頭が痛いと言ってもいろいろあって、比較的安全な頭痛と危険な頭痛があります。
次ぎに日頃起こる頭痛に「緊張型頭痛」という頭痛で、先ず後頭部が痛み、
頭全体が重くなり、そして目の奥の方が激痛に襲われます。
しかし命にかかわる危険な頭痛に「くも膜下出血」があります。
次ぎに「脳腫瘍」の頭痛は、朝の目覚めと共に嘔吐を伴う痛みがあって、
一回吐いてしまうと治まってしまうので、勘違いし勝ちする恐い頭痛です。
もう一つは「髄膜炎」で、発熱や頭項部硬直を伴う頭痛で、風邪が長引いて熱が出て、きつい頭痛が続く時は疑う必要があります。
このように頭痛にもいろいろありますが、家庭の問題や仕事、人間関係、
政治問題などで「頭の痛い問題」もたくさんあって、頭痛の種は世の中から
なくなることはありませんね。
大まかに分類してみると、
先ず一般的に良くあるのが「偏頭痛」で、脳に栄養を与えている血管が収縮し、
その後、血管が拡張した時に頭の半分が激しい痛みに襲われる。
時には吐き気を伴ってくる場合もあります。
でもこの偏頭痛は、頭を冷やしたり、熟睡すればよくなり、3日以上続くことはない
と言われています。
そして年に数回、多くても1ヶ月に1回ぐらいの頻度で、特に女性に多く、
母親から娘に遺伝するとも言われています。
特にからだに疲労が重なる夕方に痛みがきつくなる。
結構毎日続くのでやっかいな頭痛です。
首や肩の凝り、眼精疲労、、ストレス、不眠などが加わって起こるので、
極度の疲労やストレスを溜めないよう心がけることが大切ですが、
心配するほどの頭痛ではありません。
脳の血管に出来たコブ(動脈瘤)が破裂して、脳内に血が流出してしまう恐ろしい病気です。
これは、突然何かで殴られたようなものすごい痛みに襲われて、
意識を失うような場合もあります。
このような場合は当然専門医にかかることは言うまでもありません。
師走と言われる12月になると、クリスマス会だとか忘年会など、お酒を飲む機会がふえますね。
昔から二日酔いの特効薬(?)と信じられてきたものに迎え酒があります。
実際に試してみると、頭痛やムカムカがスーッと取れてしまうから不思議ですね。さっきまでつらかったのがウソのように気分がよくなってしまうのです。
しかし、これは単なる錯覚なのです。飲酒によって脳の中枢神経が麻痺してしまい、不快な症状が感じられなくなったため、二日酔いが治まったような気がするだけのこと。アルコールが抜けたら、ふたたび二日酔いの症状が戻ってくるのです。
つまりは二日酔いを先延ばしにしているだけであって、迎え酒が二日酔いを治したわけではないのです。
体内にアルコールが入った場合、肝臓がアルコールを分解する作業を行うのですが、この作業がオーバーワークで、終わらなかった状態が二日酔いなのです。
迎え酒などをしたら、肝臓が分解しなくてはならないアルコール量がさらに増えるだけで、肝臓の負担はますます大きくなるのです。
さらに怖いのは、「迎え酒だ!」といって、いい気になって飲んでいると、そのうちアルコール依存症になってしまう危険性があること。
アルコール依存症の患者は増える傾向にあり、現在では約230万人の患者がいるとのことです。やはり酒は、「飲んでも飲まれない」ようにすることが大切なことですね。
そこで昨夜、ついハメを外して飲み過ぎて、起きてみると二日酔い。
頭はガンガンするし、胃はムカムカ。気持ち悪くて、どうにも我慢出来ない。
そんな時、手っ取り早くこの不快な症状をなくすにはどうしているのでしょう。
酒を飲み過ぎて気持ちが悪くなっているにも拘わらず、さらに酒を飲んでその不快な症状を治してしまおうというもの。いわゆる荒療治です。
肝臓から見ると、迎え酒などというのは、もってのほかなことなのです。
自分でコントロール出来なくなって、生活に支障をきたしてしまうとても恐ろしい病気なのです。
この年末年始は、よ〜く心得てお酒をたしなんでくださいね。
最近の嫌煙のムードは、愛煙家にとっては、住みにくい世相になってきましたね。
何処もかしこも禁煙だらけ、先日も地区の運動会で、青空グラウンドでもタバコは吸わせてもらえなかった。
その影響か喫煙者率は、毎年減少の傾向になっていますね。
それに追い討ちをかけるような話になりますが、タバコのパッケージに表示されているタールやニコチンの量について、考えてみたいと
思います。
パッケージには、タールやニコチンがmg単位で表示されていますが、それを見て「このタバコは軽いから、からだに良いだろう」
