●タニコメ旅日記● |
――上空の太陽がまぶしい ―― 只今9:37(NZ時)、空は快晴、まぶしい太陽がSQ-297の小窓から射し込んでいる。感じでは突然の夜明けだった。8:00(NZ時)に窓の外を見た時には、真っ暗闇にオーストラリアの何処かの街の灯だけが点々と見えただけだったのに、9:30に小窓を開けると、もう結構日が高い、これはどういう事だ!。 太陽が昇る方向に向かってフライトしている訳では無い、地球の自転と公転の関係?、要するにワカラナイのだ!!。とにかく後2時間半足らずでクライストチャーチに着く筈だ。 昨夜は、寝たフリはしていたが殆ど眠れなかった、SQ-297搭乗前にラーメンを食いビールを飲み、離陸後しばらくした時に眠気を催した、丁度その頃にデイナーになり、よく飲みかつよく食った、これで全ての条件が整ったと思ってトイレに行って寝ついたが、既にタイミングを外していたようだ。 機内は一晩中暑かったのでT-シャツのまま過ごしたから、身体の動きは楽だったが何となく眠い、寝不足でケダルイ。今日はクライストチャーチ着後は市内観光だけで、早目にホテルに帰る予定だから、まあー何とかなるだろう。 10:00AM(NZ時)、そろそろブレックファーストの時間だ、所で、日本/シンガポールは時差一時間遅れ、即ち12時JAPANはSINGAPORE11時だ。所が日本/NZは時差4時間(サマータイム)で、コイツは進むのだ、即ち12時JAPANは16時NZとなる。どちらも概ね同じ方向へ向かって進んで来たのに何故?。赤道を挟んで日本から見るとシンガポールは手前、NZは向こうになる。ややこしくて、実感無いまま時計をNZ時に合わせる。 機は11:53AM到着の予定で順調にフライトして来たが、クライストチャーチは生憎のにわか雨(大雨)で、気流も滑走路の状態も悪くて着陸出来ず、上空で2~3度旋回して時間待ちした後、ようやく12時に無事クライストチャーチ国際空港に着陸した。 税関検査は昨年とは様変わりに厳しくなっており、我々のパーテイ-はほぼ全員レッドウエイ行き。バゲージを一つ一つ開かされた、特に食品や植物、土については厳しくチェックしている様子であった。 私達は、明子が予め“あめ”とか“チューインガム”とかの食べ物を別袋にしておいたので、他の荷物は開かずにX-Ray検査にまわされた。 ここで大分時間を食って、ようやく13:00頃、現地ガイドの“いく子”さんの出迎えを受けた。荷物も全てバスに載せて市内観光したが、私達は昨年同じような時期に同じコースを回っているので、特に“どうと云う”こともなかった。大聖堂前のDFSギャラリアで通貨の交換、レートは76円/NZ$で昨年比6円ほどNZ$が高くなっていた、取り敢えず3万円交換。 15:30過ぎ、大聖堂から直ぐ近くのホテル グランドチャンセラー(GRAND CHANCELLOR HOTEL)にチェックイン、なかなか立派なホテルだ。 「クライストチャーチ国際空港」。 それ程大きな空港ではないが、“いく子”さんの説明によると世界的に有名なのだそうだ。何故かといえば、南極に一番近い国際空港で、何とか という飛行機に乗れば7時間ほどで南極に行けるらしい、今後観光用空港として益々発展するだろう。 夕方、一寸買い物に出掛けた。二人ともメリノウール/ポッサムの帽子を買った、私は昨年のものと同じのだが被りごこちの良さを買った。 デイナーはホテルのレストランで、思いがけなく良いメニューだった。パンプキンスープ。サーロインステーキ。各種果物盛り合わせとアイスクリーム。コーヒー。それに私はビール、明子は白ワイン。 石川県小松市から参加の西田さん御夫妻と同席で、楽しいデイナーのひと時を過ごした。それでも未だ8:50PM,外は明るい。ここで“新発見”。 昨年知らずに今回気づいたのは、NZ産のビール「スパイツ」(Spights)の味だった、やや濃い目で、この国で今まで飲んだビールでは一番美味い。 この後も旅行中を通して全てこの銘柄にした。 |
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