テーブルとベンチの製作(3)

   

 天板を採った余りの材でベンチの座を作る。長さは天板と同じ2メートルとした。中央に2×4 (ツーバイフォーと読む)材を一枚入れて座の幅を補うが、余りの材の 厚さが60ミリで2×4材の厚さは約40ミリで、若干の段差が出るので、中央がへこんで座りよく するためにメタセ材の角を削る。
ナットを締める穴は大きめにあけたほうが良い。小さいとスパナが入らずに締められない。またメタセは ささくれが多いので、サンダーで良く磨いておかないと怪我をする。実際、作業途中でずいぶん手に 血がにじんだ。(血染めの作品なのだ)

ホゾについてだが、精度はミリではなく0.1ミリの感覚で作業しないとうまく綺麗に仕上がらない。 ホゾ穴の計測には10分の1ミリまで計れるノギスを使用した。いまどきはDIYの店に行くと、安くて いい道具がいくらでもおいてある。400円ほどのプラスティックのノギスで充分。穴の深さも測れる 付属がついている。これは、テーブルの足を差し込むホゾ穴を均一にあける際にけっこう重宝した。

下の写真はベンチの完成品。冬場であったのでお尻が冷たくないよう簡単な座布団を取り付けた。  


 
backボタンの画像
[前頁へ]
topボタンの画像
[メニューへ]
nextボタンの画像
[次頁へ]