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いよいよ天板の作業にかかる。まず、イチロープロに切断してもらった面の仕上げからだ。この
面を合わせて接着し、1枚板にするので密着するようにカンナがけをする。作業面を固定するために
いろいろ考え、作業台を作ろうと思ったが、1回切りなので軽トラの荷台を利用するアイデアに
たどり着いた。(あたまいい!)これで2枚の板にカンナを2回ずつかけた。
次に、やっかいな反りの修正だ。ローリング(横方向)とピッチング(縦方向)の反りを、2メー
トルのアルミの角柱を定規にして、出っ張ったところにチョークを塗って、そこを重点にカンナで削り
落としていく。作業場の青いシートの上に、削りくずがみるみる盛り上がっていく。
2時間ほど削っただろうか。2枚の板をなんとか1枚にできるめどがつく程度まで削った。初めに
厚さ60ミリあった板が、薄いところは45ミリくらいにまでなってしまった。実に1センチ以上も
削ったのだ。しかしここまでは、まったいらな板なら不要な作業。ほんとの削りと磨きは1枚に結合
してからの作業だ。
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