と信じ込んでいる愛煙家も多いだろうと思います。
しかし、実はパッケージに書いてあるタールとニコチンの量は、実際に吸い込むタールとニコチンの量を正確に示しているわけではないのです。
パッケージに表示されている量は、定められた測定方法に基づいて、さまざまな銘柄を機械に吸わせて得た数字なのです。
例えば、FTC方式と呼ばれる測定法では、機械が一分間に一度、二秒の間に一定量(35mg)の煙を吸い込む。
また、フィルターを一定の長さまで挿入することも決められている。
ところが、実際に人間が吸う際に、機械と同じように吸う訳ではない。従って、吸い込むタールやニコチンの量は、表示とはかなり
違っています。
ロンドン大学の研究グループが、約2,000人の喫煙者を対象に、実際どれだけのタールやニコチンを吸い込んでいるかを調査し、
パッケージに表示されている量と比較している数値では、実際に吸い込む量は、1.5倍から8倍のニコチンを吸い込んで
いたという。
人間のタバコの吸い方は機械と違って人それぞれ。強く、長く、しかも頻繁に吸っていれば、その分ニコチンやタールの吸収量は
多くなります。
また、フィルター付近に小さく空けられている通気孔を唇や指でふさげば、それだけ多くのニコチンやタールを吸い込むことになりますね。
たとえ軽いと思われているタバコを吸っても、吸い方によっては普通のタバコとあまり変わらないぐらいのニコチンやタールを
吸い込んでいる場合もあります。
こうしたことはタバコ会社も認めていて、軽いとされる銘柄が一般のタバコよりも健康面で安全だと示唆することは出来ない。
愛煙家はパッケージの表示を絶対視してはいけないのです。要は吸い方の問題なのです。
まあ・・健康の為には良い傾向じゃないですかね。
そのようにして出された数字がデーターとして使われています。
だからそんなに気にしてタバコを吸っているのなら、きっぱり止めましょう!
フードファディズム(FoodFaddism)とは、
即ち近年の健康志向の高まりで、食品に関する情報が氾濫するようになって、必要以上にその効用を信じることへの警鐘として、クローズアップしてきた言葉です。
その食品には、医薬品的な効用が期待でき、肥満や高血圧症や糖尿病など、ある種の病気に効能があるかのような表現で、健康食品として宣伝したり、ある種の食品には、健康を害するような印象を与えて煽動する一方、健康に良いというキャッチフレーズで「自然食品」という名のもとに推奨したりする。
サプリメントは、その人にとって不足している栄養素を補足する程度の目的であるにも拘わらず、それだけで全ての栄養素を吸収出来るかの如き思いこみをさせる危険性を含んでいます。
健康を維持するのに食品は欠かすことの出来ない大切なものには違いありません。
そのことは解っていても「からだに良い」という過大宣伝に惑わされて、その食品に夢中になり、薬効や治療効能を過信して、逆に偏った栄養補給に陥ったり、適切な専門医の診察による医療を見失ったりする危険性もあります。
全ての食品には、それなりの食品成分や栄養素が含まれていて、そのバランスによって健康が維持されているのであって、1つや2つの食品で賄えるものではない事ぐらいは理解できる筈です。
ただ何かの病に苦しんだり、何かの欠点やコンプレックスに悩んでいる人達を標的に「健康食品」とか「有機食品」とかの名のもとに、高額な食品を売り込み、弱みに付け込む商法には充分警戒していただきたいと思います。
フードファディズムは、食生活に戸惑いや混乱を引き起こし、健康被害をもたらす詐欺的商法に、悪用されることもあることを見極めて欲しいと思います。
ごちゃごちゃ書きましたが、要するに
「食品や栄養が,健康や病気に与える影響を過大に信じたり、評価したりすること」と定義されています。
しかし永年の食生活が健康に影響を与えるものであって、今食べた食品がすぐ健康に影響を与えるほど、即効性がある訳ではありません。
「サプリメント」
「健康食品」
「自然食品」
「有機食品」
という言葉には、鵜呑みしないで充分注意してくださいね、と言うことです。
先日、友人でもある医師と雑談する機会があって、いろいろ話を聞いて来ました。
昔の実話で、ある軍人が体調をくずして、病院に駆けつけて、いきなり医師に対して、「あなたは医者だから、私が何も言わなくても
