雑感
140.ベニシアさん − Life style −
◆米原市伊吹薬草の里文化センター開館20周年記念講演会として、イギリスの貴族出身で、京都大原の古民家に居を構え、自然を愛し自然を生かすライフスタイルを送るハーブ研究家、ベニシア・スタンリー・スミスさんを講師に「ベニシアさんのLife styleから学ぶ」の講演があった。

◆ベニシアさんは、講演の中で、生活に重要な4つのハーブの名が登場する「Scarborough Fair」という曲を熱唱した。「スカボローフェアへ行ったコトガアルカイ? パセリ、セージ、ローズマリーにタイム〜♪」。この歌は、サイモン&ガーファンクル。何度か聴いた歌だが、そんな作詞であったとは。

◆波瀾万丈の果てに見つけた、京都大原での生活の話は、「ポジティブに今を生きよう」と、示唆。
 なお、米原市伊吹は、ヨモギで有名な地。ベニシアさんは「ネギなど自国のハーブを大切にして、日本の気候風土にあったものを植えたほうがいい。」など、提案された。(2015,8,29)
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141.地域資源 − 琵琶湖の水草堆肥 −
◆琵琶湖の南湖では、水草が異常なほど繁殖し、自然環境や腐敗による悪臭などの生活環境にも悪影響を与えています。地球の温暖化、水質の富栄養価、そして自然循環の崩れが原因していると考えられます。
 かつて、琵琶湖は、今ほど富栄養価が進んいなかったが、水草は、田んぼや畑の貴重な肥料として使われ、自然の循環が保たれていました。
◆滋賀県では、「マザーレイク21計画・暮らしと湖の関わりの再生」をと、南湖を埋めつくす水草を刈り取り、堆肥化による有効利用を進めています。
 我がガーデンには、毎年この堆肥を投入しており、今日は、この水草堆肥がモニターに配付されたので、軽トラックでいただいてきました。

◆言うまでもなく、花や野菜などを育てる基本は、土づくりです。
 私の園芸は、その土のもつ力や豊富な地域資源を利用し、花の魅力を引き出することです。土が出来れば、花苗は、自然と元気に育ってくれます。
 果樹園、街路樹、庭の剪定枝、刈草も、堆肥などに利用できれば資源。利用されなければ、ゴミとして費用をかけて焼却されます。循環利用したいものです。
 今年のGWのオープンガーデンでの拘り、提案も「地域資源の活用」でした。(2015,9,27)
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