベリス】心をひきつける
 【西洋岩南天、ヘデラ、カレックス】
117.休養 − 永遠のゼロ −
◆春のオープンガーデン(開園)まであと100日。作業ができる土・日曜日は、30日を切り、雪が降ろうが、寒かろうが計画的に作業を進めたい。でも、無理して体を崩しまっては、何していることか。

◆今日は、朝から雪、庭は雪に覆われ寒い一日となるということから、たまにはゆっくり休養をと、妻と映画「永遠の0(ゼロ)」を鑑賞した。

◆太平洋戦争の特攻の空に散った戦士(主人公:岡田准一)が、なぜ特攻隊を志願し、死を選んだのか。そして、妻(井上真央)に「生まれ変わってでも戻ってくる」という意味の回想場面などに涙し、大感動。                               (2014,1,19)
118.オープンガーデン − 開催御礼 −
◆GW期間中(4/29、5/3、5/4及び5/5)に開催した「オープンガーデン」が終了しました。開催初日の29日は、あいにくの雨。順延した5月 5日も雨となりましたが、この間、約1,700名(うち、ご記帳者は、1,490名)の方々に来ていただきました。ご遠方、ご多忙の中を来園いただいた方々に改めて御礼申し上げます。

◆今年で6回(6年)目のオープンガーデンは、地元ZTV番組で約400分放映。新聞は、産経、京都、中日新聞に写真入りで大きく記事になりました。また、多くのリピーターがお友達を誘って来ていただくなど、天気が悪かったにもかかわらず昨年より700名も多くなりました。

◆今年のテーマは、「小さなガーデン・ミュージアム」とし、コンセプトは、色調、環境、資源活用へのこだわりでした。 
 ガーデンは、和風、洋風など幾つかのゾーンに分け、それぞれのゾーン毎に色調を統一しました。1本の花よりも3本の花、3本の花よりも10本の花の方が美しくなりますが、1色よりも3色、3色よりも10色が美しいとはなりません。色調を統一した同系色の植え込みやシンプルなハンギングや寄せ植えにしました。花は、デルフィニウムの群生以外に余り珍しいものはありませんが、例えば、1檻1檻を見る動物園でなく、海遊館のようにゾーンとしてご覧いただけるよう、配色にこだわりました。

◆ガーデンの通路には、木片を敷き詰めました。柿など果樹や庭の剪定枝をチップ化したもので、今年は、守山市の梨園から剪定枝を軽トラック2台分を持ち帰り利用しています。焼却される未利用資源を通路に被覆して、雑草抑制、ぬかるみ防止、土壌改良等、幾つかの効果をねらったものです。
 また、剪定枝や台風等で倒れた樹は、植え込み容器などに利用しています。
 白色の幼児用の自転車は、娘が10数年前に乗っていたものを塗装し植え込むことで立派なオブジェとなっています。廃物でありながら、廃物のように見せないようにしました。

◆土づくりには、琵琶湖の「水草の堆肥」を毎年投入しています。滋賀県等は、琵琶湖やその生活環境などを守るために、繁茂している
水草を刈り取り、堆肥にしており、その堆肥を利用しています。土づくりは、基本。土ができれば、花たちは、元気に育ちます。

◆できればもっと自然風に、シンプルにしたかったのですが、このオープンガーデンは、花装飾の提案でもあります。庭そのものは、農村部ではごくありふれたブロックの塀で囲われた前栽と畑ですが、花装飾次第で彩れる工夫をご覧いただきました。
 このオープンガーデンを通じて、1人でも多くの方が、花に触れることに関心を深めていただき、ヒントにしていただくことを望んでいます。そして、各戸の庭飾りや各地域の「花のまちづくり」のきっかけとなれば幸いです。   (2014,5,18)
【開催日】2014年4月29日、5月3〜5日
      4月29日が雨となり、5月5日も開園(5日も雨)

【入園者】約1,700名 (うち、記帳者数:1,490名)
      開園日以外にも、幾つかの高齢者等福祉施設
     の方々が多数入園

【テーマ】   「小さなガーデン・ミュージアム」

【コンセプト】
 ・ハンギングとコンテナ等のアイデア装飾
 ・ゾーン毎のカラーコーディネートによる色調空間の創出
 ・子どもから大人、専門家を意識した資材の利活用と装飾
 ・剪定枝など未利用資源を活用した環境へのこだわり
119.外来植物 − 綺麗だけれど −
◆この時期、近くの長命寺川(近江八幡市)の土手などが黄色い花で埋まり綺麗。この花は、「オオキンケイギク」で、秋に咲く「キバナコスモス」によく似ている。かつては、緑化植物として推奨され、この土手も県が法面の補強のためにこの花の種を播いたようである。

◆しかし2006年、この花が外来生物法の「特定外来生物」に指定され、運搬、販売、栽培が規制、駆除の対象となっている。違反すると懲役もしくは罰金刑が科せられる。日本生態学会でも、生態系を壊す恐れが強い外来生物として「日本の侵略的外来種リスト100」に。

◆確かに今では、播種された当時の法面だけでなく、道路の歩道、自転車道まで広がっている。繁殖力は旺盛で、伝統的文化景観地区や西の湖の水郷近くまで見られる。

◆この「イエローロード」となったこの状態を「綺麗」と見ているだけでいいのか、花が好きで、花のまちづくりをしたい自分にとっては、微妙な心境。やはり、必要な駆除というか、適切な管理対策が必要ですね。知らずの持ち帰って植えないように(2014,5,31 )
120.猛暑 − 最高気温 −
◆26日は、各地で今年一番の猛暑となり、近江八幡も猛烈に暑かった。
 ニュースを見ると、なんと全国で一番暑かったのが滋賀県東近江(近江八幡)で38.8℃。観測史上1位の暑さを記録したようで、さすがに猛暑の中の生垣の剪定作業は、きつく 10時でギブアップ。

◆一方、生垣の「ベニカナメ」は、強く剪定され、葉っぱがほとんど無い状態。よくここまで刈り込んで枯れないのが不思議なくらい。でも、庭のハンギングやコンテナは、水切れには敏感。
 自分の体も花たちも健康で元気にこの夏を乗り越えたい。
                           (2014,7,27)
東近江の気象データー
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