全て判るでしょうが?」と言ったところ、その医師は、「それでは、獣医に診てもらってください」と反論されたという。
彼の言い分は、いくら医者でも何も聞かずに判るはずが無い。
患者さんがお医者さんに、話すべきことは、
それに患者さんの受診する服装について、診察を受ける場所を、直ぐ出せるようにしていただきたい。
ひざが痛いのにパンスト、腹痛なのにワンピースを着て来るというようなことのないように、当たり前のことですがお願いしたい、
ということでした。
最近の患者さんは、テレビや書物で情報が満ち溢れているので、病院や医師を甘く見ているようです。
ドラマやマンガと同じように、患者さんと対面した医師が、詳しく話を聞かなくても、直ぐ病状を把握して、病名を確定して、
手際よくすぐ治療が出来るかのような先入観を、お持ちの方が多いように感じられる。と言っていました。
なるほど! 獣医は、動物とは会話は出来ません。
病状は出来るだけ詳しく、、正確に話していただきたい。
それが医師の一番知りたいことでもあり、患者さんの治療への第一歩になるのです。
★痛い場所、苦しい所
★どの程度の痛み、苦しみなのか
★苦痛の始った日
★アレルギーの有・無、その食べ物名や薬
歩け、歩けとウォーキングの全盛期ですね。私も歩いています。
今日はウォーキングよりも短時間で、それに匹敵するほどの効果をあげる運動法として注目されている「スローピング歩行」について検証してみましょう。
スローピング歩行とは「後ろ向き歩行」のことです。それも、ただ後ろ向きで歩くのではなく、効率を高めるために、階段や坂道を利用する方法です。
まず、前を向いて階段を5段上がったら、後ろ向きで5段下がる。
階段だけではなく、坂道でも応用できます。最初の間は慣れないので、転んだり、ぶつかったり、よろめいたりしますので、充分注意しながら
練習してくださいね。
スローピング歩行をすると、普段使わない筋肉が使われるため、筋肉の強化が大きく、運動量も大きい。5度くらいの傾斜のゆるやかな
坂道でも、平地の2〜3倍もの運動量に匹敵します。
決して早くする必要もありません、足腰やひざの弱い人、太り気味の人でも無理なく続けられる。高血圧や高脂血症、肥満などに効果があると言われています。
ウォーキングに比べてちょっときついですが、雨の日や時間が足りない日、猛暑や冬の雪の日や極寒の日など、外出がし難い日でも、いつでも家の
階段で出来ます。毎日に越したことはないのですが、出来る日に5分〜10分で効果があります。
そのことによって、日常生活の立ち居振る舞いも楽になり丈夫な健康体を作ってくれます。さあ〜スローピング歩行で階段を昇ってみよう・・・!
ウォーキングは、最初の20分は脂肪を燃焼させる準備期間で、それ以後に内臓脂肪の燃焼に効果を発揮してくると言われています。
そのようにウォーキングも非常に良い健康運動ですが、ある程度時間を掛けないと効果も出てきませんね。
慣れてきたら後ろ向きのままで5段上がり後ろ向きのまま5段下がる。
これを繰り返し、高さや回数を除々に増やしていきます。
関節の表面を覆う軟骨に再生力はほとんどありません。
それ以外にも、いくら軟骨の材料があって、それを飲んでも意味がありません。
だからコンドロイチンを食べてもその形で関節まで行くことは絶対にありません。
それらは、胃腸で消化され、ばらばらとなり、いろいろな成分となって腸から吸収されます。
多くは線維分として便の材料となり排泄されます。
肝臓に到達した成分も再びもとのコンドロイチンになることはなく、体のあちらこちらへ送られその場所でいろいろな構造物の材料の
一部となります。
コレステロールという言葉は、今や子供でも知っていますね。
でもその詳しい内容までは余り知られてないようですので、
もうチョット勉強しましょう。
◆参考 : [血液中の正常値は、成人では血液1デシリットル当たり110〜250r]
★コレステロールの出来る所
★このコレステロールの特徴
★コレステロールの種類
★善玉コレステロールの減る原因
だから もうお解りのように血液中に「悪玉コレテステロール」が増えてくると、
血管の壁に沈殿して、血管を狭くする為、血流が悪くなり、血管ももろくなり、
動脈硬化だけでなく、脳卒中、心筋梗塞、狭心症、糖尿病、肝臓病まで
引き起こす結果になるので注意しましょう。
毎日これだけ暑いと、皆さん 今年は相当な量の水分を摂られたと
思いますが、どんな飲み物を飲まれましたか?
