雑感
47.ガーデニング4 − 剪定と剪定枝の利用 −
◆腰痛が治まり、園芸作業を再開する。冬場の作業に欠かせないのが果樹の剪定で、キウイフルーツの伸びて絡まったツル、不要な枝を剪定した。
 また、大木となったコニファーも適期の3月には少々早いがバッサリと刈り込んだ。

◆剪定を終え、木々は、スッキリしたが、いつも悩まされるのが剪定枝の処理。
 @燃えるゴミの日に出す。
 A市の焼却場に持ち込む。
 B畑で燃やす。
 C細かく切って土壌改良材や堆肥として利用(畑に戻す)。
 Dガーデンアクセサリーなどに使う。 

◆@は、税金で処理してもらうので気が引ける。Bは、野焼き禁止で原則許されない。Cは、チップにする機械が無いので量が多いと手間が掛かかるし、Dは、利用できるものと量が限られる。
 できれば「ゼロ・エミッション(廃棄をゼロ)として、有効に利用できることが理想。とりあえず、今回の剪定枝は、畑の隅に山のように積んでいる。
 
◆コニファーの剪定枝を丸めて作った「小鳥の餌台」の柚子に、多くの小鳥が訪れていた。(2011,1,23)
48.節分 − 福を招く 巻き寿司 −
◆節分といえば、「鬼は外、福はうち」の「豆まき」。
 そして、その日の夕食は、「巻き寿司(恵方巻き)」の丸かぶりをする習慣となっている。
 「節分の夜に巻き寿司を恵方(2011年は、南南東の方位)に向かって、黙って丸かぶりする」と願い事が叶うと言われている。また、商売繁盛や無病息災を願って、七福神に因んで「かんぴょう、きゅうり、椎茸、だし巻」などの7種類の具(福)を海苔で巻き込み、縁を切らないために丸かぶりするという説もある。

◆とはいうものの、今日は、まだ2月2日。一晩早いが我が家の節分となった。
 巻き寿司は、我が家流で、食卓テーブルの中心に具材が置かれ、家族それぞれが好きな具材を入れて「手巻き寿司」を楽しんだ。いつもの一口サイズの手巻き寿司とちがって太巻きは難しい。黙って丸かぶりするというより、出来具合でワイワイと賑やかな団らんメニューとなった。

◆この習慣、バレンタインデーのチョコレートと同じように、関西の海苔業界の仕掛けもあるかもしれないが、季節の食文化を楽しんだ。望み叶うといいな。(2011,2,2)
49.八幡堀 − 土木学会デザイン賞 −
◆「八幡堀」に通りかかった。白壁土蔵が堀の水面に陰を落としている。
 観光客で賑わう「八幡堀」 は、安土桃山時代に豊臣秀次が築いた運河。
 でも40年ほど前は、ホテイアオイが茂り、ごみ・ヘドロなどが堆積する「どぶ川」で、埋め立て計画が持ち上がっていた。
 しかし、地域住民の復元保存の思いと地道な清掃活動で、今では美しい景観を取り戻し、近江八幡を代表する観光スポットとなっている。

◆この「八幡堀」 の修景と保全活動が今月、「土木学会デザイン賞2010」の「特別賞」に選ばれた。市民の1人として嬉しい受賞である。

◆来月12、13日には、八幡堀周辺で、湖国に春の訪れを告げる奇祭「左義長まつり」が行われる。「マッセ、マッセ、チョイヤレ!」(2011,2,12)
八幡堀の四季にリンク
50.バレンタインデー − 手作りチョコ −
◆今年もバレンタインデーの季節がやってきた。スーパーや百貨店のバレンタイン特設売り場は、若い女性でごった返している。
 
◆家でも連日、娘達がキッチンを占領し、友達に渡すチョコやクッキー、自分へのご褒美のマイチョコ、マイケーキなどを大量に作っている。板チョコを溶かし、ビスケットを細かく割ったり、ケーキ生地を焼いたり・・と、この3連休は、「お菓子屋さん」状態。
 スーパーの買い物袋いっぱいの板チョコを見て、「日本のチョコレートの年間消費量の約2割がバレンタインデー需要である」ということを実感した。

◆最近、女の子同士の友チョコが多いようであるが、日本のバレンタインデーは、女性から男性に告白できる日としてチョコレートを渡す。
 でも、世界的には、男性から女性に花をプレゼントする習慣があることから、花き業界が今年から男性から女性にお花をプレゼントする日とした「フラワーバレンタイン」キャンペーンを行った。恥ずかしがりやの日本人男性の行動にどこまで結びつくか。
 個人的には、花のある生活、街づくり実現のため、チョコレート業界に負けないよう年間を通して、どんどん仕掛けてほしい。(2011,2,13)
51.ガーデニング5 − サザンカの花 近所迷惑? −
◆11月から咲いているサザンカが満開。
風の強い日には、花びらが沢山落ち、近所さんの庭先を散らかしている格好。

◆我が家では、犬やネコは飼っていないが、近所迷惑が想定できることは、なんといっても生け垣と果樹。
 生け垣のベニカナメは、生育旺盛で剪定が欠かせないし、サザンカも落花とケムシが心配。柿の木も落果と落葉で、風の強い翌日の掃除が欠かせない。

