●タニコメ旅日記●
世界最高峰ヒマラヤの大地を歩く 11月6日(初日)

〔行ってきまーす〕
  関空集合が夜の10時という遅い時間というのは何とも間の悪いもので、出かける前、日中の一日は何も手につかない。 出発は日付が変わった11月7日の午前1:25分のタイ国際航空TG673便だ。
 ネパールへはバンコク経由で入るが、バンコクでのトランジットは5時間弱の待ち時間になるから結構長い旅になりそうだ。  計画表では関空/バンコクが約6時間30分、バンコク/カトマンズが約3時間30分。日本とネパールの時差は3時間15分(日本の正午はネパールの午前8時45分)。
 大きなスーツケース二個は旅行社が先に引き取ってくれるサービスがあるから、私は30Lの、明子は25Lのリュック一つだけで、両手は手ぶらで出かけられるのは嬉しい。暖かかった天気も午後からは木枯らしが吹いて急に寒くなったので半袖/トレーナーの予定を変えて長袖ジャージー/フリ―スにして丁度良い按配だ。
 蛍池18:20発のリムジンで関空へ、19:30頃空港に着いた。何はともあれ両替を済ましたが117.80銭/US$だった、フロア―マンのおっちゃんに『1ドルとか10ドルとかの小銭を沢山欲しいんや!』と相談したら、『何がナンボほど要るの?』と相談に乗ってくれて上手い具合に行った。
 ゆっくりと品定めして「天亭」で夕食、私は天ぷらなどと生ビール、焼酎お湯割で腹ごしらえし、これで準備は完璧。
21:30分ごろ添乗の松田将人(マツダマサト)氏と対面、早速密かに“マ―くん”の称号を差し上げた。今回のパーテイ―は男性8名、女性10名の計18名と添乗員1名。
 0:00バゲージを預け出国検査も終わってようやく落ち着き、何時ものように気分も盛り上がってきた。最近は“テロ対策”の為手荷物の制限が厳しくなり、出国検査時の手荷物はお茶のペットボトルなど液体は一切禁止になった。クリームなど流動化するものもダメだが、目薬や歯磨きなど100ml以下の量ならば別の透明袋に入れておけば通してくれる。持ち物についてのセキュリティーチェックは何処の空港でも極めて厳しくなったが、我が身を守るためでもあるのだから仕方ないか!。搭乗待合室で改めて機内で飲むお茶を買ったが、最早ここは外国なのだから機内へ持って入っても平気だ。

** TG−673
 10分早まるとのアナウンスでようやく機内の人になってひと心地ついた。タイ航空TG−673便は定刻に関空を離陸、一路バンコクに向かって順調なフライトに入った。午前1時に時差調整、現地時間に合わせて2時間遅らせて11:00にリセットした。  間もなくニギリメシとサンドイッチの軽食が出た、急いで食って早く寝ようと思うが、最早日本時間では午前2時頃だからなかなか寝付けない。
 結局あまり寝られないないままで4:00AM頃早くも朝食だ。ハム/ホウレンソウの上に乗せた不味いオムレツにポテトフライ添えとクロワッサン。フルーツ/コーヒー/日本茶。あまり腹は減ってなかったけれど、後の事を考えて牛の如くハラに詰め込んだ。
 現地時間5:00AM頃、まだ明けやらないバンコク国際空港に無事着陸した。5時AMといえば日本時間では7時AMだ、“こゆき”がカツオブシをねだってやかましい時間だ。今日はワタチのオカカはどうなってんのォー「?」、誰も居ないし「!」。  不安がっているかなァ―。しっかり「お留守番」頼むねぇ、しばらくしたら藤野さんか岡部さんのママが来てくれるからね、土曜日には洋次郎達も来てくれるからネ。
 カトマンズ行きの出発は10:45分の予定だから5時間弱の待ち時間だ。

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