何となく疲れたり、眠気が出てきた時に、チョット一服とお茶を
飲んで体を休めていると、しばらくして眠気もとれ、頭がはっきりして
元気がでてきた、なんて経験はありませんか?
お茶は日本古来から頭痛除去の効果もあり、生活に密着した飲み物
として親しまれてきましたが、何故そんなに効能があるのでしょうか。
お茶の成分には、カテキン、カフェイン、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンE、
βカロチン等が含まれていて、カテキンはタンニンの中の化学成分で、
正しくはポリフェノールと呼ばれています。
このポリフェノールは水溶性なので、お湯にそのまま溶けて酸化を抑制し、
アドレナリンの分泌を抑え、血圧も下げる効果があると言われています。
また お茶を100g飲めば、一日に必要なビタミンCのほとんどが摂取
できるということになりますが、βカロチンとビタミンEは、脂に溶ける
成分なので、お茶を飲むとことで全部摂取することは出来ません。
しかし葉っぱそのものをすって作る抹茶からは摂取する事が出来ます。
このようにお茶には、ポリフェノールやカフェインやビタミンの作用で、
眠気をさまし、疲れを癒し、活力を生み出す効能があります。
今年のように暑い日が続く夏でも、お茶でリラックスし、お茶で疲れを
癒し、カロリーも少なく健康的なお茶を愛飲しようじゃありませんか。
断っておきますが、お茶屋さんからは1円の賄賂ももらっていないことを
付記しておきます。誤解のないように・・・。(笑)
最近は多様化の時代で、たくさんの種類の飲み物が有りますが、
その内でも今日は、日本古来の日本茶について考えてみましょう。
その上カロリーがほとんどないというのもヘルシーである上に、老化や
ガンの初期の兆候を予防する効果もあると云われています。
そして お茶の葉の約半分がカテキン、つまりポリフェノールということ
なので、効率も良いということになります。
緑茶は蒸気でむして作られるが、発酵させて作る紅茶、ウーロン茶なども
同じ材料から作られ、世界的には紅茶が最も多く愛飲されています。
でも日本人には緑茶が一番口に合っていて、自販機での売り上げも
トップを誇っています。
先日お茶を飲もう>にてお茶の効能について書きましたが、
その中で書き忘れたことが、「宵越のお茶は飲まないように」していただきたいということです。
昨夜の飲み残しのお茶をそのまま飲んだり、お湯を足して飲むと、
カテキン(ポリフェノール)が水溶性のため、お湯にそのまま溶け出しています。
ところがカテキンには収れん作用があって、胃液の分泌を妨げる作用がありますので、
消化不良の原因になりかねません。
また、お茶の葉には、たんぱく質やブドウ糖が多少含まれていますので、
湿って温かいきゅうすの中はカビの繁殖する環境になっています。
だから宵越のお茶は、味が悪いだけではなく、からだに良くないことも有りますので
気をつけてくださいね。
悪いことは悪いと認識しておくことも必要ですので、念のため・・・
チョコレートと言えば、バレンタインデーを思い出しますが、
私のように一つももらえない人もいれば、
食べきれないほどのチョコレートをもらう人もいて、
一時世の中チョコレートだらけになりますね。
これも製菓会社の商業デモンストレーションなのか、
真の女性心理の社会行為なのか、
そのルーツと実体は知らないが、
実に上手に社会現象化させてしまったものだと思います。
ところで、このチョコレートが日本に渡来してきたのは、