◆自分にとって楽しいガーデニングでも、回りの人には、不愉快に思われているかもしれない。
 きっちり管理しなければ・・・(2011,3,6)
52.東日本大震災 − 被災された皆様にお見舞い申し上げます −
◆2011年3月11日14時46分、東北地方太平洋沖(牡鹿半島の東南東、約130km付近)で国内観測史上最大のM8.8の地震が発生した。宮城、岩手県をはじめ、広範囲に太平洋に面する町、内陸部までが大津波などにより甚大な被害。また、福島の原発でも建屋の壁が崩壊し、危機管理において予断を許さない状況。

◆被災現地への立ち入りや情報が制限される中、多数の人の安否がわからない状況であるが、時々刻々と被害は拡大しており、尊い人命、死亡者は、1000人を超えるとのこと。

◆1995年の「阪神淡路大震災」(M7.3)の約180倍という、想像を絶する巨大地震。テレビで大津波が人や町を飲み込んでいく姿には、いたたまれない。被害された皆様に心からお見舞い申し上げます。

◆被災地での余震が早く終了し、そして、人命を優先して、1日も早い避難者や被災地域の復旧と復興を願う。(2011,3,12)
(追記) 気象庁は13日、地震のエネルギー規模をM8・8から9・0に修正した。
     このエネルギーは、阪神大震災の約1,000倍である。
53.東日本大震災2 − 自分に何ができるだろうか −
◆今日も仕事を終え、当たり前のように家族が待つ我が家に帰って夕食をとる。何でも無い当たり前と思っていたことが幸せに感じ、東北地方の被災地のことを思うと気が重い。
 未曾有の大災害、信じられない現実の中で、遠く離れた滋賀から被災された方に何ができるだろうか。

◆震災から4日目の夜となった。自衛隊、自治体(消防)などによる被災地での人命救助や災害復旧活動。自治体、企業などからは、被災地への食料、毛布などの物資が提供されているが、被害規模が大きいだけに多数の安否不明者の確認や孤立している被災地等への支援等が難航しているようである。ただただその活動が上手くいくことを祈るばかり。

◆世界の多数の国からも救助支援が入りかけた。義援金募金も団体や企業で始まった。
 一方、地震の影響で東京電力、東北電力の供給地域に節電と「計画停電」が開始された。
 この難局は、国民の理解と協力で乗り切るしかない。さすがに今晩は、エアコンのスイッチを入れる気にはなれない。(2011,3,14)
54.東日本大震災3 − 復興・東日本 −
◆東日本大震災発生から12日。被災地で亡くなられた方は9,400人を超え、行方が分からない人も日々増加し、15,000人以上おられるという悲惨な状況が続いている。
 また、建物被害も全壊・半壊・流失が約2万3000戸。避難者は、未だに26万人に及ぶ。一方で原子力発電事故による影響も深刻となっている。

◆被災地において大勢の人の命と健康、生活基盤が奪われたが、被災地に遠く離れ、親戚・知り合いなど関係者が少ない関西の方でも皆、被災地のことを思い、1日も早い復興を願っている。そういう思いから、関東での節電行動だけでなく、全国の各地で行事、イベントが自粛ムードとなっている。

◆自粛の行き過ぎは、日本の経済などの活力をなくしてしまい、復興を遅らせるともいわれている。
 兼ねてから準備してきた我が家のGW期間中の「オープンガーデン」(趣味)ですら、被災地を思うと開催していいものか、心境は、複雑である。 (2011,3,23)
55.東日本大震災4 − あれから1月 −
◆東日本大震災から今日で1か月。職場でも地震が発生した午後2時46分に黙とうをささげ、震災の犠牲者を悼んだ。
 死者・行方不明者は約2万7000人で、いまだに15万人近くが避難生活を強いられている。
 また、原子力発電事故による緊急事態での地域住民の避難、農産物の出荷制限、そして、生活や経済活動に大打撃を与えた節電などで、さらに復興への道のりを遠くしている。

◆この1月、歓送迎会や花見なども自粛となり、原子力発電事故による農作物などの風評被害も発生し、日本全体の経済活動などが萎縮。逆に被災地から頑張るエネルギーをもらっている気分である。
 過度の自粛や科学的根拠のない風評に惑わされることなく、いままでどおり、むしろ頑張る東北被災地域の産物を買い支え、1日も早い復興に期待したい。

◆そう考えると、選抜高校野球大会で勇気と希望を与えた創志学園 野山主将による選手宣誓は、本当にすばらしかった。

「宣誓。私たちは16年前、阪神・淡路大震災の年に生まれました。今、東日本大震災で、多くの尊い命が奪われ、私たちの心は悲しみでいっぱいです。被災地では、全ての方々が一丸となり、仲間とともに頑張っておられます。人は仲間に支えられることで、大きな困難を乗り越えることができると信じています。私たちに、今、できること。それはこの大会を精いっぱい元気を出して戦うことです。「がんばろう!日本」。生かされている命に感謝し、全身全霊で、正々堂々とプレーすることを誓います。」

◆今、国民は、それぞれにできること、すべきことを考え、「節度」を持った行動が試される時である。(2011,4,11)
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