江戸時代で、当時は疲労回復剤や薬用飲料として
食されていました。
チョコレートが脚光を浴びだしたのは、
古来から薬用品として珍重されてきたように、
健康志向がささやかれるようになってきて、
科学的にその効果や効能がクローズアップされだしてから、
単なるお菓子ではなく、健康維持や病気の予防や改善に
良い食品としての評価が高まり始めました。
まあこのようなお遊び的なフェスティバルも、
罪のない楽しみとして悪くはないでしょう。
ヨーロッパや中南米でも、不老長寿の秘薬として
用いられていました。
明治時代になって、栄養価の高い高級食品として
製造され始めましたが、現在のようなお菓子として
普及し始めたのは、戦後のアメリカ進駐軍の影響によって
もたらされました。
そこで、このチョコレートの魅力を検証してみることにしましょう。
チョコレートがこんなにからだに良いとは思わなかったでしょうが、
案外効能が多いのですよ。
それを知った女性の方は喜んでたくさん食べることでしょう。
その結果・・・わたし、こんなに○○、○えちゃったなんて言わないように・・・。
私は責任はよう取りませんから・・・。(笑)
これだけ暑いと誰でも多少は食欲が減りますね。食べる量も少なく
なると、皮下脂肪も薄くなってきます。これを夏やせと言います。
これは気温が高いために、体温を保つための燃料である食べ物を減らし、
皮下脂肪を薄くして涼しくなろうと、からだが生理的に自然に
調節しているためです。だから多少の食欲減退や体重の減少は
生理的なものですからあまり心配は要らないようです。
しかし夏やせは理解できても、夏ばてには原因があり注意が必要です。
主な症状は、めまいがしたり、体がだるくなったり、偏頭痛や
肩こりが続いたりすると、後々暑さが落ち着いた頃に、胃腸の消化不良を
起こしたり、自律神経失調症に陥ったりします。
その原因として考えられるのが、冷房の効いた部屋に閉じこもり、
運動不足で不規則な生活を続けたり、口当たりの良い冷たい食べ物ばかり
食べていることなどが考えられます。
だからその夏ばてを防ぐためには、ウォーキングやスポーツをして
代謝を促進させたり、摂取食品にも配慮することも大切です。
肉、魚、卵、牛乳、大豆製品のたんぱく質や植物油からの脂肪、ビタミンA、Dや
トマト、にんじん、かぼちゃなどの緑黄色野菜、レモン、みかんなどのかんきつ類、
酢のものなどバランスのとれた食事と充分な睡眠を心がけたいですね。
当たり前のことですが、「食」「動」「休」のバランスの良い生活を
心がけるのではなく、実行するということが大切です。
当たり前のことが出来ないのが人間ですから・・・念のため・・・
お盆のために買いだめしたり、たくさん作って食べきれずに残った
りして、食品の保存期間が長くなったりすると、カビが生えてきます。
食品のカビは腐敗菌とは別のものです。
カビの原因は湿度と空気との接触ですが、湿気のないところでも
生えることが有ります。
腐敗菌は低音は苦手ですが、カビは平気なので、
冷蔵庫だからといって安心はできませんよ。
でんぷん質はそれほどでもないのですが、たんぱく質のカビは、
その食品を変質させますから危険です。
缶詰にカビが生えないのは、缶の中が真空で、空気との接触がない
からです。
だからカビを防ぐには、真空パックが最善ですが、
食品をアルミ箔、油紙、セロファン、ポリエチレンなどで密封し、
空気にふれないようにすればいいわけです。
特に動物性たんぱく質、すなわち魚、肉には気をつけましょう。
血圧を時々測っていますか?
春先桜の咲くころになると10〜20ミリも下がりますよね。
何事も極端に急な変化には、対応できないのが人間なんです。
血圧って気まぐれですね。
気分より気まぐれですよね
冬に暖房のきいた暖かい部屋からトイレに入ると、50ミリ(mmHg)ぐらいすぐ
上がっちゃいますね。
だから冬場のトイレで脳卒中や心筋梗塞になる話多いですよね。
ところがこれから夏になると炎天下や蒸し暑い所から、急に冷房の効いた室内へ入ると
寒冷ストレスに見舞われて急激に血圧が上昇しますので、気を付けてくださいね。
血圧高めの人は、詳しい知識をお持ちなので、釈迦に説法ですが、
血圧の低い人でも、それなりにお気をつけてくださいね。
(功) : 風呂にはいると皮膚温は上昇し、皮膚の血管は太くなり、
浮力によって重力が減少して、血液の循環がよくなる。
(罪) : しかし その反面40〜41℃の湯に15分入ると、
100b走ったのと同じ程度のエネルギーを消費する事になって
疲れる・・・ということにもなります。
そこで注意点をあげると
一方水圧が体全体にかかるので体が縮んで、酸素吸入量が減るため、
これを補おうとして呼吸回数が増えるので、酸素の取り入れが活発になる。
その結果新陳代謝が促進されて、筋肉や脳にたまった疲労物質は、
体外に排出されることによって、疲れが取れるという訳。
カラオケの好きな小父さんと出会って、しゃべっているうちに、「先日入院して胃を
全部とってしまったのですよ」なんて言い出して、「えっ! それで・・」と話を聞いて
いる内に、それでも毎日立派に生活出来ている訳が解ってきたので、勉強してみた。
ストレスや体調の異常 → 胃潰瘍 → 潰瘍が1〜2pの小さくても胃の2/3程切り
取る → 胃の上部に潰瘍が出来れば胃を全部取る → 毎日食事をとれる →
なんでやねん?
検証してみよう。
ペプシノーゲンは分泌されると塩酸と化学反応して、タンパク質を分解する消化酵素
のペプシンに変わる。このペプシンを皿の上の肉にたらせば、たちまち白く濁って
溶け始めてしまう。
しかしストレスや体調の異常によって胃の壁が緊張し、血液の流れが悪くなり、粘液
の分泌量が少なくなったり、逆に胃液の分泌が極端に増えたりすると、胃の壁が
胃液によって溶かされ、胃の壁が傷ついてしまう。これが胃潰瘍です。
潰瘍が1〜2pの小さなものであっても、手術では胃の下の方の2/3程切り
取ってしまう。それは、胃液を分泌するのは胃の下半分位の所なので、潰瘍の部分
だけ切り取っても、潰瘍になりやすい人は、胃液の分泌が多いので、又すぐ再発
してしまうのです。
十二指腸潰瘍の場合も同じことで、潰瘍が出来たところが十二指腸であっても、
胃の下半分はやはり一諸に切り取ってしまうことになります。
手術で胃を全部切り取ってしまった人が、毎日食事をちゃんとしている。消化は
十二指腸や空腸が、胃の代わりの働きをしてすい液が胃液のピンチヒッターなの
です。しかし代役は代役で、食べ物が直接腸にはいるので、食後急に腹痛を起こ
したり、吐き気や動機、めまい、発汗、脱力感等のダンピング症候群と呼ばれる
症状が起こることがあります。
しかし手術後三ヶ月くらい経つと身体が順応して普通の人と余り変わらないくらい
回復する。ただ胃液の中の酵素がないため、ビタミンB12や鉄分を吸収できない
ので、血液を作る作用が不足すると、貧血や脱力感になる低血糖症状に悩まされる
おそれがある。そのためには消化の良いものをよくかんで、吸収力を補ったり、
少しずつ回数をかさねて食べなくてはならない。
つばと混じり合った食べ物を消化するのは胃液で、1日に分泌する胃液は1〜2g、
多い人は3gにもなる。この大量に分泌される胃液は、塩酸とペプシノーゲンと水の
3つからなっています。
このように強力な消化力をもつペプシンが、タンパク質で出来ている胃の壁を溶かさない
のは、胃には強い抵抗力をもつ粘膜におおわれていて、
そこから分泌される粘液によって保護されているからです。
胃液を分泌する働きをもつガストリンという消化管ホルモンが胃の下半分から
分泌されるので、胃液の分泌を抑える為には、胃の半分も含めて取ってしまわない
と意味がないわけで、胃の上部に潰瘍が出来た場合には、胃を全部取ってしまう
こともある。
だから胃がなくても食べられる、そして人並みに生きられる・・・ご心配なく!
最近以前より下腹が出てきたようだ。体調も良く食事の量も抑えぎみで、余りたくさん
は食べていないのにどうしてだろう? 散歩も時々、ゴルフも回数は少なくなった
ので、運動量は十分とは言えないが、このようにすぐ脂肪がたまりやすいのが
年男性に多い内蔵肥満です。
腸管や内臓の周囲に脂肪がたまって、お腹が出張って来る肥り方です。
このような内蔵脂肪は、燃焼しやすいけれども,燃焼すると代謝物質が肝臓に
運ばれ、中性脂肪やコレステロールを作ってしまうと言われています。
その為インシュリンの活動に影響を及ぼし、糖尿病の原因になったり、血流に
作用すると高血圧になり、動脈硬化につながる場合もあるということです。
私が狭心症になったのも、ちょっと太りすぎと運動不足が原因ではなかった
のだろうか。
太っていてもお相撲さんやプロレスラーのように運動量の多い人は、皮下脂肪
が多く内蔵脂肪が少ない太りかたなので、弊害の少ない肥満のようです。
だから皮下脂肪は良いが内臓脂肪はダメということですが、どうも皮下脂肪からは
善玉物質が作られ、内蔵脂肪からは悪玉物質が作られていることも判ってきた
ようです。その悪玉物質が糖尿病、心筋梗塞、高脂血症などを引き起こす元凶の
ようです。
これらの恐ろしい病気を未然に防ぐには、運動によって内蔵脂肪を燃焼させ、
悪玉物質の生産を抑える努力が必要になってきます。
皮下脂肪は、たまりにくく燃焼しにくいので、エネルギー源としては長期保存に
適しています。だから皮下脂肪をためやすい女性は、男性に比べて持久力があると
言われています。
健康管理に必要な食事、運動、休養のバランスは、良く解っていますがなかなか
うまく出来ないものです。私は、食事と休養は何とかうまく出来ていますが、
問題は運動です。可成りの運動量をコンスタントに続けなければ効果が得られま
せんので、内臓脂肪を燃焼させる運動はきついです。努力って大変なことですね。
解っていても出来ないって・・・
どうなんかなぁ・・・?
今日は雨降りです。この雨のお陰で我々滋賀県人は、豊かな水資源に恵まれた
「母なる琵琶湖」の恩恵で、当たり前のように「水」を使って育ってきました。
しかし近年暴風雨や台風での洪水被害、地震や火災での水不足、水質汚染による
生息魚類の生態系の変化、電力不足を補うためのダム建設問題、地球温暖化の
影響を受けた渇水や洪水など「水問題」が表面化して、改めて水の恩恵と大切さ
を痛感するようになり「琵琶湖」を愛おしく思えるようになってきました。
水はタダで無尽蔵に使え、安全で自由に飲めるものと、勝手に思って育ってきた
私が、それは大きな間違いであったと気づいたのは、20数年前に国内で
「・・のおいしい水」と謳ってペットボトルで売り出された時でした。その頃
国外では既に「ミネラルウオーター」として有料販売されていました。それから
以後は国内でも「水」に対する意識と関心は、急速に高まりはじめました。
琵琶湖の水質、汚染問題やブラックバスやブルーギルなどの外来種の生態系の影響問題、
ラムサール条約への追加登録、世界湖沼会議、世界水フォーラムに於ける京都議定書問題
などグローバルな見地からの水問題はテーマが大き過ぎるので今回は抜きにして・・・・・
水2リットルという量は、尿として排泄されたり、汗として体から自然に蒸発
していく水分量に匹敵するので、あながち間違いということでもないのですが、
もっと水を飲まなくちゃ・・・と特に意識しなくても、日常生活の中で食事や
お汁やお茶などで自然にそれだけの水分は取れるはずです。
ただし膀胱の中は温かく細菌が繁殖しやすい環境なので、尿が長い間膀胱内に
たまっていると、細菌が増えて膀胱炎を招きかねません。膀胱内に細菌を増やさ
ないためには、ある程度の水分を摂取して、尿の排泄を促す必要はあるでしょう。
女性の場合は、職場や人前では頻繁にトイレに立つことを躊躇するあまり、
尿意を我慢すると膀胱炎になる原因になります。女性は尿道が短いので水分の
取り方に工夫をし、一日2リットル摂るために無理して飲むのではなく、食間に
少しずつお茶を飲む程度で十分じゃないでしょうか。
今回は水の効能について寸評すると・・・
最近「水を一日2リットル飲みましょう」とか「水をたくさん飲めば、コレステロールが
減りますよ」とか聞きますが、果たしてどうなんかなぁ・・・?
また水をたくさん飲めばコレステロールが減るというものでもなく、逆に女性の
場合はあまり水分をたくさん取ると、冷えやすいという問題もあります。
膀胱炎を予防するためには、水分をたくさん取って尿の量を増やすのではなく、
尿意を我慢しないことが大切です。
だからそこまでそんなに無理して水を飲むな!琵琶湖の水がもったいない!
どうなんかなぁ・・・?
世界一の長寿国の日本は、女性では福岡県福智町の皆川ヨ子さん(114歳)、
男性では宮崎県都城市の田鍋友時さん(111歳)と、男女とも世界一の長寿の
方がおられます。でも果たして144歳まで生き延びられるでしょうか?
あなたは120歳まで生きられるかもしれない。いやもしかして144歳まで
生きられるかも知れない。
それは脊椎動物は、大人に生育するまでに費やした年月の5〜6倍は生きる
ことが出来るという説を聞いたことがある。それを人間にあてはめて計算する
為に解りやすいやすいのは、歯の成長過程でしょう。
先ず幼児時代は3歳までに乳歯が生えそろいます。そして6歳頃に
第一大臼歯が、12歳頃に第二大臼歯が生える。18歳頃に第三大臼歯(親知らず)
が出てきて、24歳頃にあごの関節が石灰化して完全な大人に生育することに
なります。
このように人間は6年周期で成長過程が形成されていて、大人に生育するのに
24年かかると言うことになります。
しかし現実には、なかなかそうは生きられない。医療技術の進歩や良い薬の
開発、衛生環境の整備、食品開発などいろいろと人間尊命の研究努力は続けられ
てはいますが、交通事故や自殺もあり、ガン、脳卒中、心臓病、各種内臓疾患
などのいろいろな病気で早く寿命を亡くしてしまっています。
いくら世界一の長寿国の日本と言えども、女性で86歳(85.49歳)、
男性で79歳(78.53歳)の平均寿命です。理論的寿命の144歳の
半分強で命を落としてしまっていることになります。平均寿命を144歳に
することは先ず不可能だろうとは思いますが、それに近づけるにはどうすれば
いいのでしょう?
ここまでの長寿国になってもまだ飽くなき努力が続けられ、144歳に
向かって延命のための研究がされています。死なないための健康志向は
永遠に続きます・・。
いやいやもうそんなに長生きしたくないという人もいるかも知れない。
しかし理論的には144歳まで生きられると言う計算が成り立つらしい。
「脊椎動物は、大人に生育するまでに費やした年月の5〜6倍は生きる
ことが出来る」という説だから、その5倍としても120年。6倍の寿命
とすれば144歳まで生きられるという計算になるということです。
果たして何歳まで延ばせることができるのでしょうか?
どうなんかなぁ・・・?
軽い認知症の人と会話していると、いたって正常な応答をしてくれますが、
時間の経過と共に「あれっ!」「へぇっ?」と思うことが時々感じることが増えてきますね。
認知症は、老人性痴呆症ともアルツハイマー型痴呆症とも言われ、まあ・・・・・一般的に言う「ボケ」のことですよね。
大阪弁の「解ってんのか?ボケ!」「知らんのか?ボケ!」「言うたろか!ボケ!」
の「ボケ」とはちょっと違いますよ。
この「ボケ」という名の「認知症」は、誰もが心配している晩年の難しい病気で、
脳内でタツノオトシゴに似た新しい記憶を蓄える海馬という所に障害を受け、
脳の中にβアミロイドが沈着したり、神経細胞に異常にリン酸化された
τ(タウ)蛋白質が増えてきたり、アポリポ蛋白E4を持っている人がかかりやすい
等と言われている。
要するに140億個以上あると言われている脳細胞が衰え、記憶、判断、行動に
不都合が生じてくるという病気です。
認知症の予防のキーワードは?
頭や手を使い脳細胞に刺激を与え「か・き・く・け・こ」に関心を持たせ、
神経回路を活性化しておかねばならない。と言うことまでは解ってきました。
何処の地域、どの街でも同じ事だとは思いますが、老人ホームや介護施設での
最も大変な対応策の一つでしょう。
我が街も我が家も我が身も例外ではなく、将来の認知症対策は一体・・・・・
どうなんかなぁ・・・?